2021年03月22日
by 株式会社髙儀 |
公開:2021.03.22 11:40 更新:2021.10.04 16:23
美味しい野菜づくりは土づくりから。
菜園作業を行っているよく耳にする言葉です。
土づくり。菜園作業で一番面倒で大変な作業かもしれません。
でもこの土づくりをしっかり理解して行うことで野菜の味、収穫量が変わってきます。
それぞれの特長をおさえ美味しい野菜を目指しましょう。
石灰は土壌酸度を改良する効果があります。
日本は雨が多いため、大半の地域で土壌酸度が酸性に傾きがちです。
アルカリ分の多い石灰をまき、適正な土壌酸度(pH)になるように調整しましょう。
石灰は土壌酸度を改良する効果があります。
日本は雨が多いため、大半の地域で土壌酸度が酸性に傾きがちです。
アルカリ分の多い石灰をまき、適正な土壌酸度(pH)になるように調整しましょう。
石灰の種類には
●苦土石灰・・・土壌酸度調整と同時に、野菜の成長に欠かせない苦土(マグネシウム)も補給できるのが特長の石灰
●消石灰・・・アルカリ性が強く、即効性がある石灰。酸度を大きく変えたいときに便利
などがあります。
ご自身の菜園スペースに合わせて選びましょう。
また、石灰には粉タイプと粒タイプがあり、粒のほうが風に舞いにくく、使いやすいです。
目安として、土壌酸度pHを1.0上げるためには、苦土石灰が一平方メートルあたり200g必要と言われています。
堆肥とは鶏ふんや牛ふんなどの家畜のふんや落ち葉や木の皮などの有機物を、微生物の力で分解・発酵させて作る土壌改良のための資材のことをいいます。
肥料とは違い、野菜に栄養を与えるものではないですが、土をフカフカにする効果があります。
土がカチカチに固まっていると、野菜の根が張れなかったり、水分や空気がうまく供給されずに野菜が元気に育つことができません。
土に堆肥を混ぜフカフカの土にしましょう。
堆肥の種類は大きく分けて「植物質堆肥」と「動物質堆肥」があります。
植物質堆肥とはその名の通り植物からつくられる堆肥のことで、バーク堆肥やもみ殻堆肥などがあります。
肥料成分が多く含まれているというよりは、フカフカの土を作ってくれる微生物を増やす環境作りをする土壌改良効果が高いものになります。
動物質堆肥とは土をフカフカにする働きの他に、野菜の成長に必要な栄養分も多少含んでおり、肥料としての働きも期待できるもので、牛ふん堆肥や鶏ふん堆肥などがあります。
未熟な堆肥は悪臭や病害虫が発生したりするため完熟したものを使用しましょう。
野菜の栄養、肥料です。
肥料は野菜の成長には欠かせないものです。
無機物を原料とする「化学肥料」と有機質由来の「有機質肥料」があります。
また、化成肥料には野菜が成長するうえで特に重要な「チッ素」「リン酸」「カリ」の三要素の1つだけを含む「単肥」と2つ以上をブレンドした「複合肥料」があります。
提供元:畑サイクル
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