2021年03月10日
by アース・ペット株式会社 |
公開:2021.03.10 09:00 更新:2021.10.04 16:23
「いつも朝の散歩の後はペロリとご飯を食べていたのに、冬になったらあまりご飯を食べなくなった」「冬はフードをあまり食べないから、置き餌になっている」。猫ちゃん、ワンちゃん両方の飼い主様から聞くこの悩みには、様々な原因があります。ここでは、原因別の対処法をご紹介します。
食欲が落ちていて、全体的に元気がなく体調が悪そうな場合は、かかりつけの動物病院に相談をしてください。食欲は落ちているけれど、動きがいつもと変わらず、目も澄んでいる場合は、
「体調はいいけど食欲がわかない」状態です。このような場合、原因は主に3つ考えられます。
犬は猫と異なり、暑さにとても弱く、寒さには比較的強い動物です。従って、冬、犬の運動量が落ちるのは、飼い主様に原因があることが多いです。
朝、あまりに寒いので散歩を早めに切り上げていませんか? また、春や秋は週1回、月1回で行っていたドッグランから、足が遠のいていませんか?
犬は運動量に合わせて食事する子が多いのであまり気にすることはありませんが、心配なら、散歩量やドッグランで走らせる回数を春先並みにしてみてください。これで改善する場合がほとんどです。
雪深い地方などの場合は、無理に運動をさせる必要はありません。散歩中、犬がもっと歩きたいようなら歩かせてあげましょう。また、肉球保護のため犬用の靴を履かせると、雪の中でも安心して散歩ができます。
暖房の暖かい空気は、下にたまります。ワンちゃんは人の足元で生活していることが多いので、足下が暑くなりすぎていないか確認して下さい。電機絨毯などを敷いている場合は、フローリングの部分も少し残しておいてあげると、暑いときに犬が自分の判断でおなかを冷やせるので好ましいです。
犬は比較的寒さに強いですが、氷点下になる地方の場合やシニア・ドッグの場合、短毛犬種やヘアレスの犬種の場合は、犬だけでお留守番をさせるときは室温が15℃を切らないように調整してあげてください。
犬は人と暮らしてきた歴史が長く、人の食べ残しを分け与えてもらっていたので、猫と比べると「人がくれた物」をちゃんと食べる傾向があります。
とはいえ、トイ・プードルやチワワなどの「トイ犬種」を中心に、食事の選り好みをする子は多いです。
犬の場合、元気なら食事量の低下をあまり気にすることはないのですが、心配なようならドライフードから嗜好性が比較的高いウェットフードに切り替えてみてください。
ウェットフードは栄養価が高く、カロリーが低い製品が多いので、全面的に切り替えるのであれば摂取カロリーをさほど気にする必要はありません。乾燥しがちな冬の飲水量も調整できます。
ウェットフードを与える前にレンジで10秒くらいチンして人肌程度に温めてから与えるのもオススメです。ヤケドを防ぐため、与える前に必ず飼い主様の指でかき混ぜて、熱くなりすぎていないか確認をしてください。
ドライフードとウェットフード、半々で与えるのもオススメです。この方法で与える場合はカロリーの取り過ぎによる肥満が心配なので、量りで計量し、カロリーを計算しながら与えるようにしてください。
食欲が落ちた犬用の栄養補給ペーストも市販されています。嗜好性が高いので、飼い主様の指に塗ったり、フードにトッピングしたりして与えるといいでしょう。
提供元:アース・ペット株式会社
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