2021年07月17日
by 株式会社タカギ |
公開:2021.07.17 15:40 更新:2021.10.04 16:23
数年前から「育てやすい」と注目を集めている多肉植物。
ユーモラスでさまざまな葉の形や色に魅力を感じる方も多く、最近はSNS映えする被写体として特に女性の人気を集めています。
今回は、ガーデニング初心者でも育てやすい、多肉植物の種類と基本的な育て方についてご紹介します。
手に入りやすく、ガーデニング初心者でも育てやすい多肉植物を3種類ご紹介します。
ぷっくりした肉厚の葉が特徴のセダム。
セダムにはいくつか品種がありますが、中でも「虹の玉」は最もよく見かける品種です。
秋になると葉が赤く色づき、季節感を楽しむことができます。
強めの日差しや乾燥に強いことから、多肉植物を初めて育てる方におすすめです。
美しい色の葉が何枚も重なり、バラの花のような姿をしたエケベリア。
エケベリアも多くの品種があり、定番の「姫朧月(ひめおぼろづき)」や「白牡丹」のほか、葉先がほんのり赤く染まる「キルヒネア」も人気があります。
水やりをしすぎると根腐れを起こしやすいため、乾かしぎみに育てましょう。
グラプトペタルムも小さな葉が何枚も重なった姿をしています。
グラプトペタルムの品種の1つである「ブロンズ姫」は、その名のとおりブロンズ色をしていますが、葉先だけ赤く色づいています。
日陰に置いてしまうと葉のブロンズ色が緑色っぽくなるため、日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
多肉植物は園芸店やホームセンターで購入できるほか、管理がしやすいことから、最近は雑貨店などでも販売されています。
基本的に丈夫な植物のため、日当たりや風通しの良い場所に置いておけば、頻繁に水やりをしなくてもよく育ちます。
表面の土が乾いてきたら、鉢の下から水が染み出るまでたっぷり与えてください。
常に土が湿っている状態は根腐れの原因になってしまいますので、「土が乾いたら水やりをする」と覚えておきましょう。
多肉植物は日当たりの良い場所に置くとよく育ちます。室内ならカーテン越しに日が当たる窓辺がおすすめです。
ベランダに置く場合は直射日光を避け、雨の当たらない場所を選びましょう。
霜や雪には弱い植物のため、寒い季節はベランダや窓辺に置きっぱなしにせず、お部屋に移動してください。
多肉植物も紅葉することをご存じでしょうか?
そのままの姿でもかわいい多肉植物ですが、ほんのり赤く色づくといっそう魅力がアップしますよ。
ここでは、多肉植物を上手に紅葉させるポイントをご紹介します。
多肉植物も他の植物と同様、秋になると紅葉する種類があります。
紅葉させるポイントは、多肉植物に寒暖差を経験させることです。
一定の温度が保たれる環境に置いておくと、紅葉させることは難しいかもしれません。
冬でも雪がほとんど降らない地域にお住まいの方は、涼しさを感じる10月頃から多肉植物をベランダなどの屋外に置いてあげると、寒暖差の影響で葉が色づいてくるでしょう。
寒い地域にお住まいの場合、冷え込みが厳しくなる朝晩は、室内に移動させることをおすすめします。
夏が終わり、紅葉させる時期が近づいてきたら、水や肥料の量を極力控えめにすることが、きれいに紅葉させるコツです。
土の中に肥料が残っていても、枯らさない程度に水やりの回数を減らしましょう。
通常の育て方と同様、日当たりの良い場所に置いてあげてください。
ただし、品種にもよりますが、一般的に多肉植物は強い日差しには弱い植物のため、屋外に置く場合は直射日光を避けるようにしましょう。
提供元:株式会社タカギ
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