2021年04月06日
by デビフペット株式会社 |
公開:2021.04.06 12:00 更新:2021.10.04 16:23
ペットフードに含まれる栄養学について学びましょう!
水は一見、何の栄養もなく栄養素じゃないと思われる方も多いかもしれません。しかし、動物の体の半分以上は水でできています。成犬で約70%、子犬では70~80%が水であり、体を構成するものという意味では水は最も重要な栄養素だといえるでしょう。また、水は他の栄養素が体内で移動したり化学反応をするときや、体温の調節、呼吸をして酸素を体内に取り込むときなどにも欠かせないものです。 もし、病気で体から水分がなくなって脱水状態になってしまったら、だいたい15~20%の損失で死んでしまうでしょう。
動物が一日に必要な水分量の計算にはいくつか方法があります。
・体重㎏の0.75乗×132ml
しかし、実際には水分はフードの中にも含まれているため、上記の数値はあくまで目安にすぎません。缶のフードでは約80%が水分であり、ドライフードにも約10%ほど含まれているため、缶のフードを食べている動物はほとんど水を飲まない、ということもあります。
水分摂取量はフードの種類だけでなく、温度や湿度、生活環境、動物の年齢、健康状態などによっても左右されます。もしも急激に飲水量が増加、もしくは減少の状態が見られるときはなんらかの病気が疑われます。なるべく早く動物病院に相談してみたほうがいいでしょう。
ペットの健康状態を見るために水分摂取量を調べたいならば、
1:水のみ場を一箇所に限定し、
2:容器に毎回計量した水を入れ、
3:一日の終わりに残っている水の量を測って、一日の摂取量を計算し、
4:それを続けることによって飲水量の変化を見ていく
ようにするとよいでしょう。
提供元:デビフペット株式会社
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