カメ・ザリガニの豆知識

やってみよう!

カメを観察しよう

①亀は自分の体温を調節できません。

どうやって自分の体温を温めるのだろう？

②カメの背中、甲羅は何カ所に分かれているのだろう？

③足のつめは何本あるのかな？

飼育に必要なもの

・飼育ケース

・砂利・大きめの陸になる石・島

・カメのエサ・新鮮な小魚・煮干し・ミミズ

・カメ専用オートヒーター・スポットライト

飼育セットの仕方

・水温が35℃以上になるとカメの健康に良くありません。水を取り替えてください。

・水深はカメの甲羅の2～3倍程度にしてください。

注意すること

・カメの体に合った容器を選んでください。

・カメの甲羅を指で押しブヨブヨした感じの時は、カルシウム・日光浴不足です。（直射日光を当てる場合は半分日陰をつくります。）

・目が膨れていたり、白い膜が張っていたり、開いていない時は、ビタミン・日光浴不足の可能性があります。

・子亀（銭亀）はエサを食べ出すまで、エサをやわらかくしたり、イトミミズやミミズ・ミルワーム・魚の身をピンセットに挟んで与えて餌付けします。

カメの育て方

冬眠させない時 日光浴をさせるために陸の代わりになる石を入れてください。

①エサを与える量はカメの頭の約1.5倍くらいを目安にし、食べ残しは取り去ります。寒くなると冬眠するためエサの量は少し減らしてください。（親亀は2～3日に1回、子亀は1日1回エサを与えます。）

②カメは自分の体温を調節できません（変温動物）。日光に当てて体を温めてあげてください。（冬場の室内ではスポットライトで体を温めてあげます。）食べたものを消化吸収しカルシウムをつくり出す原動力となります。

③カメは陸上よりも水中で多くエサを食べます。（容器にエサ台などをつくるのも良いでしょう。）

④夏場の水替えは毎日行います。春・秋は2～3日に1回程度が良いでしょう。

⑤亀は気温が15℃以下になると活動しなくなり、11月～3月ごろまで冬眠します。土を少し湿らせて容器いっぱいまで入れ、その上に落ち葉などを2～3cm入れてやります（昆虫マットでも良い）。本体とふたの間に小さい穴を開けたビニールを挟んで湿気が逃げないようにし、直射日光を避け、庭の日陰（0～10℃）に置きます。（凍らない場所に置いておくこと。）

⑥冬場、家の中で冬眠させない時は、亀専用オートヒーター（サーモ不要）を使用して水温を20℃くらいにします。窓越しに日光を当てるのも良いでしょう。

冬眠させる時 土を湿らせて入れるか昆虫マットを使用します。

亀の種類と特徴

イシガメ

日本産ヌマガメ類。小魚・カエル・エビ・ミミズ・昆虫・水草などを食べます。銭亀はこの亀の子どもの時の呼び名です。

クサガメ

日本産・中国産ヌマガメ類。エサはイシガメと同じです。イシガメよりも人になれやすい亀です。首に黄色の斑点があります。

ザリガニを観察しよう

①卵はどこに産み付けるのかな？

②卵は何日でかえるのかな？

③かえった子どもはどんな色？

④どんな泳ぎ方をするのかな？

⑤親になるまで何回脱皮するのかな？

飼育に必要なもの

・プラケース（中・大）

・砂利・石

・ザリガニ専用のエサ・煮干し・スルメ

・塩ビパイプ・植木鉢など

飼育セットの仕方

・体が隠れるようなものを入れてください。

・下に砂利石を敷き、水を10cmくらい入れてください。

ザリガニの育て方

①大きめのプラケースに水を浅く張り、水草や砂利を入れます。（ろ過器やエアーポンプはいりません。）

②エサは専用のエサのほかに、煮干し・スルメ・ごはん粒・ミミズなどを、食べ残しで水が汚れない程度に毎日与えましょう。（与え過ぎると水を悪くしてしまいます。）

③水替えは、夏は毎日、春秋は2～3日おきに、冬は月に1回くらいで良いでしょう（直射日光の当たらないところが良い）。冬に氷が張っても生きています。水をいっぱいに張って飼育することもできます。

ザリガニの繁殖

①秋にはお腹に卵を抱えたメスを、別の容器に入れて飼います。水を凍らせないように注意しましょう。

②春先に親の形と同じ子供が卵からかえります。親はすぐに別の容器に入れて飼育してください。

③エサは親と同じものを与え、水を汚さないようにしてください。

【ワンポイントアドバイス】オス・メスの見分け方

提供元：DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/