2021年04月28日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.04.28 12:00 更新:2021.10.04 16:23
ペットを飼うことは、子供の情操教育にはうってつけだと言われ、家族の一員に愛犬がいれば、早い時期から子供に責任感を持たせることにつながります。一般に、ペットといっしょに育った子供は、大人になったときに、人に対しても動物に対しても社交的で、よりよいコミュニケーションが取れる傾向にあるとも言われています。ただ、特に小さな子供が愛犬と接するときは大人の監督が必須で、場合によっては犬と子供の両方を教育しなければならないこともあります。
愛犬が乳幼児にどのように反応するかは、その愛犬の遺伝や性格、経験などにより変わることがあるので注意が必要です。 愛犬のベッドやフードの器、おもちゃ、トイレなどは乳幼児の手の届かない場所に置いた方がいいでしょう。
愛犬を家族に迎えた後に赤ちゃんが産まれた場合、愛犬のテリトリー内における、これまでのにおいの履歴を変えることになるだけでなく、大好きな家族の関心がそちらに払われる可能性も高いので、犬の感情に影響が出るかもしれません。すねたり、興奮したり、家族の関心を引こうとしたりする愛犬もいるでしょう。
愛犬に対しても、できるだけこれまでと同様の愛情を注ぎ、赤ちゃんの存在に自然に慣れていくようにしてあげましょう。そのうちに、子守役から保護者、遊び相手にまでなってくれる愛犬も多いでしょう。
注意しなければならないのは、子供たちの声は高くて大きいので、愛犬に恐怖心を与えてしまう場合があることです。ときには、子供たちの行動が愛犬にとって予想外で、愛犬に我慢を強いることになってしまう可能性もあります。愛犬が乳幼児に慣れることも大切ですが、愛犬のために落ち着ける静かな場所を確保し、乳幼児にも愛犬への接し方を少しずつ教えましょう。
愛犬への接し方について最低限のことを教えてあげましょう。
1)愛犬が嫌がっている場合は、無理に追いかけない。
2)愛犬は優しく撫でる。
(愛犬にも子供の指示に従うようトレーニングして、できたらご褒美をあげる。)
3)愛犬に近づくときのタイミングや、どこを撫でると安心するか。
4)尻尾は絶対に引っ張らない。
5)愛犬が、食事中やトイレ中、就寝中はそっとしておく。
6)愛犬と遊んだ後は、必ず手を洗う習慣をつける。
提供元:ネスレ日本株式会社
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