2021年04月26日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.04.26 12:00 更新:2021.10.04 16:23
トイプードルはアクティブで健康的な犬種ですが、遺伝など先天的な疾患がいくつか存在します。その中でも、特に気をつけたい病気を紹介します。日頃から健康管理を徹底し、異常があればすぐに獣医師に相談するようにしましょう。
プードルは目の病気にかかりやすい犬種です。特に涙によって目の周りの毛が変色する涙やけを起こしやすいです。涙が多く出る病気は流涙症と呼ばれ、さまざまな原因がありますが、結膜炎や角膜炎といった目の炎症が影響していることもあります。また、白内障や緑内障にかかって視力が低下したり、失明に至るケースもあります。初期の白内障や緑内障は飼い主が気づきにくいケースもありますが、少しでも目に異変を感じたら動物病院に連れていくようにしましょう。定期的に健康診断で目の検査をしておくことも大切です。
膝のお皿の骨(膝蓋骨)が、正常な位置からずれたり外れたりする病気です。形成異常がある先天的なケースと、転落や打撲などの強い衝撃で誘発される後天的なケースがあります。3本足で歩いたり、スキップのような状態だったり、足を引きずるような歩き方をしていたら要注意。発見が遅れると足が曲がってしまうこともあるので、早期発見・早期治療に努めましょう。治療の際には脱臼した膝蓋骨を元に戻す処置が必要となります。予防するには、できる限り足に負担をかけないこと。床は絨毯を敷くなどして滑りにくくし、階段の上り下りやジャンプを頻繁にさせない、肥満にさせないことなどが有効です。
てんかんとは脳の病気で、先天的もしくは腫瘍や脳炎などの後天的な原因で発症します。体が硬直し、吐いたり、泡をふいたり、ブルブルと震え出したらてんかんの発作かもしれません。突然倒れたり、ひっくり返ってしまうこともあります。発作が治まった後は、何事もなかったように平常に戻ることが多いですが、一度でも発作を起こしたなら、必ず動物病院に連れて行くようにしましょう。抗てんかん薬を投与することで病状をコントロールできる場合があります。
提供元:ネスレ日本株式会社
https://nestle.jp/brand/purina/
※2021年1月時点掲載内容
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