2021年03月01日
by 株式会社コロナ |
公開:2021.03.01 00:00 更新:2021.10.04 16:23
長期間使用しない場合は、お手入れを行ってください。お手入れを行うことで、来シーズンも安全にお使いいただけます。
ご紹介する石油ストーブのしまい方はお手持ちの取扱説明書に記載がございますので、合わせてご覧ください。
> こちらから型式を入力して、取扱説明書を入手できます。
https://www.corona.co.jp/support/download/manual/index.html
点検・手入れは、消火後ストーブが十分冷えてから、行ってください。
石油ファンヒーターのしまい方はこちら
https://www.corona.co.jp/support/productsupport/FH2020.html
準備するもの
・ポリタンク
・給油ポンプやスポイト
・厚手のゴム手袋
※けがをするおそれがあるので、厚手のものを使用してください
・古紙や新聞紙
・プラスドライバー
・(必要に応じて)灯油を入れる深さのある容器
対震自動消火装置がセットされている状態で「スピード消火ボタン」を押し、しん調節つまみが「スピード消火位置」に戻ることを確認してください。
■対震自動消火装置のセット方法
しん調節つまみを右(点火位置)方向にゆっくり止まるまでまわすと自動的にセットされます。
1.給油タンクを取り出し、ガードを開いて燃焼筒をはずす。
2.しん調節つまみを手前に引っ張って抜き、前板中央の止めねじ1本をはずす。
3.枠の下部(左右と後面)の止めねじ4本をはずす。
※枠上部のねじははずさないでください。
※止めねじが側面のみの機種もあります。
4.枠を前方に45°傾け、前板が引っ掛からないよう注意して持ち上げ、はずしてください。
給油サイン金具を押し下げながら、オイルピンをはずしてください。
※オイルピンを取り出すとき、灯油が垂れやすいので新聞紙を敷くなど、注意して行ってください。
・水、ごみなどを残したまま保管すると、さびや穴あきの原因となります。
・固定タンクの底にたまったごみや水、灯油はティッシュなどでふき取ってください。
※ふき取った後はティッシュなどを固定タンクの中に残さないでください。
灯油の処分方法については、灯油をお買い求めになった販売店にご相談ください。
オイルピンをもとどおりピンがまっすぐ上を向くように、確実に下まで押し込んで取り付けてください。
しんの手入れ(から焼き)を行うことで、固くなっているしんに熱がとおり、カーボンやタールなどの不純物を除去するクリーニング効果が期待できます。
〈から焼き前〉
〈から焼き後〉
〈から焼きの手順〉
1.空の給油タンクをセットする
2.点火操作をする
3.そのまま灯油がなくなって、火力が小さくなるまで放置し、消火するまで燃焼させる
※から焼き中は、風の当たらない屋内で行ってください。ストーブに風があたると、赤火が出たり、異常燃焼や火災の原因となり危険です。
※から焼き中はにおいがしますので、十分に換気をしてください。
【次のようなときは新しいしんと交換してください】
・しんの手入れを行ってもカーボンやタールがとれず、効果がないとき
・しんが水を含んでしまい、しんの上下操作が重くなったとき
・しんの上部が摩耗して、うすくなったり短くなったり、凹凸になっているとき
しんの交換は、お買い求めの販売店へ依頼されることをおすすめします。
【ご注意】不完全な修理、調整は危険ですので、部品の交換、調整が必要な場合には、お買い求めの販売店または、修理資格者〔一般財団法人 日本石油燃焼機器保守協会でおこなう技術管理講習会修了者(石油機器技術管理士)など〕のいる販売店にご相談ください。
包装箱に入れて、湿気のない場所に水平に保管してください。また、逆さにしたり、傾けたり、横倒しの状態では絶対に保管しないでください。
※来シーズンにお使いになるときは、対震自動消火装置の作動を2、3回くりかえし、しんが最後まで下がることを確かめてください。
使い始めの注意点はこちら
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