2020年12月15日
by セメダイン株式会社 |
公開:2020.12.15 15:40 更新:2021.10.04 16:23
まず最初に、全ての接着剤は液状です。
この液状物が、乾いて固まると、私たちは「くっついた」と言います。
はり合わせた後に、待ちきれなくて「乾いたかな?固まったかな?」と確認しますね。
まだ乾いてなければ、固まっていなければ、「あぁ、まだくっついてないや」と思うわけです。
要するに、「固まった=くっついた」なわけです。
では、なぜ最初から固まってないんでしょう?
私たちはくっつけたいわけですから、それが固まっていることとイコールならば、初めから固まっていた方が良いはずです。
わざわざ固まるまでの待ち時間がもったいない。
逆に言うと、最初は液状であることの必要性って何でしょう?という話です。
答えは、「塗れないから」。
くっつけたいモノの、くっつけたい所に「塗れる」ことが非常に重要なんですね。
モノ側からすると「表面が濡れる」ことがとても大事なんです。
接着剤がモノの表面によく馴染むことが重要で、塗るというのは「よく馴染ませる」作業だということです。
これが第一の接着剤共通ポイント。
このために最初っから固まっていちゃダメなんですね。
提供元:セメダイン株式会社
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