2021年07月23日
by アース・ペット株式会社 |
公開:2021.07.23 16:40 更新:2021.10.04 16:23
ワンちゃん、猫ちゃんと暮らしていて、ふと感じたことをメモしておくのが「ペット日記」。
毎日書こう!と気構えず、気楽につけはじめてみてください。
ダイエットも家計簿も英語の学習も何もかも3日坊主な筆者ですが、このつけ方で「ペット日記」だけは継続できています!
ペット日記を続けるコツで一番大切なのは、「毎日書くのが義務」だと思わないことです。
ペット日記の目的は、思いで作りはもちろん「年間を通してのペットの体調をざっくり把握する」ことにあります。
1年が終わったときに日記を最初から見てみて、
「うちの子、夏よりも春のほうが調子悪いんだな」
「もしかして、台風とか気圧の変化があるときに体調を崩すのかも?」
「それにしてもうちの子、世界一かわいいな♪」
など、何らかの気づきを得られればOKです。
毎日つけようと身構えてしまうと、2週間くらい期間が空いてしまったとき「もういいか」と記録をあきらめてしまいがちです。
「何かあったときに書こう」くらいの軽い気持ちで始めましょう。
ペット日記をつけるとき、「必ず記録しておきたい」ことは、「ワンちゃん、猫ちゃんがどことなくいつもと違う」様子です。
それが「気のせい」でもかまいません。吐く・下痢など明らかな症状が見られたときはもちろん、ワンちゃん、猫ちゃんの食欲がなかったり、遊びに誘ってものってこなかったりといったときにメモをするようにしましょう。
残したい記録は
・日付
・天気
・変化があったときの時間
・下痢、嘔吐などの場合は回数(午後3時に2回など)
・様子(ご飯を半分残した、おやつをあげてもノリがいまひとつなど)
です。
日時、天気、どのように具合が悪いかを書き留めます
今年こそ日記を付けよう!と豪華な分厚いノートを買うのはオススメできません。
持ち運びにくいし、豪華なノートだとつい書くときに身構えてしまったり、字がキレイに書けなくてイライラしたりということが起こりがちです。
A6サイズの薄いメモなら、手持ちの手帳と合体させて持ち運びしやすいですし、気付いたときにすぐメモできます。また、書くときに構えなくて済みます。
「だったらスケジュール手帳の余白に書いちゃおう」
というのはオススメできません。
スケジュール手帳は年ごとに変えてしまうものですし、プライベートや仕事のスケジュールなども多く書かれているので、「3年前のペットの記録が見たい」と思っても探しにくいからです。
ペットの情報だけ集約するノートを1冊作りましょう。
手帳とは別に手帳サイズのノートを用意し、常に手帳と一緒に持ち運ぶと便利です
こすって消せるボールペンが多く販売されていますが、ペット日記を付けるのには不向きです。
というのも、筆者は一度、真夏の車内にペット日記を放置してしまい、字が消えてしまったことがあったからです。
マイナス10℃の環境下に置くと消えてしまった文字が復活しますが、完全な復元を保障するものではないので、やはり「普通のボールペン」がオススメです。
消せるボールペンで記録してしまうと……
直射日光下に駐車した車内に置きっぱなしにすると、書いた内容が消えてしまいます。
冷凍庫に入れると復活しますが、完全に復活するわけではありません。
もし字を間違えてしまっても、修正液などを使う必要はありません。人に見せるものではないので、振り返ったときに何が書いてあるか読み取れれば十分です。
とはいえ、できごとをごちゃごちゃに書いてしまうと、欲しい情報を取り出したいときに時間がかかります。そこで、
・1日1P
・日付は左上に書く
・時間は右端に書く
・「調子が悪い」ときは黄色、「うちの子かわいい日記」はピンクなどと色を決めて蛍光マーカーを日付の下に後から引いておく
などのルールを決めましょう。これだけで検索性がぐっと高まります。
日記はあまりギチギチに書き込まず、少しゆとりを持って書いたほうが後から情報の追加ができて便利です。
また、付箋を活用すれば検索性がさらに高まります。
「月」ごとにインデックスを貼ったり、特に調子が悪かった日などに付箋を貼ったりしてみましょう。
多頭飼いの場合は、「ペットごとに1冊」ではなく、「みんなで1冊」のほうがベターです。
たとえば6匹の猫ちゃんと暮らしているとき、猫ちゃんごとに日記を分けてしまうと持ち運びが大変ですし、情報が散逸します。
情報は1冊にまとめ、マーカーや付箋の活用で検索性を高めるようにしたほうが日記を続けやすいです。
まず、行間を空け気味にメモしておいて、あとからペットの名前で色分けしてマーカーを引きます。
また、手帳の端に「健康」「散歩」「美容」などと自分でタグを決めて色分けし、後からペンで書き加えておくと検索性が高まります。
もし、ワンちゃん、猫ちゃんの調子がいつもと違う状態が2~3日続いたときは、かかりつけの動物病院に相談をしてください。
そのときに威力を発揮するのがペット日記です。
獣医師は、飼い主様に
・「今日はどうしましたか?」
・「いつからですか?」
・「1日何回くらいの頻度で症状が出ますか?」
と聞きます。この日記があれば、すぐに答えられます。
また、記録が数年分あれば
「そういえばうちの子、いつもこの時期に体調を崩しますよね」
などと相談ができるようになります。
獣医師は、飼い主様からペットの情報を得られるほど診察がしやすくなります。
また、ペットの日頃の様子について話をすれば、獣医師とより深くコミュニケーションすることができます。
獣医師が話したことは、ペット日記に直接メモするのがオススメです。つい、
「メモは別に取って、家に帰ってから日記に清書しよう」
と考えてしまいがちですが、清書しないことのほうが多いです。
少なくとも、私は清書したことがありません。 情報はなるべく1冊に集約するようにすれば「どこに何をメモしたかわからない」という状態を防げます。 もし、動物病院を受診したときにペット日記を忘れたときは、別の紙に診察内容をメモして、あとからペット日記にテープなどで貼ってしまえば手間がかかりません。
日記が文字ばっかりでつまらない、というときにオススメなのがフォトプリンターです。
スマホ内の写真を手軽にプリントできる製品が販売されているので、ぜひ取り入れてみてください。
柄入りのマスキングテープなどでペタッと貼ってみましょう。
毎回写真を入れよう!と頑張りすぎてしまうと続かないので、気が向いたときに写真を入れれば十分です。
トリミング記録は写真付きで残しておくと、「あの頃のカットにしたい」と思ったときにすぐオーダーできて便利です。
今年からぜひ、ペット日記を気構えず、ざっくりとつけてみてくださいね。
提供元:アース・ペット株式会社
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