2021年02月24日
by マスプロ電工株式会社 |
公開:2021.02.24 15:40 更新:2021.10.04 16:23
臨場感あふれる映像美を楽しめる「新4K8K衛星放送」。
今回は4K・8Kについて知っておきたい知識をQ&A形式でご紹介します。
A.
2K(フルハイビジョン)放送は、従来からある地上デジタル放送※、ケーブルテレビ、BS・110℃Sデジタル 放送(右旋円偏波)や124/128℃S(スカパー! プレミアムサービス)放送です。
それに比べ、4K放送は2Kの4倍、8K放送は2Kの16倍の画素数がある放送です。
A.
右旋や左旋は、円偏波と呼ばれる電波の進み方を表します。
偏波を右旋・左旋と分けることで同じ周波数でも2倍に増やして活用できます。
従来から使用されている右旋円偏波(BS放送・スカパー!放送)に加え、今後、新たに左旋円偏波を活用した4K8K放送が運用予定です。
A.
対応している周波数帯域が違います。
4K8K放送対応機器は、BS・110°CS左旋円偏波で使用される 2224~3224MHzまでの帯域に対応しています。
A.
従来のBS・110°CSアンテナでは、4K8K放送をすべては受信できません。
すべての4K8K放送を視聴するためには、「4K8K放送対応BS・110°アンテナ」と「4K(8K)衛星放送に対応したテレビ チューナー」が必要です。
また、現在の受信設備(ブースター、分配器、テレビ端子など)を4K8K放送(3224MHz)対応の機器に交換する必要があります。
A.
「従来のBS・110°CS放送」と「4K8K放送※」の両方を同時に受信することができます。
※スカパー!プレミアムサービスは受信できません。
4K8K放送対応BS・110°CSアンテナは、従来のBS・110°CSから送られてくる 右旋円偏波信号と将来放送される予定の左旋円偏波の信号を同時に受信し、2つの信号を1032~3224MHzの周波数帯に変換しています。 それにより、従来のような同軸ケーブル1本での伝送と分配器の使用が可能です。
A.
4K8Kマークのついている機器は4K8K対応の製品に換える必要があります。
A.
LCT5は、BS・110°CS放送による4K8K放送を測定できます。
従来のレベルチェッカーでは、測定帯域が異なるため測定できません。
A.
S4CFB、S5CFBが4K8K放送(3224MHz)に対応しています。
A.
SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)とは、BS ・110°CS右左旋放送受信帯域に対応した機器のうち、一般社団法人電子情報技術産業協会で審査・登録され、 一定以上の性能を有するスーパーハイビジョン衛星放送受信に適した衛星アンテナ、受信システム機器に付与されるシンボルマークで、その性能を証明するものです。 対象機器には、BS ・110°CS放送受信アンテナならびに、ブースター(増幅器)、分配器、壁面端子、混合器・分波器、直列ユニットがあります。
<SHマーク登録機器は使って安心>
遮へい性能が低い機器は、機器からの電波漏洩により他の無線サービスヘ影響を与え通信速度の低下等を発生させます。
また、他の無線機器等から影響を受け、4K8K放送に 受信障害等が発生します。このため、SHマーク登録制度運営規定では、電波漏洩に関する規格を規定しており(BS・110°CS右左旋偏波受信アンテナは除く)、その規格は、法制化された基準値より厳しい値です。SHマーク登録機器は、ケーブルとの接続部分がコネクタタイプとなっており、機器本体も金属ケースを採用していますので、電波の漏洩を遮へいする性能だけでなく、外部からの不要 な電波の飛び込みを遮へいする性能にも優れています。
A.
HSマーク(ハイシールドマーク)は、一般社団法人 電子情報技術産業協会で審査・登録され、衛星テレビジョン放送の中間周波数帯域において、一定以上の遮へい性能を有する機器に付与されるシンボルマークです。
A.
衛星放送ホーム受信アンテナとホーム受信システム機器があります。
A.
現在、地上デジタル放送による4K8K放送サービスの具体的な計画はありません。(JEITAより)
提供元:マスプロ電工株式会社
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