2022年01月10日

枝豆を水耕栽培で育てる方法を紹介!最適な容器・4つのポイントについても解説

by DCM 編集部

公開:2022.01.10 02:00 更新:2022.01.12 11:51

今とても人気のある水耕栽培で、

「枝豆を作ってみたい」

「枝豆の作り方を知りたい」

と思っているかたもいるのではないでしょうか。

まず簡単に結論を述べますと、水耕栽培であれば、屋内で簡単に枝豆を栽培、収穫できます。

この記事では、枝豆を水耕栽培で育てる方法を解説。記事を読むことで、枝豆を水耕栽培で育てる方法を理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。

枝豆を水耕栽培で育てる前に発芽させる方法

水耕栽培を始める前に、枝豆を発芽させましょう。枝豆を発芽させる方法は3つあり、以下のとおりです。

①キッチンペーパーを使う

②スポンジを使う

③パーラーライトを使う

1つずつ順番に解説していきますので、枝豆を発芽させる方法が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

①キッチンペーパーを使う

まずは、キッチンペーパーやティッシュを使った方法を解説します。

①四つ折りに畳んだキッチンペーパー(ティッシュ)を水で湿らせて、手の平に挟んで軽く水を切る

②①の上に、枝豆の種を置く

③水分が蒸発しないように、ティッシュを上から1枚かぶせる

④暗く温かい場所で根が出るのを待つ(2〜3日で根は伸びてくる)

⑤根が伸びてきたらスポンジなどの培地に移す

②スポンジを使う

スポンジを培地にして発芽させる方法もあります。

①スポンジに切り込みを入れて、水分を含ませる

②切り込みに種を軽く押し込む(まるごと押し込むと種が呼吸できなくなってしまうため)

③暗く温かい場所で根が出るのを待つ

④発芽するのを待つ

スポンジで発芽させる場合は、目の粗いスポンジを使って種を圧迫しないように気をつけてください。

③パーラーライトを使う

3つ目は、パーライトを使った水耕栽培方法です。

①事前に湿らせておいたパーライトに枝豆の種を入れる

②暗く温かい場所で発芽を待つ

枝豆には、「へそ」と呼ばれる部分があり、その部分を下にして種をまくときれいに発芽します。

枝豆を水耕栽培で育てるのに最適な容器

枝豆が発芽したら、水耕栽培をするための容器を選びましょう。栽培スペースなどを考えて、自分に合った容器を選んでみてください。

・水耕栽培キット

・ペットボトル

・発泡スチロール箱

水耕栽培キット

水耕栽培キットは、水耕栽培に必要な液体肥料や、育て方の説明書などがセットになっているため、初心者におすすめです。

ペットボトル

ペットボトルでも枝豆は水耕栽培可能です。ただし、枝豆1つに対して1本のペットボトルを用意する必要があります。

また、ペットボトルは透明なため、藻が発生しないように遮光対策(アルミホイルなど)をしっかりと行っておきましょう。

発泡スチロール箱

発泡スチロール箱で栽培する場合は、枝豆の苗を数株まとめて育てる時におすすめです。また、溶液の入れ替えも容易に行えます。

ただし、ペットボトル同様、藻が発生する可能性があるので、遮光対策はしっかりと行っておいてください。

枝豆を水耕栽培で育てる際の4つのポイント

容器を選んだら、以下4つのポイントに気をつけながら、枝豆を水耕栽培で育ててみましょう。

①栽培条件に合った品種を選ぶ

②飛来してくる虫に注意する

③溶液の濃度に気を付ける

④摘心をする

また、枝豆は日当たりがよい場所を好むため、きれいな枝豆を育てたいかたは発芽した後、日光がよく当たる場所に置くようにしましょう。

①栽培条件に合った品種を選ぶ

枝豆は白毛豆(青豆)・茶豆・黒豆の3種類に分けられていて、その中でも品種改良が行われており、現在400品種以上の枝豆があるといわれています。

また、枝豆には、夏大豆型・中間型・秋大豆型があるため、気温や日照時間を考えて栽培条件に合ったものを選ぶようにしましょう。

②飛来してくる虫に注意する

水耕栽培は養液で野菜を育てるため、土の中に潜む害虫の心配はありません。しかし、飛来してくる害虫(カメムシやハダニ)には、注意が必要です。

害虫被害にあうと、実が落ちたり実入りが悪くなったりするので、万が一に備えて防虫ネットなどで害虫対策をしておくといいでしょう。

③溶液の濃度に気を付ける

養液の濃度が濃すぎると、葉ばかりに栄養がいき、サヤ付きが悪くなってしまうため、溶液の濃度には気を付けるようにしてください。

④摘心をする

枝豆の本葉が5枚くらいになったら、摘心を行いましょう。摘心とは、果樹などの頂芽を摘み取ることです。

摘心をすることで、枝の数が増えて、サヤの付く箇所が多くなります。

まとめ:枝豆を水耕栽培で育てて、手軽に収穫しよう!

枝豆は水耕栽培をすることで、屋内でも育てられます。ただし、品種によって栽培条件は異なるため、気温や日照時間を考えて枝豆を選ぶようにしましょう。

この記事を参考に、枝豆を水耕栽培で育てて、ご自宅で手軽に枝豆を収穫してみてくださいね。

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