2021年04月18日
by DCM株式会社 |
公開:2021.04.18 17:40 更新:2021.10.04 16:23
A:衣替えは、カラッと晴れ上がった日に。時間帯は10~14時の間にするのがいいでしょう。
それ以外にも虫干しを兼ねて梅雨明けの時期と10~11月や1~2月の湿気の少ない時期に衣類の点検をするのがいいでしょう。
A:防虫剤は量が少ないと効果が発揮されません。
パッケージ記載の使用量を守ってご使用ください。
A:防虫剤から発生するガスは空気より重いので上から下におりていきます。ですから防虫剤は、衣類の上部に置くのが効果的です。洋服だんす用・クローゼット用などの吊り下げタイプは左右に掛けましょう。いずれの場合も衣類を入れ過ぎないよう注意しましょう。
※密閉容器に入れるとより効果的です。
次の年も着れるようにきちんとお手入れしましょう
クリーニングやアイロンがけで残った虫も退治しましょう。
万一被害に遭った時は、目に付く虫を取り除くだけでは不十分です。ポケットの中・襟の裏など見えないところに潜んでいたり、卵を産み付けている可能性があります。被害が大きくならないうちに次のようなお手入れをしましょう。
●被害に遭ったものだけでなくほかの衣類も全て、収納場所から出します。
●衣類に応じて洗濯・クリーニングをします。アイロンや乾燥機なども効果的です。
●収納場所はすみずみまで掃除機をかけ、風を通して湿気をとります。
●その後の防虫は効き目の早いピレスロイド系製剤や接触面の大きいカバータイプが効果的です。
防虫剤の成分が元の白い粉に戻ったものです。
これは使用量をオーバーして使った時に起こりやすくなります。衣類にシミを付けたり傷めたりする心配はないので、慌てる必要はありません。風通しの良いところに吊るしておけば、自然にとれます。
無理にもんだりするのはかえって逆効果です。
クリーニングで汚れを落としましょう。
ビニール袋を外し、よく乾燥させましょう。
収納ケースやたんすの中もきれいにしましょう。
防虫剤を入れて保護しましょう。
※防虫剤はパッケージの裏面の使用上の注意をよく読んでお使いください。
衣類害虫はたんすの中から自然にわいてくる訳ではありません。成虫は屋外にいて、自由に飛び回ることができます。時には屋外に干してある洗濯物にくっついてきたり、卵を産み付けたりして家の中に入ってきます。家の中で卵がかえると、幼虫はたんす・衣装ケース・押し入れの中のように暗くて暖かい場所を好みます。そして成虫になると明るい場所に飛んでいきます。
ウールなどの動物性繊維はもちろんナイロンなどの化学繊維までも…
食べこぼしのシミに注意!
①ピレスロイド系製剤
主流のタイプ。比較的効果は高く、長持ちし、特有のにおいもなくほかの防虫剤と併用できます。
②パラジクロルべンゼン製剤
白色結晶・特有のにおい
即効性に優れています。
③ナフタリン製剤
白色結晶・特有のにおい
昇華スピードが遅いので長期保存向き。主に人形用として愛用されています。
④しょうのう製剤
白色結晶・特有の清涼感のあるにおい
昇華スピードは「パラジクロルべンゼン」と「ナフタリン」の中間。一番古い製剤で主に和服用として利用されています。
組み合わせが適当でないと防虫剤が溶けて液体になり油状のシミをつくります。
提供元:DCM株式会社
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