2021年01月11日

【商品】ホッチキス物語 ホッチキスの仕組み

by マックス株式会社

公開:2021.01.11 09:00 更新:2021.10.04 16:23

ホッチキスは最もポピュラーな文房具のひとつです。
けれどもホッチキスはなぜとじられるのか、疑問をお持ちの方もきっと多いと思います。
そこでここではホッチキスの仕組みについてご説明しましょう。

1. ホッチキスの仕組み

まずホッチキスの部品をご紹介します。

次に、手順です。

マガジンに装填された針はバネの力によって前方に押し出され、先頭の針はドライバ(針を押し下げる金属板)によって紙に打ち込まれます。

針の先端は紙を通過しながらクリンチャ(曲げ台)にあたり、溝に沿って曲げられます。最後に、曲げられた針が紙に触れると、とじ込みは完了です。

本体のクリンチャの溝は、針が内側に曲がりやすいように曲面になっています。

(外側に曲がるタイプHD-35もあります)また、クリンチャの溝には焼き入れを施し、金属の表面を硬くすることで溝のキズ摩耗を防いで、いつまでも針がスムーズに曲がるようにしています。

2.針にも工夫が!

針はクリンチャの溝に沿って曲がりやすいように、断面は縦と横の寸法を3対5に決めています。

これは、平たい方に曲がりやすく、厚い方に曲がりにくい原理を使っています。

また、マックスでは紙をとじるのに適した先端形状を維持するために、独自の設備で万全の品質管理のもとに針を製造しています。

針の座屈・ルーズの原因となる「芯ずれ(線芯が左右どちらかにずれてしまうこと)」を防止しながら最適な角度で先端を尖らせることで、軽い力で紙の中をまっすぐ突き進めるようにもしているのです。

提供元:マックス株式会社

https://www.max-ltd.co.jp/

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