2021年01月22日

カメラの防水・防塵基礎知識

by 株式会社キャロットシステムズ

公開:2021.01.22 16:10 更新:2021.10.04 16:23

屋外に設置したいけどカメラの防水はどの程度?

機種によって防水タイプとそうでないタイプがあります。

電子機器の防水・防塵能力を示す保護等級として「IP規格」というものがあり、IP規格の数値によって防水・防塵の規格が段階別に分かれています。

IP表示には二つの数字がついており[左側はチリ・ホコリ][右側は水]に対する耐性を段階別に表しています。 カメラを設置予定の場所で防水・防塵性能が必要な場合はIP表示の見方を参考にお選び下さい。

AlterPlusの防犯カメラは、IEC規格と同程度の検査項目を独自に検証した「相当表示」となっております。

IP表示の見方

個体に対する保護

1.直径50mmをを超える固形物体に対する保護

2.直径12.5mmを超える固形物体に対する保護

3.直径2.5mmを超える固形物体に対する保護

4.直径1.0mm 以上の固形物体に対する保護

5.粉塵が内部に侵入することを防止する

6.防塵 (塵挨に対する完全な保護)

水の侵入に対する保護

1.垂直に落下する水滴に対する保護

2.15°傾斜した時に垂直からの水滴に対する保護

3.60°の降雨に対する保護

4.任意の方向からの散水に対する保護

5.いかなる方向からの水の直接噴流に対する保護

6.任意の方向からの水の強い噴流に対する保護

7.一時的に水中に浸漬しても有害な影響が生じない

8.加圧条件下での長時間の水没に対する保護

保護等級(IP規格)とは?

IP規格とは、IEC規格(IEC60529)で定められている異物と水の浸入に対する保護等級です。

表記が無い場合、または数字が「0」の場合は無保護になり、表記が「X」の場合は、未測定となります。

※IP66以上のカメラであっても設置場所の気候や気圧の変化によって、水分が浸入することがあります。

提供元:株式会社キャロットシステムズ

https://www.carrotsys.co.jp/

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