2021年04月06日

〈栄養学の基礎知識〉炭水化物について

by デビフペット株式会社

公開:2021.04.06 15:00 更新:2021.10.04 16:23

ペットフードに含まれる栄養学について学びましょう!

炭水化物とは?

炭水化物とは、炭素と水素が結びついて出来ている物質の総称で、主に腸で消化吸収されると血液内でブドウ糖(グルコース)になるものを指します。ブドウ糖はおもに体の中でエネルギーとなります。特に脳や神経はブドウ糖が唯一のエネルギー源となるため、絶対に欠かすことのできない栄養です。また、一部のブドウ糖は体を作る原料となることもあります。

炭水化物は「糖類」「でんぷん」「食物繊維」に分けることができる

炭水化物は消化される前の分子の大きさやつながり方から「糖類」「でんぷん」「食物繊維」の3つに分けることができます。

●糖類

炭水化物の中でも比較的小さな分子のもので、砂糖の成分であるショ糖、果物に多く含まれる果糖、牛乳などに含まれる乳糖などのことを指します。

●でんぷん

糖類が多数つながったもので、すい臓からの消化液によって分解されて、ブドウ糖として体内に取り込まれます。

●食物繊維

植物に多く含まれており、基本的に犬や猫は消化によって分解・吸収することができません。そういう意味では栄養源にはなりませんが、便通を整えたり、善玉菌を増やしたりする働きがあるため、適量を摂取することは腸の健康に役立っています。

炭水化物含有量が多い食べ物

炭水化物は、次のような甘いものや植物を原料とする食べ物に多く含まれます。

● 糖質:砂糖・シロップ など

● 穀類:米・小麦(パン・クッキー・麺類)・とうもろこし など

● 豆・ナッツ類:大豆・小豆・グリーンピース・ピーナッツ・栗 など

● 野菜・根菜類:じゃがいも・さつまいも・かぼちゃ など

● 果物:りんご・もも・バナナ・ドライフルーツ など

提供元:デビフペット株式会社

https://www.dbfpet.co.jp/

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