2021年07月21日
by 株式会社髙儀 |
公開:2021.07.21 11:10 更新:2021.10.04 16:23
野菜にはそれぞれ好みの土壌酸度(pH)があります。
植え付けをする前に土壌酸度の計測を行い、それぞれ最適なpHに改良しましょう。
土壌酸度とは土が酸性かアルカリ性かを示す指標で、pHの単位で表します。
pH7.0が中性でそれ以下が酸性、それ以上がアルカリ性です。
多くの野菜は弱酸性の土で育ちます。
【pH5.0~6.0】
じゃがいもなど
【pH5.5~6.0】
とうもろこし・スイカ・さつまいもなど
【pH6.0~6.5】
トマト・なす・きゅうり・かぼちゃ・いちご・ピーマン・だいこん・にんじん・キャベツ・ブロッコリー・たまねぎ・リーフレタスなど
【pH6.0~7.0】
えだまめ・スナップエンドウなど
【pH6.5~7.0】
ほうれん草など
※数値は参考値です。地域や環境により、表記数値と異なる場合があります。
土壌酸度の計測方法
土に直接さして測定する機械です。
【測定方法】
手順①:土壌をつくる
土が乾きすぎていると土壌酸度が安定しない場合があるため、測定前には水をまいて土壌を作りましょう。
土の硬さの目安は、手で握れるような柔らかさ、泥団子のできる程度の硬さまで水分を入れてください。
水分が全体に行き渡るようによくかき混ぜて、土をつくります。
手順②:土壌に垂直にさす
土壌が整ったら、実際に土壌の酸度を測ってみましょう。
土壌酸度計を垂直にさします。
さした後で回したり、動かしたりして隙間を開けないようにしてください。
傾きがあると指示針が傾くため、周りの土を抑え込んでしっかり垂直にさしましょう。
試薬と反応させて酸度を測るキットです。
手順①:水と土を混ぜる
深さ約5~10cmの土を少量とり、規定量の水道水を加えよく混ぜます。
手順②:上澄み液をとり試薬を混ぜる
土が落ち着くまでしばらくおき、上澄み液を試験管にいれます。
試薬を注ぎ、栓をしてよく混ぜます。
手順③:色チャートと比べる
液体の色を色チャートと比べてpHを測定します。
提供元:畑サイクル
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