2022年01月10日
by DCM 編集部 |
公開:2022.01.10 12:00 更新:2022.01.12 14:37
ガーデニングに柵を取り入れたいと考えているかたは、以下のような悩みをお持ちでなないでしょうか。
「ガーデニングの柵にはどのような素材や形があるの?」
「ガーデニングで使う柵の選び方がわからない……」
ガーデニングの柵は一度取り付けると、不具合がない限り使い続ける傾向があります。
長く使い続けるものだからこそ、ガーデニングに使う柵の選び方を失敗したくないと考えるかたも多いでしょう。
この記事では、柵の選び方から素材ごとの特徴、レイアウトの参考になる実例集を紹介しています。柵を取り入れたガーデニングの参考にしてください。
ガーデニングの柵は植物を囲むだけでなく、さまざまな用途から選べます。
まずは設置を決めるに至った理由を考えてみましょう。さまざまなデザインの柵から、目的に適したものを選べるようになるはずです。
ガーデニングの柵は、「ガーデニングフェンス」や「ガーデンフェンス」と呼ばれることもあり、さまざまな素材や形状があります。
広範囲にわたる柵を必要とする場合は、理想とするガーデニングイメージに近い柵を取り入れることで、一気に空間の雰囲気が変わります。
柵の使用用途から、自身のガーデニングに適した柵を選びましょう。
おしゃれなパーテーションや外からの目隠し、ペットが花壇を荒らさないようにするなど、使用目的ごとに適した柵があります。その目的に合った柵の条件を定めることで、豊富な種類の中から最高の選択ができるようになります。
たとえば目隠しとして柵を取り入れる場合は、どれくらいの高さが必要なのか。ペットが荒らさないためには頑丈な素材がいいのか。事前に使用イメージを膨らませておきましょう。
ガーデニングの幅を広げるためにも、柵の種類を見ていきましょう。
ガーデニングの柵は、素材や形状、高さによっても種類が豊富にあります。それぞれの特徴を紹介していきます。
ガーデニングの柵は、素材により手入れの程度や耐久性が異なるため、素材ごとの特徴を把握しておきましょう。
【竹製】
竹製の柵を設置すると、手軽に日本庭園のような雰囲気をだせるのが特徴です。和モダンな雰囲気を目指しているかたや、日本庭園のようなガーデニングを目指しているかたにおすすめの素材です。
軽くて加工がしやすいですが、日光にあたるともろくなるので、定期的なメンテナンスが必要になります。
【樹脂製(プラスチック製)】
近年、ガーデニングの柵で使われる頻度が高いのが樹脂製です。
樹脂製は、竹や木目調のものなど、さまざまなデザインが多いのが特徴になります。また、軽くて持ち運びに適しているため、初心者でも設置しやすい点も魅力の1つです。
樹脂製は直射日光に晒されると、耐久性が落ちます。特殊な塗料でコーティングされている樹脂製を選ぶことで、使用年数が増えるので、購入する際は注意して選びましょう。
【木製】
木製の柵は、ガーデニングにぬくもりと温かみを演出してくれるでしょう。木の素材ごとの特徴を理解して選んでみてください。
・ハードウッド
腐食に強くて頑丈であり、メンテナンスの手間がかかりません。頑丈ゆえに加工にひと手間かかり、ソフトウッドと比べると高価です。
・ソフトウッド
メリットは、加工がしやすく、ハードウッドと比べると安価なこと。デメリットとして、ハードウッドよりも耐久性の低さがあげられます。
・人工木
人工木とは、樹脂と木粉を混ぜ合わせた部材のことです。見た目は木材そっくりであるため、木の質感を感じられます。
ハードウッド、ソフトウッドより耐久性が高く、水に強い特徴があります。ただし、熱を溜めやすく、変色しやすいので注意が必要です。
【アルミ製】
アルミ素材の柵もガーデニングに取り入れられています。シンプルなデザインが多く、スタイリッシュなガーデニング作りに最適です。
軽量で耐久性に優れており、カラーバリエーションが豊富です。
しかし、アルミ製の柵の加工は難しく、購入する前にガーデニングをしている面積を計っておくとよいでしょう。
【鉄製(アイアン)】
鉄製の柵は、デザイン性が高いものが多く、アンティーク調の柵を選べば優雅な雰囲気が作り出せるでしょう。
鉄製の柵のメリットは、耐久性であり頑丈なところ。デメリットは、他の種類と比べると高価なことと、雨で錆びる恐れがあるところです。
ガーデニングで柵を取り入れる前に、ガーデニングの柵の形状ごとの特徴を把握しておきましょう。
柵の形状には以下のものがあり、それぞれの特徴を把握しておくと、柵を選ぶ基準となるでしょう。
【格子型】
格子型はガーデニングによく使われる一般的な柵です。縦に置いたり横に置いたりできるため、幅広い使い方ができます。
サイズや種類が多数あるので、ホームセンターなどで手に入れやすいのも魅力の1つ。格子型は、風通しがよい作りになっているものが多いため、目隠しする用途には不向きです。
目隠しで使用する際は、つる性の植物を設置するもしくは、ハンキング型のプランターを設置すると、目隠しの実用性が高まります。
【縦型】
縦型は風通しがよく、閉塞感が少ない点がメリットです。雨や汚れが溜まりにくいため、メンテナンスがしやすいのが嬉しいポイント。
隙間が広い柵には、正面からの目隠し効果が少ないですが、光や風を取り入れつつガーデニングを仕切りたいときにおすすめです。
【横型】
横型は横に並べられた部材で作られており、隙間が少なく目隠しとしての実用性が高いものが多くあります。
横板の高さや幅、隙間などでガーデニングの印象が変わります。
ガーデニングの柵にはさまざまな種類や形状があることをお伝えしました。実際に使われている実用例を参考にすると、どのような柵を選べばいいかわかるでしょう。
実用例1つ目は、縦型の柵とプランターを組み合わせたレイアウトです。縦型の柵とプランターを同系色でまとめており、木のぬくもりが伝わります。
柵が高く、隙間が小さめなことから、目隠しとしての機能も持ち合わせていることがわかるでしょう。
木製の柵は塗装しやすい特徴があります。そのため、好みの色を塗ることで、気軽にガーデニングの雰囲気を変えることできます。
2つ目に紹介するのは、白色の柵をうまく活用している実用例です。
柵でプランターを隠すことにフォーカスしているのが特徴です。色とりどりの花が浮いているかのように見えるため、幻想的な雰囲気を感じます。また、白い柵がカラフルな花を引き立たせています。
ポイントとしては、柵の高さとプランターの高さを統一していることです。高さを合わせることで、外からプランターを隠すことができます。
最後に紹介するのは、デザイン性が高い鉄製の柵とバラを組み合わせた実用例です。鉄製の柵は細いデザインでも頑丈なものが多いため、つる性植物との相性がいいです。
バラ以外にも、「フジ」「スイートピー」「アサガオ」など、色彩豊かな植物と組み合わせることで、統一感のあるガーデニングに仕上がります。
柵をアンティーク調のものや、デザイン性が高いものを使用すると、ガーデニングに高級感がでるのも魅力の1つです。
ガーデニングの柵は、素材や形状によりさまざまな表情を見せる特徴があります。
素材ごとの特徴を知っておくことで、「ガーデニングデザインに取り入れるべき柵」が見つかるでしょう。
ガーデニングで柵を使うイメージがわかないかたは、今回紹介した実用例や本などを参考にしてください。
参考にしたイメージに近い柵を探すことで、ガーデニングに統一感がでるでしょう。この記事を参考に、ガーデニングの柵をうまく活用し、ガーデニングライフを楽しめるとよいですね。
新着記事
【新商品】 外出先でもワンプッシュ!アレルブロック触れるところウイルス菌ピンポイントクリア
by アース製薬株式会社
ダニはジメジメがお好き?
by 株式会社 UYEKI
遮光ネットは夏の強い日光と高温から植物を守り、最適な育成環境をつくります
by 株式会社イノベックス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス