2022年01月04日
by DCM 編集部 |
公開:2022.01.04 02:00 更新:2022.01.05 14:22
ホームセンターやお花屋さんでバジルの苗をよく見かけますね。ぷっくりとかわいい葉っぱは、チーズやトマトと合いそうな香りを放っています。
毎日料理をするなかで、ピザやパスタなどのイタリア料理に欠かせないのもバジルです。ちょっとした飾りレベルで使うなら大した量は必要ありませんが、バジルペーストを作ろうと思ったら数枚のバジルではまかないきれません。
バジルは土がないと育たないと思っていませんか。実はバジルは土がなくても、水耕栽培が可能な植物です。しかも、株を増やして量産することも思った以上に簡単にできるのです。
そこでこの記事では、自家製バジルを水耕栽培で育てる手順、そしてそのコツを詳しくご紹介します。
数あるハーブのなかでも人気の高いバジルは、水耕栽培に向いている植物です。その人気の理由には次の3つがあげられます。
・種から育てやすく失敗が少ない
・成長サイクルが早いので常にフレッシュなバジルが確保できる
・害虫からの被害が少ない
これらについて詳しく調べてみました。
バジルは種からの発芽率が高いので、環境がよければまいた種の分だけ発芽する可能性があります。種はホームセンターなどでも手に入り、安価なので気軽に育てることができますね。バジルの種は春から夏にかけて広く出回ります。
バジルが育っていくと白くて小さな花が咲きます。その花をそのまま放置すると枯れたように茶色くなり、小さな黒い点々が見えてきます。軽くもんでバラバラにすると、種を取り出すことができます。
この種を植えるとまた新しいバジルを育てることができます。ただ、花を咲かせてしまったバジルは花や種へ優先的に栄養を送るため、肝心のバジルの葉があまりつかなくなり弱くなってしまいます。
バジルの葉の収穫期間を伸ばしたい場合には、花が咲いたらすぐに摘み取ってしまうようにしましょう。
バジルは太陽の光と水さえ切らさずにしっかり管理していれば、どんどんわき芽も増やしていきます。とにかくスピーディーであっという間に多くの葉が育つので、育てるほうも楽しくなってきます。
また成長が早いので、時々、摘心作業を兼ねて収穫してあげることで、均等に日光が当たるように調整でき、多くの葉を収穫することもでき一石二鳥です。
ときには、生でサラダやパスタに添えるばかりではたくさん収穫したバジルを消費しきれないこともあるかもしれません。そんなときはジェノベーゼにして美味しくいただくと一度に消費することができますよ。また、乾燥させてドライバジルを作ると保存も利くので便利です。
バジルはシソ科のハーブで香りもキツいので虫がつきにくいのかと思われがちですが、虫がつきやすいハーブです。
土耕栽培でベランダなど外に出しておくと虫はつきやすくなります。一度害虫が発生すると、繁殖も激しく除去するのも大変です。ただし、生でも口にするバジルに殺虫剤をかけるのは抵抗がありますよね。
薬剤に頼ることなく害虫を寄せ付けないためには、室内での水耕栽培がおすすめです。土を使わないので虫が寄り付きにくく、室内に置くことで侵入を防ぐことができます。室内で育てる水耕栽培でも日当たりのよい場所に置くことで元気に育ちます。
また、水耕栽培はバジルと相性がよく、室温を10℃以上に保ちながら、太陽の光をしっかりと浴び、いつも新鮮な水につけられている環境にあれば問題なくしっかり成長し続けます。
バジルを水耕栽培で育てる際に、種を発芽させるところから収穫するまでの全手順をみていくことにしましょう。
1. 準備〜発芽
2. 発芽〜植え替え
3. 植え替え〜収穫
以上、3段階に分けて説明していきます。
水耕栽培でバジルを種から発芽させるための準備に必要なものは、バジルの種、水耕栽培用のスポンジまたはウレタン、大きめのタッパーの3つです。
まず初めに、水耕栽培用のスポンジまたはウレタンを3〜5センチ角の正方形にカットします。カットした立方体のスポンジまたはウレタンの真ん中に十字の切り込みを入れます。
タッパーに先ほどのスポンジを敷き詰めて水を注ぎ、スポンジにしっかりと水を含ませます。十字に切った切り込みに種を2〜3粒まき、水を毎日替えながら発芽、発根するのを待ちます。
発芽に適した室温は20〜25℃で、時期で言うと4〜5月頃が種まきのベストタイミングです。こうした環境が整っているとスムーズに発芽を促すことができます。
発芽してからしっかりした苗に育つまでに、植え替え時に使う水耕栽培の装置を準備します。まずはペットボトルで作る簡単な水耕栽培の装置から始めてみるとよいですね。
ペットボトルの飲み口から約3分の1くらいの位置で水平に切り取ります。切り取った部分を逆さまにして残り3分の2の土台となるペットボトルに差し込みます。これでペットボトルの水耕栽培装置が完成です。
ホームセンターなどでバジルの苗を購入してきた場合には、買ってきたまま放置することなく、できるだけ早く水耕栽培の装置に植え替えをします。
また、種から育てた苗も茎が4センチ、根が10センチぐらいになり、本葉が10枚くらいになったら植え替え時です。
ペットボトルの逆さになった飲み口部分に、スポンジがついたままのバジルの苗をはめ込みます。スポンジのサイズによってグラつきが生じる場合には、カットしたスポンジで隙間を埋めてしっかり固定させましょう。
苗のセッティングができたら、液体肥料を混ぜた水を土台部分に、苗の根が水に触れるくらいまで注ぎます。根全体が完全に水に浸かってしまわないように、少し空気に触れる部分を作ってあげると根が呼吸しやすくなり、根腐れを防ぐことができます。
バジルの水耕栽培を成功させるのに重要なのは水と日光です。液肥を薄めた水は2、3日で入れ替えて新鮮な状態を保ちましょう。そして、日当たりのよいところで育てます。日当たりの悪い部屋なら、植物栽培用のLEDを利用することも可能です。
ここからは、育てて収穫する楽しみを味わうことができるバジルの水耕栽培を成功させるコツをお伝えします。
・摘心することで株と収穫量を増やす
・初心者なら水耕栽培キットから始める
摘心というのは剪定(せんてい)のひとつで、株が上に伸びすぎてしまうのを防ぎながら、わき芽を増やしていく方法です。
草丈が20センチぐらいになったら摘心のタイミングです。わき芽より上にある大きく成長した枝を摘み、わき芽を成長させます。葉を収穫するまでに何度か摘心をし、大きく育てていきましょう。
花のつぼみのついた株の摘心は、つぼみ部分の葉を摘み取って苗にするか、花を咲かせて種を収穫するかを決めます。
摘み取らずに花を咲かせてしまうと、花のほうに栄養を取られるので葉が硬くなり、食用として適さない上に成長も悪くなるので注意してください。
摘心の作業は手間もかかりますが、葉の収穫を兼ねて行うと苦になることもなく、状態のよい葉の収穫を長期間楽しむことができるでしょう。
バジルの水耕栽培が簡単だと言われても、失敗を恐れて行動に移せないでいる初心者には、ホームセンターなどで手に入る水耕栽培キットを利用してみることをおすすめします。
おしゃれな容器に、必要な道具が揃っていて、適した液体肥料などもセットになっているので安心して育てることができます。
まずは、水耕栽培キットを使ってスムーズなスタートを切り、自信がついたら株を増やしていくように、ステップアップしていきましょう。
水と日当たりの管理さえしっかりしていれば、バジルは育てやすい植物です。害虫などの被害に遭いにくい水耕栽培なら、観葉植物のように眺める楽しみもプラスされます。
日当たりのよい室内で育てていると、あまり手をかけなくても自然に成長してくれるので、日々のお世話は水を入れ替えるくらいで充分です。
このように手軽にバジルの水耕栽培を始めてみてはいかがでしょうか。たくましく成長し、増えていくフレッシュなバジルに毎日元気をもらいましょう。
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