2021年08月01日

暮らしが豊かになる「ガーリーテプラ」のラベリング術

by 株式会社キングジム

公開:2021.08.01 00:00 更新:2021.10.04 16:23

 

整理収納アドバイザー

梶ヶ谷陽子(かじがやようこ)

二人目の出産を機に会社員を辞め、2013年よりプロの整理収納アドバイザーとして活動を本格始動。以来、個人や企業をクライアントに、テレビ出演や講演、執筆、企業研修、商品開発などを通じて、独自の片付けメソッドを伝えている。著書に『片づけのレシピ』(主婦の友社)、『気が付けば、ずっと無印良品でした』(GB出版)など多数。

私と「ガーリーテプラ」との出会いは、2013年、「ガーリーテプラ」が発売された頃に遡ります。心から気に入らないと買わない主義の私ですが、これは即決。かわいいフォントや絵文字が多数搭載されていること、そして何より、「子どもと一緒に」楽しめそうだったことが、購入の決め手でした。以来、初代「ガーリーテプラ」と2017年に発売された第2弾の両方を、用途によって使い分けながら愛用しています。

「ガーリーテプラ」は、今や公私にわたる私の強力なパートナーです。本当に多様な表現ができるため、整理収納に「自分らしさ」と「楽しさ」が生まれます。子どもも大人も、片付けが大好きな人って少ない印象ですが、私は幼い頃から片付けが大好きでした。けれど、家族が増えてからの片付けは、一人の時とはワケが違います。毎日のことだからこそ、家族みんなが笑顔で続けられる片付けが出来たら最高。その手助けをしてくれるのが、「ガーリーテプラ」なのです。自分らしくカスタムされた可愛くおしゃれなラベルが「ここにしまうんだよ」と示してくれるだけで、片付けのモチベーションが上がります。大切に選んで買ったモノたちが、家のあちこちで迷子になるのを防いでくれます。「ガーリーテプラ」に出会ってから、私の中でも、片付けのイメージが大きく変わりました。

それは家族にとっても同じです。二人の子どもたちも、好きな絵文字を選ぶことができるので、ラベル作りが大好き(ときに作りすぎるくらいに!)。自分で作ったラベルが貼ってある場所にモノを戻すことは、子どもたちにとって「片付け」というより「楽しい遊び」のような感覚です。今では、ラベルが貼られていないと子どもたちに指摘されるほど(笑)。母親である私も、家族に「どこにしまってあるの?」と聞かれたり、「片付けて!」と言うことが減って、暮らしが豊かになっていくのを実感しました。

私は、片付けには「その人らしさ」が重要だと考えています。誰かが決めた整理収納法や、その人にとって不自然な動線を強いるような収納場所では、継続することは難しいからです。きっちり細かく分類した方が片付けしやすい娘に対して、大きく分類した方がしっくりくる息子というように、使い手にあった整理収納法を見つけ出すことが大切だと感じています。その意味でも我が家では、「ガーリーテプラ」が、使い手に合った整理収納法を維持する強い味方となってくれているのです。その人らしいラベルを作って貼ってあげることで、毎日の整理収納はぐんと楽しく、維持しやすくなります。生活や家族とのコミュニケーションが、自分でも気づかぬうちにスムーズになっていくのを感じていただけると思います。

ここでは、「ガーリーテプラ」と出会ってから、たくさんの工夫と実験を経て行き着いた現時点での『我が家の「ガーリーテプラ」レシピ』を、5つの目的ごとに紹介しています。どれも、私が自宅で実際に実践している方法です。これらの事例を参考に、皆さんが、「ガーリーテプラ」を使った楽しく自分らしい整理収納方法を見つけてくだされば、こんなに嬉しいことはありません。ぜひ、「ガーリーテプラ」生活を楽しんでください。

「中身」を知らせるラベリング

中に入っているモノを知らせるラベルは、使い手への愛と目線が大切です

ラベルの役割の基本の「き」は、収納されているモノの種類を知らせること。

けれど、それだけでは本当に“使いやすい”収納は実現できません。

自分にとってだけでなく、そして何より、誰もが「見やすい位置」に貼ってあることが重要です。

我が家で多用している、ジップ付きクリアケースとラベルの黄金コンビ

ジップ付きクリアケースとラベルの組み合わせは、私が自宅で多用しているおすすめ収納法の一つです。特に、つい煩雑に収納してしまいがちな書類は、この方法で収納すれば紛失防止に役立ちます。例えば写真のように、電話代の請求書や、税金に関する重要書類などを種類ごとに細かく分類してクリアケースに入れ、可愛い絵文字を用いたラベルと組み合わせれば、必要なときにさっと取り出せてとても便利。収納場所に合わせて、クリアケースの見やすい位置にラベルを貼るのもポイントです。

上から見ただけですぐに中身がわかる、時短の秘策

靴のメンテナンスセットなど収納に困る玄関まわりの小物類は、こんなケースにまとめて収納。ひと目で中身の判別が付きづらい色違いのクリームや用途の異なるスプレーは、上から見たときに分かりやすいよう、フタの部分にラベルを貼るのが私流。こうすれば、メインの使い手である主人も、使うたびに取り出して中身を確認しなくても、スムーズに使うことができます。「テプラ」を味方につけた、忙しい朝のための時短術です。

大分類と個々のアイテム名を併記して、管理しやすく

言葉よりも数字で示した方がわかりやすい息子のために、キッチンの食材ストックは、番号をふった大分類ラベルとアイテム名を示すラベルを併記。「何番のアレ取って~」というと、さっと取り出してくれます。また、タオルハンガーと四角いケースで自作したキッチンのドア裏収納は、収納方法に困るクリップやストローなど、頻繁に使う細かいモノを取り出しやすく、見た目もすっきりと収納するのにぴったりです。

子どもが描いた絵や作った切り絵を組み合わせてオリジナリティを

こちらは息子の部屋のクローゼット。息子の性格上、あまり細かく分類するより「ざっくり収納」が向いているので、大きめの衣装ケースを選択し、息子と一緒に「貼れる布」で制作した切り絵で、視覚的にも分かりやすく中身を示しました。その隣には、まだ漢字の読めない息子のために、ひらがなメインのラベルを貼り付け。使い手に合わせて、フォントや文字のサイズを選べるのも「テプラ」ならではの嬉しい特長です。

ラベルが貼れない素材には、ひと手間の工夫を

我が家では、オフシーズンの洋服は通気性のいいラタンのふたつきカゴに収納しています。外見はとてもオシャレなのですが、ラタンに直接ラベルを貼ることはできません。そんなときは、S字のフックに写真のようなタグを付けてラベルを貼ればOK。高い位置に収納しても、オシャレで見やすいタグにより、降ろさずに中身が確認できます。S字フックとタグ使いは、収納ボックスの素材を選ばないおすすめの方法です。

「戻す場所」を知らせるラベリング

子どもたちも、モノを“おうち”に帰してあげることが楽しくなります

我が家では、家族共有で使うモノが入った引き出しの中や、各部屋に置いている掃除道具や懐中電灯などに、「モノを戻す場所」を示すラベルを貼っています。

絵文字を組み合わせることで、子どもたちもモノを元の場所に帰してあげることが楽しくなりますし、モノの迷子や散らかりを劇的に減らすことができます。

大切なものだからこそ、気持ちのこもった収納法を

息子の「ざっくり収納」に対し、娘は細かく分類するのが好きなタイプ。だから、手紙やプレゼントなどの思い出のモノは、それぞれの居場所をしっかり決めて収納するのが娘のスタイルです。この収納は 、お絵かきが大好きな娘が描いた「収納しているモノ」のイラストに合わせて、娘の好きなフォントやデザインで作ったラベルを貼った、世界にひとつだけの収納BOX。英語を習っている娘は、大きめの英語と小さな日本語を二行にしたラベルを作成しました。

家族みんなが使うものこそ、戻す場所を明確に

たとえ同じ家族でも、性格はそれぞれ、片付け方も異なります。だからこそ、文房具のような毎日使う共有アイテムは、取り出しやすく片付けやすい場所に収納するのがベスト。さらに、個々のアイテムを戻す場所を明確にすれば、誰もが片付けやすく、また、迷子アイテムも家族みんなが一目でわかるというシステムです。豊富な絵文字が搭載されている「ガーリーテプラ」ならではの、簡単収納法です。

絵文字で、どこに戻すべきかが一目瞭然

各寝室に1セットずつ置いているのが、無印良品のお掃除セット。私のようにズボラな人こそ、気づいたときに、その場でささっと掃除ができるこの方法をおすすめします。ただし、つい別の部屋に道具を移動してしまったときに「戻す場所(部屋)」がわからなくなってしまう可能性が。そんなときは、家族の各メンバーを示す絵文字ラベルを貼っておけば、誰の部屋に返してあげるべきか、迷いません。モノの迷子防止に、ぜひ取り入れていただきたいアイデアです。

大切な時計は、傷がつきにくい収納を

外して適当に置いてしまいがちな時計ですが、長く大切に使うためにも、ぶつかり合わず、傷のつきにくいこんな収納がおすすめです。ワードローブの壁に取り付けたボードにフックを設置すれば、帰宅後の着替えついでに、さっと元に戻すことができるのです。時計の色を記したラベルを貼れば、迷子になった時計があっても、何色の時計がないかがひと目でわかります。

ゴミにも「帰る場所」があるんです

こちらは我が家の資源ごみ収集場所。フタのついた大きめのゴミ箱に、種類別のアイコンのラベルを貼ったフックを付けて、ゴミ袋をぶら下げるだけ。こんな絵文字が揃う「ガーリーテプラ」に、ただただ感服。絵文字を見ながらゴミの分別ができるので、子どもにも簡単&やさしい。何気ない日常の行動からリサイクルについても学ぶことができるので、自然とエコに対する家族の意識も高まります。

「誰のものか」を知らせるラベリング

家族全員のアイコンを決めておけば、モノの所有者が一目瞭然。子どもの喧嘩も減らせます。

中身がまったく同じ子どもたちのお道具箱や、同じ容器に入った内容の異なるお薬、お揃いの歯ブラシスタンド…。

こうした「所有者」がわからなくなりそうなモノには、自分専用の絵文字を決めて、プリントしたラベルを貼っておきましょう。

そうすれば、間違えて使ってしまったり、取り合いになったりするのを防げます。

空間に統一性とオリジナリティをもたらすコツ

モノが多くても、シンプルかつ整った暮らしを目指す我が家。それを叶えるには、モノのデザインや色を慎重に選ぶ必要があります。「色も形もバラバラ」な、細々したアイテムが集まる洗面所も、「ガーリーテプラ」があれば大丈夫。家族でお揃いの歯ブラシを揃えても、絵文字を使えば誰のものかが一目瞭然。それぞれを示す可愛い顔文字とお気に入りのフォントを使えば、オリジナルデザインが実現でき、キャラクターものじゃなくても、子どもたちは大喜び!空間にも統一感が生まれます。

ふとした瞬間にすぐに取り出せる、メモリアル収納

友人からもらった手紙や、子どもが赤ちゃん時代に使っていたタオルやファーストシューズなど、「用途」はなくても大切に保管しておきたいモノは沢山です。そうしたものは、ベッド下の収納を大活用。中身が透けて見えるケースのふたに、「誰」の思い出アイテムかをラベリングして収納すれば、大切に保管することができるのです。

同じ容器にこそ、顔文字の出番!

病院で処方される薬の難点は、パッケージで中身の見分けがつかないこと。なのに、間違えて使うと大変なことになりかねません。そんな時こそ、「ガーリーテプラ」の顔文字の出番! 薬の容器(塗り薬であればフタと容器底面)に使用者の顔文字を貼って、小さな子どもでも間違えない工夫を。もちろん薬の収納箱には、それぞれの薬の「帰る場所」も明記して、紛失防止に努めています。

「テプラ」で育む、子どもの「モノを大切に」使う心

我が家の姉弟間の喧嘩の火種といえば、「お揃い」グッズにまつわる「これ私の!」「違う僕の!」というモノの取り合い(笑)。だから我が家は、絵の具セットのような見た目も中身も見分けのつかないモノこそ、顔文字が役に立っています。そうすれば、子どもの「モノに対する愛着」や「モノを大切に使う」という責任感も育くまれます。ぜひ、お子さんと一緒にラベルづくりを楽しんでください。

一番よく使う場所に収納するのが成功の秘訣

娘と私のヘアゴムも、こんなふうに顔文字をつけて誰のものかがわかるように収納しています。朝、小学校に出かける前にリビングで娘の髪を結んであげることが多いので、収納場所は、テレビボードの引き出しに決定。そうすれば、一階と二階をバタバタと行き来しなくても、準備がスムーズにできます。いつもの生活の中で一番よく使う場所に収納場所を定めるのが、さっと片付く仕組みづくりの秘訣です。

「メッセージ」を知らせるラベリング

メッセージ入りラベルを貼っておけば、たとえ一緒にいなくても気持ちを伝えられます。お小言防止にも!

「テプラ」でメッセージ? と思われるかもしれませんが、我が家ではこのおかげで、忙しい日々にゆとりが生まれています。

ねぎらいのメッセージや感謝の言葉、偉人の名言に家族への注意喚起、そして情報共有まで。

「テプラ」だからこそできる、気持ちを伝えるラベル術です。

家族の予定がひと目でわかる情報共有

夫婦だけならスマホでのスケジュール共有もいいけれど、小さな子どもを含めた家族全員のスケジュールがひと目でわかるという意味で、我が家では自作の「テプラ」カレンダーが大活躍中。色が豊富なマグネットテープで「サッカー大会」や「いも掘り」といったちょっと変わった予定のマグネットも作成できるので、簡単にわが家オリジナルのスケジュール表が作成できます。加えて、家族の誰が何色かを決めておけば、子どもたちも自分の予定が一目瞭然。みんなの予定を視覚化することで、家族にさらなる「チーム感」が生まれます。

技ありフラッグで、お弁当に「我が家」らしさを

「テプラ」はテープと絵文字の種類がとにかく豊富! あるとき思いついた活用法が、メッセージに合った絵文字と言葉を二行にして印刷し、つまようじに巻きつけた、オリジナルお弁当フラッグです。遠足や運動会などのイベント時には、ママからのメッセージを添えても素敵。忙しい日の手抜き弁当も、笑って許してもらえるかもしれません。

ラベルが代弁してくれる、家族のルール

「ゲームは1日●時間!」「お菓子は●個まで!」なんていうお小言を子どもに言うたびに疲れてしまうのは、きっと私だけではないはず。そんなときこそ、ラベルに代弁してもらいましょう! 「ガーリーテプラ」の可愛いフォントを使えば、毎日の小言もグッと減って、親子ゲンカも回避できます。

何気ない日用品に、日々を豊かに暮らすヒントを記して

お菓子などのパッケージの開封口を留めるシンプルな整理グッズに、好きな言葉や格言などを貼るだけで、自分だけのオリジナルグッズが完成。日々生活する中でふと目にする言葉たちが、時に励まし、時に心を癒してくれます。片面を日本語、もう片面を英語にすれば、ちょっとした学びにも。こうした何気ない日常のアイテムを「テプラ」でカスタマイズすることで、日々の暮らしに彩りが生まれます。

思いを綴ったギフトパッケージを、「テプラ」でDIY

どんなに親しい間柄でも、日々の生活の中で感謝やねぎらいの言葉は忘れたくありませんよね。「ガーリーテプラ」のりぼんに伝えたいメッセージを印刷すれば、世界に1つのオリジナルメッセージギフトが完成! 子どものお友だちへのお土産スイーツに添える「Thank You!」りぼんに、パパへの感謝の思いを綴った「りぼん・レター」。ちょっとした心遣いで、大切な人との絆が深まるはず。

「生活を豊かにする」ラベリング

「テプラ」は収納のためだけ、と思っていませんか?生活に豊かさを添える使い方もあるんです

子どもが赤ちゃんだった頃の思い出のタオルに、増え続ける写真…。収納方法に困るこうしたモノたちを、いかに手放さずに片付けるか。

それが、私の整理収納モチベーションといっても過言ではありません。

「ガーリーテプラ」があれば、毎日使ったり見たりしないモノたちも、素敵に保管することが出来ます。

りぼんで、世界にたったひとつの思い出に

子どもが赤ちゃんの頃に愛用していたタオルの保管方法を考えていたときに、ネットで知ったのが、思い出のタオルぐま。赤ちゃんの絵文字とともに、タオルを使用した期間を「テプラ」でりぼんに印字して首元に結べば、こんなに可愛く! 赤ちゃん時代に使っていたヘアクリップなどもあしらえば、世界にひとつだけのテディベアが完成。将来子どもたちが大きくなった時に、このクマを見ながら、幼い頃の思い出をたくさん語り合いたいと思っています。

消費期限を可視化した、「家族を守る」収納

整理収納は、家族を守ることにもつながります。だからこそ、もしもの時にさっと出せる、そして、備えがあることを忘れない収納法が大切です。水などの備蓄は消費期限があるので、「循環型備蓄」を採用しました。消費期限を印字したラベルを貼って備蓄場所の手前にしまっておけば、「棚卸し」も簡単。期限切れの前に、忘れずに使うことができます。

絵文字活用で、自分らしく名刺管理

煩雑になりがちな名刺管理も、私は「ガーリーテプラ」に頼りっぱなし。データ化する方法もありますし、アルファベット順など分類方法もいろいろありますが、めんどくさがり屋の私には、この方法が最適。「出版社」などの業種別、あるいは、「プロデュース」など仕事内容で大別して、頭文字と絵文字のインデックスを貼っておけば、探し出すのも整理するのも手間どりません。

こんな使い方も!「テプラ」で実現する写真管理

赤ちゃんの頃はつい写真を撮りすぎて、整理に困る……。そんなお悩みにも、「テプラ」は応えてくれるんです。「ピッとコード」※という、iPhoneなどの端末内のデータを「テプラ」で作成した二次元コードにひも付けられる専用アプリ(無料)を使用すれば、アルバムに入りきらないけど削除したくない写真をテーマやシーンごとに分類してデータ保存し、アルバムとリンクさせることができるんです。保管場所もダイエットできて、一挙両得です。※SR170、SR-GL2、SR370のみに対応しています。

プランツ名を忘れないひと工夫

生活に「緑」は欠かせませんが、プランツに付属の「植物名」のラベルが「もう少しおしゃれだったら」と思うことはありませんか? かつ、それを捨ててしまったが最後、植物の名前を忘れてしまうということも。けれど、「ガーリーテプラ」でプランツ名をラベリングすれば、そんな失態もオシャレに回避。加えて、「Have a niceday!」など、ポットにひとことエールを添えれば、暮らしがパッと華やぎます。

「FAQ」

Q)布製品にラベリングするいい方法はありますか?

A)「アイロンラベル」や「アイロン転写テープ」を活用しましょう!

「テプラ」には、アイロンで布製品に貼り付けられる「アイロンラベル」や、文字や絵文字部分だけを布製品に転写できる「アイロン転写テープ」が用意されているので、子どもの持ち物へのお名前書きに追われるママたちの強い味方!さまざまな絵文字、可愛い手書き風のフォントやフレームをつければ、布製品に可愛く簡単にオリジナルの名前付けができてしまうのです。「アイロン転写テープ」の背景は透明なので、テープを転写する下地の色や模様を生かすことができるのも嬉しいポイント(写真のランチョンマットを収納するエコバッグは、「アイロン転写テープ」を使用しています)。名前を付けるアイテムに合わせて、「アイロンラベル」と「アイロン転写テープ」を使い分けるのがおすすめです。

Q)大量の写真整理に「テプラ」を活用するいい方法はありますか?

A)写真や動画のデータをラベルにひも付けできる「ピッとコード」機能がおすすめ!

アルバムに収まりきらない写真は諦めなきゃいけない?そんなことはありません!大量に撮った写真や動画のデータを「テプラ」で印刷した「ピッとコード」にひも付ければ、アルバムには厳選した写真だけを載せて、それ以外はデータで保存、ということが簡単にできてしまうのです。例えば、子ども一人一人の成長アルバムを作るときは、「テプラ」で「ピッとコード」を作成してアルバムに貼付(写真のアルバム下部にあるコードがそれ)。あとは、無料でダウンロードできる「ピッとコード」アプリを起動してコードを読み込み、ひも付けたい画像を選択するだけ。こうして「舞台裏」的な写真や動画のデータを保存・管理するのが、私の定番です。

※SR170、SR-GL2、SR370にのみ対応しています。

Q)収納用品に馴染むテープを選ぶコツはありますか?

A)収納用品の質感にあったラベルを選ぶのがコツです!

「テプラ」のテープは、色や柄もさることながら、さまざまな質感が用意されています。つまり、収納ボックスなど貼る素材に合わせてテープを選ぶことで、「いかにもラベルを貼ってます!」とならずに、あたかも最初からプリントされていたかのような自然さで、ラベルを貼ることができるのです。マットなケースにはマットなテープを、光沢のある素材に貼るときは艶のあるテープを。さらに、黒い収納ボックスにラベルを貼りたいときは、「黒地に白文字のテープ」を使うのがおすすめです。そうするだけで、ぐんと仕上がりが「プロ」っぽくなります。

Q)透明なものの裏側からラベルを貼るいい方法はありますか?

A)鏡文字機能を用いたラベルを用いれば、既製品のような仕上がりに!

工夫次第で、ラベリングできないものはないのでは? と思えるほどに、「テプラ」は「やり手」です。たとえば我が家の透明な歯ブラシ、実は鏡文字機能を用いて作ったラベルを歯ブラシの裏側から貼っています。そうすれば、表面からはラベルを貼っていないように見せることができ、完成度がぐんと高まります。ほかにも、例えば透明の下敷きは、表面にラベルを貼るとデコボコして書きづらいですが、鏡文字を用いて裏面から貼れば、邪魔になりません。あるいは、透明の容器の内側にラベルを貼りたいときにも、この機能が大活躍します。

Q)おしゃれなデザインのラベルを作るコツはありますか?

A)私のイチ押しは、「二行印刷+表組み」で作成したラベルです!

意外に知られていないのですが、一行目と二行目の間にある線は、「表組み」という機能なんです! 作り方は簡単。たとえば、SR-GL2なら①一行目の文字を入力し、②改行して二行目も入力、そして③「フレーム」の85番を選べば完成です。このとき、文字のサイズを一行目と二行目で変えると、よりプロっぽいおしゃれな仕上がりに(私のおすすめは、一行目を大きく!)。また、写真のように、二行に分けた文字の左隣に絵文字を入れたいときは、まず、絵文字を入力してから改段落(シフトボタン+選択/改行ボタン)して、そのあとは前述の①~③をすれば完成です。

Q)ラッピング以外のりぼんテープの活用法を教えてください

A)オプション品を用いれば、りぼんでラベリングできます。

「テプラ」には、りぼん専用のオプション品、「お名前タグメーカー」と「スナップボタン」が用意されています。これらを使えば、りぼんの用途もぐんと広がります。普通はバッグや水筒につける「お名前タグ」ですが、私は、キッチンで野菜を収納するのに使用しているワイヤーバスケットなど、通常のラベルを貼ることができないものに取り付けて「中身を知らせる」ラベルとして活用しています。

提供元:株式会社キングジム

https://www.kingjim.co.jp/

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