〈獣医師アドバイス〉<br>十分な量の飲み水を<br><br>ミニチュアシュナウザーは、下部尿路疾患になりやすい犬種だと言われています。十分な飲み水を用意し、しっかり水分補給できているのかチェックしましょう。
ペットフードの選び方
●ミニチュアシュナウザーの健康をサポートするフード選び
ミニチュアシュナウザーは下部尿路に気をつけてあげたい犬種です。毎日のケアで愛犬の状態をチェックし、尿が濃くならないよう十分な飲み水を用意するとともに、結石の原因となるミネラルの量とバランスに気を付けた食事にするなどの工夫も大切です。食事は毎日決まった時間、決まった場所で、必要な量だけ与えましょう。
■食事の量
ドッグフード記載の給与量を目安に、愛犬の運動量などを考慮して量を加減しましょう。原則は腹八分目。与えた量を犬が一気にたいらげ、もう少し食べたそうな様子を見せるくらいが適量です。
■ポイント
一定の時間が過ぎたら、たとえ食べ残しがあっても器は片づけましょう。
■タイミング
成犬ならば1日2~3回、朝晩が目安です。
■適量の見分け方
翌日の便で確認します。取り上げた時に下に少し跡が残るくらいの軟らかさが目安。便が軟らかすぎるなら与えすぎ、ポロポロと固まるなら量不足と考えられます。
与え方
●与えてはいけない食べ物はどんなもの?
■たまねぎ・ねぎ・ニンニクなど
下痢や嘔吐の原因に。さらに、貧血、黄疸のもとに。
■タコ、イカ、きのこ類、ナッツ類
消化不良を起こしがち。
■チョコレート
けいれんや嘔吐の原因に。
●おやつはあげていいの?
しつけや訓練のご褒美におやつとして与えるなら効果的です。また、歯磨き効果のあるおやつもありますが、与える場合は1日のカロリーの10%以内にしましょう。
●季節ごとの注意点
春
食欲旺盛になる季節。与えすぎは消化不良のもと。カロリーは控えめにして十分な運動を。
梅雨
食べ物が傷みやすいので、食中毒に注意。食べ残しはすぐに片づけましょう。
夏
暑くて運動不足になりがちな季節なので、カロリーは控えめにしておきましょう。また、夏はとくに食事が傷みやすいので10~15分くらいで食べなければ下げるようにします。
秋
夏に消耗した体力を取り戻し、冬に備えて抵抗力をつけるとき。カロリーを多めにとれるように、夏よりも多めに食事を与えるように心がけましょう。
ただし食欲が出てきたからといっても与えすぎには注意が必要です。
冬
体温を保持するため、食事の量を増やしてカロリーを十分にとれるようにしましょう。
獣医師アドバイス
◆食事のミネラルの量とバランスにも気を付けて<br><br>ミニチュアシュナウザーは、下部尿路疾患になりやすい犬種だと言われています。十分な飲み水を用意し、しっかり水を飲んでいるのかチェックしましょう。また、毎日の食事で尿路結石の原因となるミネラルの量とバランスにも気を付けましょう。<br><br>ドッグフード購入の際には、パッケージに「総合栄養食」の表示があるものを。ドライフードの場合、風味や鮮度を考えて、開封後1カ月程度で食べきれる大きさのパッケージを選ぶとよいでしょう。また、酸化しやすい物なので保管する際は密閉容器を使用したり吸湿剤を利用しての保存が望ましいです。
提供元:マース ジャパン リミテッド