2021年01月16日
by エーモン工業株式会社 |
公開:2021.01.16 20:40 更新:2021.11.02 09:32
電工ペンチ1本で、端子のかしめや圧着から、配線コードを切断したり、被覆をむいたりすることができます。
配線コード同士をつなぐ場合は、専用のこの工具で、端子と配線コードをつなぐことにより抜けにくくなり、より安全な接続が可能になります。
電工ペンチを自由に扱えるようになると、クルマいじりの幅がますます広がります。
※ギボシ端子のように大小のツメで配線コードをホールドする端子の加工(かしめ)には、必ず電工ペンチを使ってください。 ラジオペンチやプライヤーではかしめができませんのでご注意ください。
No.1168圧着接続端子の圧着方法です。
この端子は、ギボシ端子のようにオスメスはなく、脱着の必要のない箇所の結線に最適です。
使用する長さに切断したコードの先端から、前もって収縮チューブを入れておく。
(結線後に被せるため)
電工ペンチのWIRE STRIPPER部分(0.5)を使用してコード(0.5sq)の先端の被覆を取り芯線を出します。
被覆を取って出てきた芯線を軽くねじって束ねます。
ねじって束ねた芯線を端子に差し込みます。
目安は端子の真ん中にあるくぼみのあたりに届くくらいです。
電工ペンチの圧着用0.5の箇所で圧着する。
(圧着用は、かしめ用とは逆サイドになります)
端子とコードを引っ張り、抜けないか確認する。
※この時しっかりと圧着されていないと抜けてしまいます。実装時にここが抜けると、芯線が車体金属部分などと接触してショートする恐れがありますので、この確認作業は重要です。
結線したいコードをこの端子の反対側にここまでの同じ手順で圧着する
両側の配線が圧着接続できたら、前もって通しておいた収縮チューブをかぶせる。
チューブの中心に端子が来るように位置決めし、ずれないよう注意しながら、ドライヤーなどで収縮チューブを温めて収縮させます。
これで圧着接続端子での結線は完成です。
提供元:エーモン工業株式会社
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