2020年12月16日
by 玉川窯業株式会社 |
公開:2020.12.16 18:10 更新:2021.10.04 16:23
「DIYでタイルを使おう!」
そう思ってホームセンターやネットショップでタイルを探すと、「シート張り」というものが売っていたりします。
「タイルショップたまがわ」でも「表紙張り」と「裏ネット張り」という2種類のシート張りタイルを扱っています。
「色や形だけでなく、バラ石だったりシート張りだったり、どれを買ったら良いかわからない!」なんてことありませんか?
そこで今回は、
・「シート張り」って何なのか、
・「表紙張り」と「裏ネット張り」の違い、
・使用する際のメリット・デメリット
を簡単に書いていきたいと思います。
タイルを一個一個綺麗に並べようとすると時間がとてもかかります。
小さな小物ぐらいならば大丈夫だけど、壁やテーブルなどある程度面積があるものに張りたい時には途方もない作業になることでしょう。
納期が決まっている業者の方や、忙しい合間でDIYをされる方には難しいかもしれません。
そこで登場するのが「シート張り」タイルです。
「シート張り」タイルは、タイルや目地の隙間を均等に、綺麗に並べてありますので、
広い面積を張るのに最適なんです。
「タイルショップたまがわ」で売っている2種類のシート張りタイル。
その違いは、ざっくり言えば玄人向けか初心者向けかということです。
表紙張りはタイル業界や施工業者にとって、一般的なシート張りです。
タイル張りに慣れた方なら、シート張りタイルと聞けばこちらを想像されると思います。
タイルの表面に、水で溶けるノリを使って紙を貼ってあります。
タイルの柄が見えない状態で施工するため、初心者向けではありません。
「裏ネット張り」は、表紙張りでの施工に不安がある方の為に作られたものです。
タイルが見える状態で施工できる為、タイルの状態をその都度確認する事ができます。
ざっくりと違いをご紹介しましたが、実際に使用する際には違いがあるのでしょうか。
それぞれのメリット・デメリットを知ると気をつける点などがわかると思います。
モルタル、接着剤どちらでも施工ができる。
施工時にタイルが乱れない。
コーナーの内側に張ることに適している。(タイルの表側が固定されている為)
欠品が少ない。(一般的で業者が手馴れている為)
価格が安め。
表面が見えない為、その都度の確認が出来ない。
タイルを仮置きしてイメージしづらい。
モルタルや接着剤が固まった後、紙を剥がす工程が必要。
表面にノリが残る時がある。
施工時にその都度確認が出来る。
シートを並べただけで完成イメージをつかめる。
コーナーの外側に張ることに適している。(タイルの裏側が固定されている為)
表紙張りの様に紙を剥がす工程がない分楽にできる。
綿ネットが水溶性の接着剤により伸びる為、タイルが乱れやすい。
モルタル施工だとタイルが取れやすい。
欠品しやすい。(シート加工が難しい為)
価格が高め。
いかがでしょうか?
ちなみに、コーナーはについては下の写真の様になります。
以上、ネット張りについてでした。
タイルで施工する際のお役に立てるとうれしいです。
提供元︓⽟川窯業株式会社
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