2021年10月03日
by DCM株式会社 |
公開:2021.10.03 19:10 更新:2022.01.24 07:55
やってみよう!
①メジャー
②電動ドライバー
③のこぎり
④ソケットレンチ
⑤水平器
⑥軍手
1ユニットに4個の専用金具を用意し、脚部にそれぞれねじ止めした後(図1)、デッキ裏面に取り付けてください(図2)。1ユニットが完成したら施工場所へ。脚部下に束石などを敷き、水平器で水平をとりながら1個目を据え付けます。高さは束石などの沈み具合で調整しますが、高低差が大きい場合は束本体をのこぎりで切り落とします。
STEP.1の作業を繰り返し、2個目の据え付け作業が完了後、両ユニットを連結します。両方のデッキ上面に段差がないように、地盤面の束石などで水平と高さを調整した後、床ユニット直結ボルトを締めて連結していきます。3個目からも同様の手順で作業します。
床ユニットが完成したら、デッキ側面に手すりを取り付けます。手すりがぐらつかないように、また手すりの高さが食い違わないように注意しながら、固定用ボルトを締めてください。
手すりの角になる部分には、コーナー用の支柱を取り付けることで一層の頑強さを持たせます。ぐらつきがあると危険ですので、取り付けの際はねじを十分に締め付けてください。
最後にもう一度、床・手すり・支柱にぐらつきがないかをチェックし、安全を確かめて完成です。花や緑をコーディネートしたコンテナを飾ったり、テーブルや椅子をセットしたり、思い思いに演出してみましょう。
■サイズを決める場合に、施工面積からシステムデッキの寸法を割り出しますが、デッキの周りから約50cmの作業スペースを確保しておきましょう。
■設置や組み立ては、水平器で水平になっているか確認しながら行ってください。
■金具は緩みのないよう、しっかり締めましょう。(ぐらつきは、事故の原因になりかねません。)
せっかくつくったシステムデッキをプラス塗装でぐんと長持ちさせましょう。システムデッキの敵は、木を腐らせる雨や虫です。そこで、防虫・防腐効果のある塗料を完成後のシステムデッキ全体に塗装しておくことをおすすめします。耐久性が随分違ってきます。
システムデッキは木製ですので、一部ささくれだったり、割れたりしている場合があります。組み立て作業の際には、ケガをしないように必ず手袋を着用しましょう。また、組み立て・運搬・設置の際には、角の鋭い専用金具や重い各部材の取り扱いに十分注意してください。
長く安全に、そして快適にシステムデッキを使用するためには、日ごろのメンテナンスが大切です。特に金具類の緩みは、事故につながる可能性があるので、すぐに締め直しましょう。また束石やデッキ脚部のズレも時々点検をしましょう。特に地震や台風の後は念入りに行ってください。
■バルコニーとは
2階以上の部屋に付いていて出入りができる、屋根がないもの。
■テラスとは
建物に隣接しており、接地している、アウトドアリビングとして使用できるもの。
■ベランダとは
建物に付いていてオープンスペースになっている、屋根と床があって出入りができるもの。
■ポーチとは
屋根があり、建物の外からの出入りができるもの。
提供元:DCM株式会社
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