DIY

2018年01月15日

ドリル&ドライバーで作る、とにかく使えるウッドボックス

DIYer(s)さん

DCMが展開するオリジナル工具を使ってDIYを楽しむ「DCM de DIY」。第2回目となる今回は、DCMブランドの『ドリル&ドライバー』をピックアップ。自宅にひとつあれば、収納や片付けでとにかく使えること間違いなし。

公開:2018.01.15 07:58 更新:2020.06.11 16:38

毎月DCMおすすめのオリジナル工具にフィーチャーする「DCM de DIY」ですが、今回はドリル&ドライバーを使ってウッドボックスのDIYに挑戦します!

こちらがDCMブランドから発売している、『ドリル&ドライバー』。回転を利用してネジの締め付け&ゆるめ、さらに木材などへの穴あけが可能な電動ツール。トリガーを引くだけで回転がスタート&ストップするので、誰でも簡単に取り扱うことができますよ。

ということで、早速ウッドボックスをDIYしていきましょう!今回はDCMホーマック上尾店にあるお客様工作室でDIYしてみました。

店内に構えたお客様用のDIYスペース。購入した木材のカットやかんたんなDIYであれば、こちらで作業可能です。

隣接しているのが、スタッフがカット&加工を行ってくれるマイスター工房。直線カットだけではなく、曲線カット、穴あけなども対応可能です。

 

材料

今回使用した材料は下記の通りです。

■2x2材 4本:縦250x横38x厚さ38mm

…各木材の固定を補強するために使います。

■木材A 2枚:縦250x横270x厚さ15mm

…ウッドボックスの幅の短い側面に使用します。

■木材B 2枚:縦250x横430x厚さ15mm

…ウッドボックスの幅の長い側面に使用します。

■木材C 1枚:縦300x横430x厚さ15mm

…ウッドボックスの底面に使用します。

■キャスター 4つ

木材はすべて店内で購入可能。マイスター工房でカットの加工を依頼すれば、事前準備も簡単!

 

また、木材に風合いを出すため、事前に色を塗っていきます。今回は「ワトコオイル」シリーズを使用。DIYのクオリティをグッと高めてくれる、味わい深い色合いを出してくれます。無塗装のままが好みの方は、塗装は行わなくても問題ありません。

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※『ワトコオイル』シリーズは店舗によってお取り寄せになる場合がございます。

 

STEP.01 木材を塗装する

木材A〜C、2x2材をワトコオイルで、塗装していきます。塗装が終わったら約40~60分ほど乾燥させ、木材の表面に浮き出た油分をすり込むようにしながら拭き取っていきます。

 

STEP.02 木材同士を仮止めする

作りたいボックスをイメージしながら、木工用接着剤を使って、木材A、B、2x2材をそれぞれ所定の位置で仮止めします

 

仮止めした様子がこちら。ゆっくりと起こしたら、早速ドリル&ドライバーを使って、ネジを止めるステップへ。

 

STEP.03 木材A/B同士をネジ止め

ネジ止め作業に入る前に、簡単にドリル&ドライバーの使い方をご紹介。チャックと呼ばれる、ドライバーを固定する先端のパーツをゆるめます。

チャックをゆるめたら、ドライバービット呼ばれるパーツを穴に差し込みます。あとは先ほどとは反対にチャックを回転させれば、チャックが締まり、ビットが固定されます。準備はこれでOK!

チャックの下にある、数字の書いてあるダイヤル部分。こちらはドリル&ドライバーの回転数を調整するためのもの。今回のような基本的な木工作業は“2”に設定して、作業を行っています。

あとは中指部分にある、トリガーを引けば先端の回転が始まり、離せば止まります。親指部分のボタンは連続回転スイッチ。これを押せばトリガーが引かれた状態でキープされるので、先端が回転し続けます。トリガー上のボタンは、右回転・左回転の切り替え用。締める・ゆるめるの切り替えはここで行いましょう!それでは早速、ネジ止めのステップへ!

それぞれの木材の四隅へネジ止めを行う前に重要なステップが、ドリルビットを使って下穴を開けること。先に下穴を開けることで、ネジがスムーズに木材に入っていき、板が割れてしまったり、斜めにネジが止まることを防いでくれます。この作業の際はダイヤルを写真のように穴開け用に設定しましょう。また、2x2材を仮止めしているため、ネジ止めする場所は2x2材の幅内で行えばどこでもOKです。

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下穴を開けた場所のネジ止めを行います。下穴を開けたおかげで非常にスムーズ。回転数が足りないなと感じる方はダイヤルを3に設定すると快適に作業できます。

コード式のため、安定した電力供給が行われ、長時間の作業もノンストップで行えます。

ネジ止めを行った様子がこちら。ボックスの四隅をしっかりと固定します。

木材AとBが固定完了しました!続いて、木材Cでウッドボックスの底板を作って、最後にキャスターを取り付けていきます。

 

STEP.03 木材C、キャスターを取り付ける

木材Cをウッドボックスの底板に。木材AとB同様、まずはドリルビットで下穴を開けてから、ネジ止めを行いましょう。こちらも四隅をネジ止めすれば完了です。ちなみに、写真のように腕をあげた体勢で作業しても、意外と腕が疲れづらく、ドリル&ドライバーも楽に扱えるように感じる。ハンドル下にバッテリーがない分、軽量化されているからのようです。

底板の固定が完了したら、キャスターを取り付けましょう。これで完成です!終わってから振り返ると、電動工具でありがちな大きな作業音が少ない印象を受けました。

以上で、ウッドボックスの制作が完了しました。シンプルデザインなのでお部屋の雰囲気を選ばず、キャスターが取り付けられているので移動も簡単ですよ。

 

STEP.04 ウッドボックスに収納してみる

雑誌や写真集のほか、グリーンやブランケットなど、背の高いものもたっぷりと収納可能なサイズ感。ベッドやソファサイドにレイアウトすれば、マルチに使えそうな仕上がりに。

リビングに置いておけば、急な来客時にもポンポンと放り込むだけで片付け完了!お子さんのお部屋に取り入れても便利な収納として役立ちますよ。

収納するものの雰囲気も選びません。

 

DCMブランド ドリル&ドライバーのおすすめポイント

POINT.01 思い立ったらすぐDIY可能なコード式!

コードをコンセントに差し込めば、すぐに使えるコード式ドリル&ドライバー。安定した電力供給を行えるので、長丁場のDIYでも電源が切れる心配はありません。

 

 

POINT.02 取り扱いやすい軽量設計

バッテリー分の重量が省かれているため、軽量設計となっているドリル&ドライバー。DIYはものによって、作業時間も作業内容もまちまち。となれば、長時間使っても疲れにくく、取り回しやすい軽量設計モデルを選びたいですよね。

 

 

POINT.03 作業音が気にならない消音性

今回、木工作業をして感じたのは、想像以上に作業音が少ないこと。ダイヤルの回転数を最大にしても、ガガガ!というような大きな音の発生は少ない印象です。集合住宅にお住いの方でも、気にせず作業できるかもしれませんね。

※作業音は木工作業を行った際の、個人的な感想です。

 

 

今回DIYしたDCMはこちら!

DCMホーマック 上尾店

住所:〒362-0046 埼玉県上尾市 大字壱丁目字上原397

電話番号:048-783-8211

営業時間:9:00~21:00

 

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