2021年01月31日
by 株式会社 UYEKI |
公開:2021.01.31 14:10 更新:2021.11.17 09:52
寒さや天候不順が続くとなかなか大変な冬のお洗濯。少しの工夫で汚れ落ちも乾き方も格段に変わるのです!
寒さ厳しい今日この頃、夏物より厚手の冬の洗濯物はなかなか乾かない...朝干して夕方取り込もうとしても乾いていないこともしばしば。こんな悩みを少しの工夫で解決してしまいましょう。
まずは「汚れ落とし」のコツです。冬のお洗濯には「ぬるま湯」を使うのがおすすめです。一般的な洗剤酵素は30~40℃のぬるま湯で最も効き目が高いため、水温が低すぎる時は給湯器やヤカンのお湯などでさし湯をすると良いです。
お風呂の残り湯は、汚れ落ちが良く、エコで、水道代も節約になるといいことずくめ。しかし、かなり汚れた残り湯だと、洗剤酵素がお湯の汚れにも働こうとしてしまい洗濯物の汚れへの効果が落ちる心配もあるため、あまり汚れていない「キレイめのぬるま湯」であることがポイントです。ひどい汚れは最初に固形せっけんなどで落としておくことも、汚れ落ち時間短縮のコツです。
ただし、ニットなどはお湯で洗うと繊維が縮み、型崩れする可能性があります。そのような素材は水でのつけおき洗いが安心です。低温の水で濡らした状態でできるだけ動かさないようにするのが、繊細な素材を洗う時のコツです。
※ただし、入浴剤を使った残り湯は使わないでください。
次は脱水のコツです。脱水時間をいつもより長めにずらして設定する、脱水後に洗濯物を振る、軽く乾燥機をかけるなどすると、より水気が落ちて乾きやすくなります。
また、お洗濯時間をずらして、夜にするのも効率よく洗濯物を乾かすコツです。夜にお洗濯すれば、夜のうちに仮干しをすることができます。例えば換気扇を回した浴室や、除湿機をかけた脱衣所、暖房などで暖まった部屋などで室内干しをしておき、翌日の日中に室外で本干しするのです。
また干し方でも「ずらす」工夫でより乾きやすくなります。「タオルは端をずらして重なり部分をできる限り少なくする」「厚手のものや長い丈のものは、薄手のもの、短い丈のものと交互にし、高さをずらす。」「バスタオルやシーツ、テーブルクロスは、さおに対角線上にかけて、三角の角の部分を下に垂らし、さらにそれをずらす」といった干し方です。
つまり、ずらすことによって空気に触れる面積を増やすことによって、風通しがよくなり速く乾くのです。
同様に、「靴下は1箇所で留めるのではなく、ゴム口を広げた状態にして2箇所以上で留める」「ズボン、スカートは裏返しにし、筒状に広げて干す」「フードや袖は垂らさず隣にハンガーをかけそちらに留める」なども、布同士を重ならないようにすることで、風通しが良くなり、早く乾く工夫なのです。
室内で部屋干しをする際、窓枠やカーテンレールにハンガーを掛けて窓際に干していませんか? 実は寒い時期の窓際は、窓を閉め切っていることがほとんどのため風通しが悪く、干す場所としてあまり適してはいません。特に日の当らない窓、夜のうちに干すのならなおさらです。
冬場の部屋干しは天井近くに干す位置をずらした、「高干し」をするのがおすすめです。エアコンなどで温められた室内の空気は上に流れるため、洗濯物が乾きやすいのです。また干した洗濯物の下に、新聞紙を敷いておくと、湿気を吸い取りやすくなります。
このように、簡単にできる方法を重ねて採り入れることで、寒い季節のお洗濯がとてもラクになります。ちょっとの工夫で冬のお洗濯名人を目指しましょう!
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