2021年10月02日

〈クルマDIY情報〉ヒューズBOXからの電源取り出し方法 (エンジンルーム)

by エーモン工業株式会社

公開:2021.10.02 21:10 更新:2022.01.04 08:23

ヒューズボックスには様々な電源が集まっています。
ヒューズ電源を使えば、取り出したい電気が流れている純正のヒューズと差し替えるだけでカンタンに電源が取り出せます。
ヒューズには平型・ミニ平型・低背と三種類の形状があります。
形状とA(アンペア)数を合わせてヒューズ電源を選びましょう。
ヒューズ電源を使ったヒューズBOXからの電源取り出し方法をご紹介します。

まずはヒューズボックスの位置を調べます。

ヒューズの位置は車の取扱説明書に記述されているので確認して下さい。

エンジンルームのヒューズBOXは防水対策の為にカバーが装着されています。

電源を取り出した際にカバーが戻らない恐れがある場合はヒューズBOXからの電源取り出しは避けて下さい。

ヒューズBOXのカバーの裏側には、各種電装品に対するヒューズが記載されています。

常時電源・ACC電源・IG電源など、使用する(連動させる)電源を探す参考になります。

電源を確認する為に検電テスターを使用します。

検電テスターのクリップをクルマの金属部分に挟みボディアースします。

検電テスターの針をヒューズの頭部分の端にあるくぼみ(端子部分)にあてます。

・エンジンOFFの状態で光るヒューズが常時電源

・アクセサリーONでアクセサリー電源

・エンジンONでイグニッション電源

・スモールランプONでイルミ電源

上記の状態で検電テスターが光るヒューズが各電源となります。

調べたヒューズをラジオペンチで引き抜きます。

ヒューズBOXのヒューズを抜いた場所は、ヒューズが接続されていた端子が両端にあります。

どちらかが電気が流れてきている電源側端子なので検電テスターで確認します。

検電テスターが反応する端子が電源側端子になります。

車のヒューズ形状・取り出す電源のA(アンペア)数に合わせたヒューズ電源を用意します。

※写真は10Aの低背ヒューズ電源

ヒューズには【平型】【ミニ平型】【低背】と形状があります。

必ず純正ヒューズの形状に合わせたヒューズ電源を使用してください。

※写真右:純正ヒューズ(低背)

※写真左:ヒューズ電源(低背)

ヒューズのA(アンペア)数も必ず取り出す電源の純正ヒューズのA(アンペア)数に合わせたヒューズ電源を使用してください。

※写真右:純正ヒューズ(10A)

※写真左:ヒューズ電源(10A)

ヒューズ電源の電源側コードが、ヒューズBOXの電源側端子になるように差し込みます。

ヒューズBOXのカバーを戻し電源の取り出しは完了です。

提供元:エーモン工業株式会社

https://www.amon.jp/

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