2021年10月08日

割れてしまったスポイラーの補修

by 武蔵ホルト株式会社

公開:2021.10.08 09:10 更新:2021.12.24 15:04

キズ部分(表、裏両面)に、シリコーンリムーバーをスプレーしきれいなタオルなどで拭き取ります。キズのささくれや盛り上がりなどをカッターナイフで削り落としましょう。

パテの接着力を高めるためキズとその周囲約3cm程度の範囲を水はつけずに100番の耐水サンドペーパーで塗装をはがすように研磨していきましょう。

水分をよく拭き取りシリコーンリムーバーをスプレーして汚れ、油分などを取り除き、きれいなタオルなどで拭き取りましょう。

スポイラーの裏(割れた所)をグラスファイバー(ガラス繊維)を使って補修します。補修箇所の大きさに合わせて、グラスファイバーをカットしておきます。

FRP補修キットのレジン又は超強力接着剤を補修箇所に塗っていきましょう。すぐにグラスファイバーをのせヘラでよく圧着して、よくしみ込ませましょう。

※グラスファイバーは、2枚の貼り重ねで充分強度が出ます。(キズや割れの状況によります)

レジンとパウダーを混ぜて作ったパテをヘラに取り、キズを埋め込むように成形していきましょう。薄く、ゆっくりキズにパテを押し込むように完全にキズが隠れるまで塗り重ねましょう。

100番の耐水サンドペーパーに水をつけながら丁寧に研磨しましょう。補修部分との段差がなくなるように、320、600、1000番の順で水をつけながら研磨し表面を整えましょう。

研磨によってできた細かいキズの補修や表面を整えるために「ひっかき傷を直すパテ」を薄く塗り込んでいきましょう。

パテが固まったら320、600、1000番の耐水サンドペーパーで水をつけながら丁寧に研磨し周囲との段差をなくしましょう。

スプレーの飛び散り、吹き始めのタレを防ぐためにダンボールなどでキズの大きさに合わせたあて紙を作りましょう。キズ部分よりも一回り大きめにFRPプライマーを薄く2~3回、10分間隔でスプレーし30分程度乾燥させましょう。

キズがほとんど目立たない。FRP補修キット、カーペイントによるスポイラー補修の完成。

提供元:武蔵ホルト株式会社

http://www.holts.co.jp/

新着記事