2021年01月13日
by DCM株式会社 |
公開:2021.01.13 06:10 更新:2021.10.04 16:23
2019.02.20
ズバッと季節のお悩みに回答してくれる、藤原千秋さん連載の番外編。今回は、引越し当日の「アレがない!」を防ぐ、あると便利な日用品のBEST OF THE BESTをご紹介します。
毎年、2月下旬から4月上旬にかけては引越しの繁忙期と言われています。年間引っ越し件数の3割強がこの時期に集中するというのですから、街中でやたら頻繁に引っ越しトラックを目にするのも不思議ではないわけです。
特に大規模マンションなどの集合住宅では、エレベーターやホールが引っ越し関係で傷つかないよう、四六時中業者にされた養生(パネルやテープなどで覆われている状態に)が貼り続けられたりしますよね。これはまあ、今日、一種の、季節の風物詩のようなものと言えるものかも知れません。
しかし、そのように、ひとごととして見ている春の引っ越しと、その当事者となる場合とでは、様相がかなり変わってくることでしょう。
それでなくても繁忙期なのに、少子化などからの人手不足で、引っ越しがうまく回らないという問題が表面化してきています。荷物の搬出予定からして数日ずれてしまったり、完全に日が暮れてからの搬入などになってしまったり……。
かれこれ、なにはともあれ家の中に荷物を入れました! と、引っ越しが済んだ。祭りの後というべき、疲労困憊の夜。
まだホコリっぽくがらんとした新居かもしれませんが、今日今晩から「暮らす」にあたり、「これがないと始まらない……」という類の欠くべからざる日用品は厳然として存在します。
かつて筆者自らも7年間に7回引っ越した折、身にしみて思い知った、「引っ越し当日から必要だったあれ」を、今回はご紹介したいと思います。
かつて……といっても、もう大昔の域になるくらい昔むかしには、住まいの開口部に「ガラス」なんて挟まっていませんでした。良くて障子、襖。なければいきなり「木戸」です。
その名残が、のちの「雨戸」という建具になりました。「雨戸」はガラス窓の外側に引き、風雨の影響を小さくするために設えられたものです。
ただ、近年の集合住宅等では、いわゆる雨風を避ける目的での「雨戸」は、ほとんどといっていいほど見られなくなってしまいましたが、近年防犯目的として再び見直されてきている様子です。
さて雨戸のないガラス窓一切。曇りガラスでない限り透過しているので、外から内も、内から外もまるっと見え放題です。「カーテン」を吊るさない限りは。
よって「カーテン」は、引っ越し当日から(あるいはそれ以前からかも)確実に必要となります。
DCM 遮光4枚組カーテン 100×178cm
レースカーテン入りの4枚セット。
藤原さんもおすすめ!
厚手の「ドレープカーテン」と、光透過する「レースカーテン」の2枚ずつのセットです。きわめてお手頃価格ながら、これさえあれば大丈夫というポイントを押さえてくれています。洗濯機洗い可なのもカビや臭い対策として嬉しいですね。アジャースタータイプのフックなので、2〜3センチであれば長さの調節が利き、柔軟です。
実家から、あるいは一人暮らしの住まいから、はたまた寮などから。「引っ越し」前の住まいはいろいろでも、まず何かしらの寝具をそこここで使っていたはずですよね。
それらの寝具を、そのまま持って新居に移動する方も多いと思います。しかし、こと新しい住まいが「新築」だったりする場合、古いふとんなどの寝具を持ち込むということは、新居にはほぼまだ生息していなかったはずの「ダニ」を天文学的数持ち込んでしまうことに等しい……という発想は、ちょっと持っておいてもいいかもしれません。
引っ越しは、なかなか替え難い寝具を一新する好機でもあります。
DCM 寝具3点セット シングルロング
カバーなしでもそのまま使える寝具。掛ふとん、敷ふとん、枕の3点セット。
藤原さんもおすすめ!
敷き布団、掛け布団、枕の三点セット。カバーなしでもすぐに使える模様付き側生地なのでずぼらな人にも優しい。でも「洗える」ふとんなので、アレルギー持ちだったり、潔癖性の人にも安心です。
ある程度は引っ越し前に処分していたつもりでいたとしても、新居に移ってしばらくの間、出続ける「ゴミ」との戦いの日々になるのは、ある程度避けられない運命のようなものと言えるでしょう。
引っ越し荷物の梱包材関係(ダンボールやガムテープ、緩衝材としての紙などなど)、出て当然なゴミに始まり、新居に持ち込む意味を改めて問い直さざるを得ない前の家の冷蔵庫に入っていた調味料(使いかけ)や、決して気に入っていたわけでもない衣類、古下着や、くたびれたバスタオルの類などなど。
一度「捨てるに忍びない」と思ってしまって連れてきた、あらゆる古いものが新しい暮らしのはじまりを阻害することに気づくのでは……。そこで改めて「やっぱりゴミ」との判断を下すことになるわけです。そんなこんなでゴミが出る。ちょいちょい出る。しかるべき場所にまとめ保管しておかねばなりません。
その他、引っ越し直後の掃除に使ったホコリ汚れがこぼれる使い捨てシートの類や、何かしら良くない臭いの出る類のゴミをプールしておくに、蓋つきの硬派なゴミ箱は、心強いアイテムだと感じるはずです。
DCM ペダルペール 45L
ペダルを踏んで蓋が開閉できるため、手が汚れていたり、両手がふさがっていてもゴミを捨てられます。20L、30L、45Lの3サイズがあります。
藤原さんもおすすめ!
大きな45リットルゴミ袋がすっぽり入るサイズ。各種ゴミの自重や、かさを受け止めるプラスチックボックスは、汚れても水洗いが容易です。フタの開け閉めはペダル式なのでいちいち手を煩わされることがありません。フタもぴっちり落ち閉まるので臭い漏れが少ない点も良いのです。
せっかく手間暇かけて「引っ越し」したのですから、それまでの自分の暮らしと、ここからの暮らしとを、大きくも小さくも「変える」に絶好のチャンスと捉えられるといいですね。
そんな好機は好機として生かしつつ、日々の暮らしをなるべく淡々と送る。寝る起きる食べる捨てるをコツコツ重ねていく。
最小限の必要なものたちと共に、どうかより豊かな、新しい人生の時間をお送りください。
<プロフィール紹介>
藤原千秋
大手住宅メーカー勤務を経て、主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆。現在は企画、広告、商品開発アドバイザーなど多様な業務に携わる。TV「マツコの知らない世界」に1000個の掃除グッズを試した主婦として出演も。著・監修書に『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』など。
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