2021年11月08日

キャンプで活躍するウォータージャグはどれ?目的別におすすめタイプを紹介!

by DCM 編集部

公開:2021.11.08 04:00 更新:2021.12.08 13:58

みなさんはキャンプで使用する「ウォータージャグ」というものを知っていますか?

ウォータージャグとは、水を入れる容器のことで、取っ手が付いているという特徴があります。

キャンプでは水を利用する頻度が多いですよね。

「キャンプにウォータージャグは必要なの?」

「わざわざウォータージャグを買わなくても、水筒でいいんじゃない?」

と思うかたもいるかもしれません。しかし、水道がテントから離れている場合は、水を運ぶだけでも一苦労。

水が必要な際に、ウォータージャグがあれば炊事場までわざわざ水を汲みに行く必要がありません。

この記事では、ウォータージャグがキャンプのどのようなときに役立つかを、必要になるシーンを考えながら紹介していきます。

キャンプでウォータージャグはいつ使う?

普段から私たちは、何気なく水を使用しています。そのことを自覚していないかたも多く、キャンプという慣れない場所で初めて「水道がない」ということに不便さを感じることもあるでしょう。

ところが、キャンプ場では水道まで距離がある場合も多く「気軽に水が使えない」ということがあります。

キャンプでどれくらいの水を使うのか、キャンプへ出発する前には目安を立てておきましょう。

飲み水

最も重要といえる水の使い方として、飲み水があります。

キャンプでテントの設営や屋外活動をすることで、思いのほか汗をかくでしょう。普段より多めの水分補給が必要となるので、少し多めに飲み水を用意しておくとよいです。

調理用

キャンプの醍醐味ともいえる料理。定番のバーベキューもよいですが、ビーフシチューやカレーなどの「煮込み料理」、お味噌汁やコーンスープなどの「汁物」が加わるだけで、一気に豪華な食事になります。

しかし、料理の途中で水がなくなることも考えられます。料理が焦げたり未完成のままになることは、避けたいですよね。調理工程で必要な水の量を事前に調べておき、あらかじめ用意しておくとよいでしょう。

物を洗う

意外と見落としがちなのが、料理で野菜を洗ったり、お皿やカトラリーを洗ったりするときの水です。

口に入るものなので食材は清潔に洗いたいですよね。さらに、食後の食器類は汚れを落としてから持ち帰りたく、物を洗うための水があると便利です。

手(体)を洗う

屋外でのキャンプでは、何かと手が汚れます。手を洗う頻度は、意外と多く、近くにウォータージャグがあれば便利です。

また、雨が降ったあとのキャンプ場は地面がぬかるんでいることがあり、足元が汚れやすくなっています。そんな際も、ウォータージャグに清潔な水が入っていれば汚れを落とすのに役立つでしょう。

さらに、夏場は汗をかきやすく「べたついた身体を冷たい水で洗いたい」といった際もウォータージャグがあれば困りません。

ウォータージャグの種類・特徴

キャンプで、ウォータージャグが活躍するシーンを想像できたと思います。ですが、ウォータージャグにはどのような種類があるのか知っていますか?

ウォータージャグには大きく分けて2種類あります。それぞれの特徴を知っておくことで、購入する際に困らないでしょう。

ハードタイプ

ハードタイプのウォータージャグは、ステンレス製やプラスチック樹脂製、ガラス製などがあります。硬い素材でできているため、頑丈で安定感があるのです。

なかには保温機能がついているものもあり、夏は冷たい水、冬は温かい水を入れることができます。

さらに、上蓋が開くタイプには、クーラーボックスとして使用できるものもあります。

ハードタイプは重量があるものが多いので、車で移動するときはよいのですが、歩く距離が長い場合などは荷物に感じることもあるでしょう。

ソフトタイプ

ソフトタイプのウォータージャグは、折り畳めたり縮めたりできるタイプが多いです。素材も軽く、コンパクトに収納できるので持ち運びやすい利点があります。

ただし、底が柔らかく安定感がないことも。また、素材が薄いため、強い衝撃を加えると、穴が開いてしまうことがあるので取り扱いには注意が必要です。

その他の種類・特徴

ハードタイプ・ソフトタイプのウォータージャグの他にも、より細かい特徴があるので、いくつか紹介します。

【容量】

ウォータージャグの水の容量には、3リットル程度の少量のものから20リットル程度の大容量のものまで幅広くあります。

【運びやすさ】

ウォータージャグには取っ手がついています。さらに、ベルト付きで肩にかけられるようなものや、車輪付きのものもあり、持ち運びやすさが選べます。

【蛇口】

蛇口付きのウォータージャグは、家庭で水道をひねるような感覚で使用できます。

【キャンプ別】ウォータージャグの選び方

まだウォータージャグを持っていないかたは、ウォータージャグの種類と特徴を理解したうえで、キャンプの内容に合った商品を選びたいですよね。

キャンプ別にウォータージャグを選ぶポイントを知って、最適なウォータージャグを見つけましょう。

自分らしく過ごす「ソロキャンプ」

ソロキャンプには、ソフトタイプのウォータージャグがおすすめです。軽くて持ち運びやすく、使わない時は小さく折りたためるので場所もとりません。

また、ソロキャンプでは、水の量も少なくて済みます。ウォータージャグの中でも小さめな容量5リットルほどで足りるでしょう。

初心者ソロキャンパーは、ソフトタイプの小さめウォータージャグのラインナップから選んでみてはいかがでしょうか。

家族や友人と「少人数キャンプ」

少人数のキャンプでは、ソフトタイプかハードタイプか悩みどころです。2つのタイプの特徴をキャンプ内容に当てはめながら決めるとよいでしょう。

ウォータージャグの容量を選ぶときには、キャンプの滞在時間に加えて、料理をするかどうかを基準にしてみてください。

ソフトタイプよりハードタイプのほうが容量が多いものが揃っているので、多めの水を使うときにはハードタイプをおすすめします。

少人数であれば、5〜10リットルの容量を目安にしてください。

仲間と盛り上がる「大人数キャンプ」

大人数のキャンプには、ハードタイプのウォータージャグがよいでしょう。それぞれが自由に水を使えるように、多めの水があると安心です。

ハードタイプの中でも容量が大きめなウォータージャグをおすすめします。大人数では、10リットル程度の容量があると安心です。

料理で使用するなら、それ以上の容量を選んでもよいですし、ウォータージャグと併せてペットボトル飲料水を持参してもよいかもしれません。

まとめ

キャンプでウォータージャグがあれば、水をいつでも使用できることがご理解いただけたでしょう。

季節やキャンプに参加する人数によって、日帰りか一泊なのかによって、水の使い方は異なります。

とくに夏場は、熱中症にもなりかねないので、ウォータージャグを活用し、水分補給をすすんで行う必要があります。

ウォータージャグを賢く利用して、キャンプの水対策を考えられるといいですね。

新着記事