2021年03月02日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.03.02 00:00 更新:2021.10.04 16:23
ベルジアン・シェパードドッグ・グローネンダールのサイズ、性格、必要とされる運動量などの特徴、起源など、詳細データを解説いたします。
※FCI(国際畜犬連盟)やJKC(ジャパンケネルクラブ)のデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は目安です。あらかじめご了承ください。
世界的に見ると、ベルジアン・シェパードの中でもグローネンダールが最もポピュラーです。漆黒の長く艶のある被毛は、美しさを維持するためにも毎日のブラッシングが必要です。抜け毛を除去するためのピンブラシと艶出し用に獣毛ブラシを用意しましょう。
■旅行・移動に対応する適応力:高め
■留守に対する適応力:高め
■子どもに対する適応力:高め
愛情深くて繊細な感情の持ち主で、注意深く、賢く鋭い犬種です。厳しすぎるトレーニングはかえって逆効果になります。神経質で気が荒く、攻撃的になりやすい気質も隠されているので、上手にコミュニケーションを取りながら育てないと、攻撃性の強い咬み癖のある問題犬にもなりかねません。幼いころから社会性を養いながら育てる必要があります。
運動能力の高い犬種ですが、本人は、それほど活発に動き回ることはなく、飼い主の側が一番気に入っています。それでも健康を維持するためにも、毎日、それなりの運動はこなさなくてはなりません。60分程度の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回は行いたいものです。ストレス発散のためにも、なるべく長い時間、散歩を行いましょう。
■原産国:ベルギー
■犬種分類:牧羊・牧畜犬
■色・模様:ブラック
■毛質・毛の長さ:ロングコート(長毛)
■抜け毛:多め
■サイズ:中型~大型
■目安となる体高・体重
体高:雄(オス)平均62cm・雌(メス)平均58cmが理想で下限2cm、上限4cmまで、体重:雄(オス)約25~30kg・雌(メス)約20~25kg
■一日に必要な散歩量:多め
■活発度:中程度
ほとんど問題はありませんが、いくつかの例を挙げるとしたら、股関節形成異常とアレルギー性皮膚炎、癲癇と眼疾患です。股関節形成異常の大きな原因は肥満です。必要運動量が膨大な犬種ですから、食事と運動量のバランスをとらなければ、すぐに体重に反映されます。歩行に異常がみられたら、すぐに動物病院で検査を受けること、そして毎日の散歩・運動が必要です。
グローネンダールを繁殖していたブリーダーがオーナーのレストランの名前にちなんだグローネンダールは、4つのタイプがあるベルジアン・シェパードのひとつです。FCI(世界畜犬連盟)やUKC(ユナイテッド・ケンネル・クラブ)、JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)では4タイプのベルジアン・シェパードを1犬種として認識しています。AKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)ではグローネンダール、マリノア、タービュレンは別犬種として公認していますが、残りのラケノアは未だ未公認です。
頭部の輪郭は丸みを帯びず、直線的です。ストップはほどよく、マズルは中くらいの長さで、先に向かって徐々に細くなるくさび型です。目は中くらいの大きさで、わずかにアーモンド型です。色は褐色で、ダーク(暗色)であるほど好ましいとされます。耳はどちらかというと小さく、三角形です。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトですが、上下の切歯の端と端がきっちりと咬み合うピンサーズ・バイトも許容されます。
胴体は体高、体長がほぼ等しく、背と腰のトップラインはほぼまっすぐです。尾は先端は少なくとも飛節の位置に達し、休息時には垂れていますが、活動時には上に掲げられ、水平線を越えることはありません。前肢は前から見ると両前脚は平行です。後肢は力強いですが、重々しくありません。
提供元:ネスレ日本株式会社
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