2021年01月14日
by マース ジャパン リミテッド |
公開:2021.01.14 18:00 更新:2021.10.04 16:23
〈獣医師アドバイス〉
アレルギーに配慮して
フレンチブルドッグは、アレルギーによる皮膚の炎症が多い犬種と言われています。食べさせる食事には、十分に気を付けましょう。
フレンチブルドッグは皮膚の炎症に気をつけてあげたい犬種です。アレルギーから皮膚の炎症が起こることもあります。毎日のケアで愛犬の状態をチェックするとともに、低アレルギー性のタンパク質を使用した食事にするなどの工夫も大切です。食事は毎日決まった時間、決まった場所で、必要な量だけ与えましょう。
■食事の量
ドッグフード記載の給与量を目安に、愛犬の運動量などを考慮して量を加減しましょう。原則は腹八分目。与えた量を犬が一気にたいらげ、もう少し食べたそうな様子を見せるくらいが適量です。
■ポイント
一定の時間が過ぎたら、たとえ食べ残しがあっても器は片づけましょう。
■タイミング
成犬ならば1日2~3回、朝晩が目安です。
■適量の見分け方
翌日の便で確認します。取り上げた時に下に少し跡が残るくらいの軟らかさが目安。便が軟らかすぎるなら与えすぎ、ポロポロと固まるなら量不足と考えられます。
■たまねぎ・ねぎ・ニンニクなど
下痢や嘔吐の原因に。さらに、貧血、黄疸のもとに。
■タコ、イカ、きのこ類、ナッツ類
消化不良を起こしがち。
■チョコレート
けいれんや嘔吐の原因に。
しつけや訓練のご褒美におやつとして与えるなら効果的です。また、歯磨き効果のあるおやつもありますが、与える場合は1日のカロリーの10%以内にしましょう。
春
食欲旺盛になる季節。与えすぎは消化不良のもと。カロリーは控えめにして十分な運動を。
梅雨
食べ物が傷みやすいので、食中毒に注意。食べ残しはすぐに片づけましょう。
夏
暑くて運動不足になりがちな季節なので、カロリーは控えめにしておきましょう。また、夏はとくに食事が傷みやすいので10~15分くらいで食べなければ下げるようにします。
秋
夏に消耗した体力を取り戻し、冬に備えて抵抗力をつけるとき。カロリーを多めにとれるように、夏よりも多めに食事を与えるように心がけましょう。
ただし食欲が出てきたからといっても与えすぎには注意が必要です。
冬
体温を保持するため、食事の量を増やしてカロリーを十分にとれるようにしましょう。
提供元:マース ジャパン リミテッド
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