2021年06月02日

〈クルマDIY情報〉純正オプション風 フロントグリルラインイルミネーションの取り付け方法

by エーモン工業株式会社

公開:2021.06.02 21:10 更新:2021.11.02 15:46

様々な車種の純正オプションで採用されているフロントグリルイルミネーション。
フロントフェイスの形状を問わず、車に強いアクセントを置くことができる人気のLEDカスタマイズです。
エーモンのフロントグリルラインイルミなら車のグリル形状を選ばず、好きな場所に自分だけのオリジナリティあふれるエクステリアイルミネーションを実現する事ができます。

夜間走行時に純正風のイルミネーションを彷彿とさせるインパクトの強いLEDカスタマイズをご紹介。

※車種・取り付け方によって使用個数・サイズなどは異なります。

純正オプション風のフロントグリルラインイルミは付属のラインモールをフロントグリル部分に取り付ける必要があります。

ラインモールは耐久性・柔軟性に優れ、フロントグリルやバンパーに沿わせやすい構造となっています。

まず、ラインモールを取り付ける場所を確認して下さい。

曲線の変化が激しい箇所へはラインモールが追従しない為、取り付けは行わないでください。

貼り付け箇所が鋭角になっている場合もラインモールが追従しない為、取り付けは行わないで下さい。

ラインモールを光らせる為、モール両端にラインLEDを取り付けます。

ラインLEDの取り付けスペースは2cm必要な為、ラインモールの取り付け箇所にスペースを確保して下さい。

LEDの電源はスモールランプON時に流れる電源(イルミ電源)と接続します。

電源を取り出すスモールランプ配線を確認します。

ITEM No.2894 防水ワンタッチコネクター(割り込み分岐用)で電源を取り出す為、配線の太さを確認しておきます。

※対応コード0.2sq

水のかからない箇所であれば、

ITEM No.1147 配線コネクター(※対応コード0.2sq)

もしくは、

ITEM No.2827 異線径配線コネクター(※対応コード0.5〜0.85sq)が使用できます。

スモールランプON時に流れるの電源を確認する為に検電テスターを使用します。

検電テスターのクリップをクルマの金属部分にはさみボディーアースします。

スモールランプを『OFF』の状態で、検電テスターの針をスモールランプのカプラーにあてます。

スモールランプを『ON』の状態で検電テスターが光る配線がイルミ電源(スモールランプON連動の電源)となります。

マスキングテープでラインモールを仮留めして、取り付ける箇所を決めます。

ラインモールの取り付け箇所・長さが決まれば、長さがあまったラインモールをハサミでカットします。

ラインモールの両端はラインLEDを取り付けする為、2cm程余裕を持たせて下さい。

カットできれば、仮止めしたラインモールを外します。

ラインモールは導光部と保護被覆の特殊樹脂2層構造になっています。

均一発光させる為に、ラインモールの導光部を保護被覆から3mm出す必要があります。

ラインモールの保護被覆だけをキレイに取り除ける付属のカッティングガイドを準備して下さい。

カッティングガイドにはラインモールの保護被覆にキレイに切り込みを入れられるよう、ラインモールの形状に合わせて4箇所の差し込み口があります

ラインモールの向きを確認し、カッティングガイドにセットします。

カッターナイフの刃を溝に押し当ててカッティングガイドと平行に引き、ラインモールに切り込みを入れます。

ラインモールの向きを変え、残りの3箇所も同様に切り込みを入れていきます。

ラインモールの切り込みを入れた箇所にカッターナイフの刃を当て、軽く転がします。

ラインモールの保護被覆を指先で取り除きます。

ラインモールの端(カットした箇所)から約3cmの位置のリケイ紙に、カッターナイフで切り目を入れます。

※ラインモールを傷つけないように注意してください

ラインモールを取り付ける際は、切り目を入れた箇所のリケイ紙(約3cm)を剥がさずに、残りのリケイ紙側から取り付けていきます。

パーツクリーナー等を使用しLEDを取り付ける部分の汚れ・油分・水分を取り除き、LEDがしっかり貼り付け出来るようにします。

※両面テープを張る部分に汚れが付着したままモールを取り付けると、粘着性が弱くなるおそれがあります。

リケイ紙を徐々に剥がしていきながら、ラインモールをしっかりと圧着し取り付けます。

これでラインモールの取り付けが完了です。

ラインLEDの配線をフロントグリルの隙間などからエンジンルーム内へ引き込みます。

反対側のラインLEDの配線も同様に、エンジンルーム内に引き込みます。

ラインモールのリケイ紙を残した部分を持ち上げます。

ラインモール先端の導光部がラインLEDの発光部に当たるように差し込みます。

ラインモールとラインLEDのリケイ紙を剥がし固定します。

反対側も同様に固定すればラインLEDの取り付けは完了です。

電圧変換ユニットとラインLEDを接続します。

電圧変換ユニットから4本出ている配線はラインLEDと接続、電圧変換ユニットから2本出ている配線は電源側と接続します。

【黄色線】ラインLED①(プラス)

【黄/黒色線】ラインLED①(マイナス)

【白色線】ラインLED②(プラス)

【白/黒色線】ラインLED②(マイナス)へ接続します。

【赤色線】スモールランプ(プラス)

【黒色線】スモールランプ(マイナス)へ接続します。

電圧変換ユニットの黄色線(プラス)とラインLED①の黒/白色線(プラス)を、付属の防水ワンタッチコネクター(接続用)を使用し接続します。

同様にマイナスも接続します。

※電圧変換ユニットの黄/黒色線をラインLED①の黒色線に接続してください。

もう片方のラインLEDも同様に接続します。

電圧変換ユニットの白色線(プラス)を

ラインLED②の黒/白色線(プラス)へ

電圧変換ユニットの白/黒色線(マイナス)を

ラインLED②の黒色線(マイナス)へ接続してください。

電圧変換ユニットの赤色線と防水ミニ管ヒューズホルダーを、防水ワンタッチコネクター(接続用)を使用し接続します。

防水ミニ管ヒューズホルダーを接続した電源変換ユニットのプラス配線と、スモールランプのプラス配線をプライヤーを使用し、防水ワンタッチコネクター(割り込み分岐)で接続します。

LEDのマイナス配線も同様にスモールランプマイナス配線に、防水ワンタッチコネクター(割り込み分岐用)で接続します。

接続した配線を配線バンドなどを使用し、まとめます。

スモールランプをONにして点灯を確認します。

これで純正オプション風フロントグリルラインイルミネーションの完成です。

提供元:エーモン工業株式会社

https://www.amon.jp/

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