2021年04月01日

カーポートの種類と特徴について 積雪が少ない地域編

by 株式会社誠和

公開:2021.04.01 00:00 更新:2021.10.04 16:23

カーポートはさまざまな種類がありますが、それぞれの特徴をご紹介したいと思います。

ただしカーポートには積雪強度があり、雪がよく降る地域とそうでない地域では、見るべき商品が異なります。
ということで、今回は積雪が少ない地域にスポットを当ててみたいと思います!

カーポート選びのポイント

カーポートを検討する際、積雪強度と屋根を付けたい駐車場のスペース(台数)がポイントとなります。

特に強度については、おしゃれで使いやすいカーポートが欲しいと思っても、強度が足りないと結局設置ができないという問題があります。

そのため強度を確認した上で、台数やデザイン、敷地をチェックするのが良いのですが、これを一つの記事にまとめると非常に分かりにくくなります。

そこで今回は積雪が少ない地域(積雪強度50cmまで)に限定して、カーポートの種類と特徴について台数別にご案内致します。

主な対象地域は、九州・四国・中国地方(日本海側は除く)・中部・関東(日本海側)となります。

※もし雪が多い地域にカーポートの設置を検討されている場合は、積雪が多い地域編の記事をチェックしてみてください。

カーポートの種類 1台用

主な特徴

いわゆる一般的なカーポートです。1台分の駐車スペースを確保できます。

積雪20cm~30cmの場合、片側支持(正面から見て柱が片側にあるタイプ)で、ポリカーボネート屋根が一般的です。

また同様デザインで「50」がつく商品があります。これは同様のデザインで積雪強度が50cmとなっています。

また1台用には、1台用+ハーフタイプという種類もあり、カーポートを少し延長することで、駐輪スペースや作業スペースを確保するタイプもあります。

それでは具体的な商品を見ていきましょう。

商品例1:YKKAP レイナポートグラン

柱が片側によっているので、比較的駐車がしやすいタイプです。コストパフォーマンスに優れ、一番人気の一台用カーポートでもあります。

骨組みはアルミで、屋根はポリカーボネート板と熱線遮断ポリカーボネート板から選択できます。

特にデザインなどにこだわりがなく、駐車場の屋根としての機能と価格を優先するのであれば、こういったデザインがお勧めです。

ただし片側支持のタイプは風に揺れやすい傾向にあります。可能であればサポート柱などの強風対策をお勧めします。

また駐車場がコンクリートでなく土の場合は、風により傾くなどの問題が発生しやすくなりますので、特に注意が必要です。

商品例2:YKKAP レイナポートREグラン

レイナポートグランに近いデザインですが、屋根が前下がりになっていることが特徴です。

このタイプは玄関前に縦列駐車したい場合や隣地への配慮をする場合におすすめです。

玄関前に縦列駐車をする場合、レイナポートグランでは風の影響を受けやすくなります。

また極力敷地境界に寄せてカーポートを設置する場合、前下がりだと落雪や雨がはねた際にお隣側に行きにくくなります。

商品例3:YKKAP エフルージュEX FIRST

後方支持と呼ばれるタイプです。車の出し入れがしやすくしたいときにお勧めです。

ただし柱が大きくなるため施工が大変、商品自体も高額になる傾向にあります。

また私の個人的な意見としては、手前側に目印がない分慣れるまで駐車がしにくいかもしれません。

バックモニターでも見にくい場合がありますので、慣れるまではゆっくり駐車をして下さいね。

商品例4:YKKAP レイナベーカポートグラン

壁付け専用のカーポートです。大きなテラス屋根のようなイメージです。

柱と建物の壁で支えるため、1台用としては大空間を演出出来ますが、逆にいうと建物の壁がないと強度不足で取付ができません。

建物の窓の兼ね合いで背が高くなりがちですので、雨風の吹込みには注意が必要です。

商品例5:YKKAP レイナワンポートグラン/レイナワンポートグラン50

1台用ながら両側支持のカーポートです。

最初に紹介したレイナポートで、常時サポート柱をつけるのであれば、より柱が太いこちらのカーポートの方がよいでしょう。

ただし1台用で両側支持を希望される方は少ない傾向にあります。より安心を求める方向けです。

商品例6:YKKAP レオンポートneo(1台用)

1台用ながら両側支持のカーポートです。積雪強度50cm用仕様となります。

他のシリーズとは違い、屋根がセッパン(ガルバニウム鋼板)素材となっています。

これにより高い積雪強度と耐風圧強度を実現しています。

ただし屋根がスチール製のため、結露が発生しやすい、サビが発生する可能性がある、日光が当たらず暗くなりやすいといったデメリットもあります。

また結露対策としてペフ加工と呼ばれる特殊プラスチック発泡体を吹き掛ける仕上げもあります。

これにより結露の発生を軽減できますが、劣化によってプラスチック発泡体がボロボロになる点には注意が必要です。

カーポート本体の強度を重視したいという方におすすめです。

カーポートの種類 2台用

主な特徴

2台用の駐車スペースを確保できるカーポートです。

大きく分けると並列タイプと縦列タイプがあります。

さらに並列タイプには、両側支持とY合掌タイプ、M合掌タイプなどがあります。

また同様デザインで「50」がつく商品があります。これは同様のデザインで積雪強度が50cmとなっています。

それでは具体的な商品を見ていきましょう。

商品例7:YKKAP レイナツインポートグラン/レイナツインポートグラン50

一般的な2台用のカーポートです。コストパフォーマンスに優れ、一番人気の2台用カーポートでもあります。

骨組みはアルミで、屋根はポリカーボネート板と熱線遮断ポリカーボネート板から選択できます。

特にデザインなどにこだわりがなく、駐車場の屋根としての機能と価格を優先するのであれば、こういったデザインがお勧めです。

商品例8:YKKAP レイナポートグラン Y合掌タイプ

レイナポートグランを背中合わせにしたようなイメージです。

端に柱を立てるとアプローチの兼ね合いで邪魔になる場合に採用されます。

ただ駐車場の真ん中に柱がある状態は、使い勝手が悪いことが多いため、特殊な事情がなければ選ばない方が多いです。

商品例9:YKKAP レイナポートグラン 縦連棟タイプ

2台用の縦連棟カーポートの標準的なタイプです。

コストパフォーマンスに優れますが、1台用よりも屋根面積が大きい分さらに風にあおられやすくなります。

そのためサポート柱などの対策をすることをお勧めします。

商品例10:YKKAP レイナポートREグラン 2連棟

レイナポートREグランの縦列2台タイプです。

長さが10mを超えることになるため、駐車場の勾配によっては奥に行くほど屋根が近くなります。

車の高さによってはぶつかってしまうこともあるので、注意が必要です。

商品例11:YKKAP エフルージュツインEX FIRST

後方支持の2台用です。並列駐車用となります。

柱がない分駐車スペースを広くとることが可能です。

1台用と同様に商品代ならびに施工代が高くなる傾向にあります。

商品例12:YKKAP レオンポートneo(2台用)

レオンポートneoの2台用タイプで、両側支持カーポートとなります。積雪強度50cm用仕様となります。

屋根の免責が大きいため、日陰の部分が一台用よりも大きくなります。

そのためリビングが駐車場側にあるというお家は、特に注意が必要です。

ただしオプションの明りとり屋根を採用するなどの方法で、多少日の光を入れることが出来ます。

カーポート本体の強度を重視したいという方におすすめです。

カーポートの種類 3台用

商品例13:YKKAP エフルージュトリプル FIRST/エフルージュトリプル50

3台用の駐車スペースを確保できるカーポートです。

サイズのバリエーションは多くありませんが、真ん中に柱を立てずに3台分の駐車スペースに屋根を取付できる点は魅力です。

間口が広いため、エフルージュトリプルのようなフラットデザインが好まれる傾向にあります。

屋根の素材(ポリカーボネート)について

今回ご紹介させて頂いたカーポート(セッパンタイプ以外)に使われているポリカーボネート板について、ここでご紹介させて頂きます。

ポリカーボネート板はアクリル板に比べて約20売衝撃に強く、透明で弾力性に富んだ素材です。

昔のカーポートはアクリル板だったのですが、今の透明屋根のカーポートのほとんどがポリカーボネート板となっています。

例えば野球ボールが飛んで来たときに、アクリル屋根は硬いため割れる、ポリカーボネート屋根は弾力性があるので凹んで衝撃を吸収するようなイメージです。

またポリカーボネートは紫外線をほぼ100%カットしてくれるといううれしい機能もあります。

ポリカーボネート板には熱線遮断という仕様もあり、こちらは熱による車内温度の上昇を防いでくれるという性能も持っています。(機能の分少しお値段が高くなります)

さいごに

ここまでカーポートの種類と特徴についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

今回は違いを比較しやすくするために、YKKAPの商品で絞りましたが、リクシルや三協アルミ、四国化成など様々なメーカーにもカーポートがございます。

ホームセンターではオリジナルのカーポートなどもありますので、一度見に行ってみるのも良いと思います。

また今ではインターネットで簡単に商品を探すことも出来ますし、メーカーのWEBショールームなどで家にいながら商品を確認しやすくなっています。

お家の敷地やお隣との状況、カーポートのデザインや使い勝手などをしっかりと検討して、後悔のないカーポート選びをしてくださいね。

提供元:株式会社メリグラフ

https://www.merigraph.co.jp/

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