2021年05月24日

嫌なニオイが発生しない上手な洗濯方法とコツ

by DCM株式会社

公開:2021.05.24 19:40 更新:2021.10.04 16:23

家族が増えると何故か倍々で増えていく洗濯物。

泥汚れ、皮脂汚れ、黒ずみ、黄ばみ…洗濯の悩みはいろいろありますが、やはり一番気になるのはニオイですよね。

男脂臭、汗臭、何と言っても生乾き臭…。ニオイはイヤ!でも強い香りも苦手だから、香りでごまかさず、できるだけニオイの元を抑えたい。

そんなニオイの原因と言えば、やはり雑菌。洗濯物の汚れや水分で、菌やカビが増えてしまってニオイが発生します。だから、ニオイを抑えるには、菌の繁殖を抑えることが大切なんです。そこで今回は、嫌なニオイが発生しない上手な洗濯方法をお教えします!

ニオイとおさらば!上手な洗濯方法とは…

1)まず洗濯機

洗濯機は大きく分けて縦型とドラム式がありますが、やはり縦型の方が洗浄力は高くなります。一度に洗える容量が大きいのもオススメポイントです。

一方、ドラム式は少量の水で洗うことができ、節水&時短になるので、あまり汚さない大人だけの世帯では、ドラム式がオススメです。

そして、いずれにしても大切なのは、洗濯する洗濯機が清潔であること!

洗濯機はジメジメしていて、カビや雑菌が繁殖しやすい状態にあります。

せっかくキレイに洗濯しても、洗濯物にこの菌が移ってしまっては元も子もありません。

上手に洗濯する前に、定期的に洗濯槽クリーナーなどを使って清潔を保つようにしましょう。また、洗濯機を使わない時は、蓋を開けておいた方が乾燥しやすく、菌が繁殖しづらくなります。

2)洗濯物<1>

菌を繁殖させないためには、汚れ物はできるだけ早く洗うことです。

でも、天気が悪かったり、量が少なかったり、反対に量が多すぎて洗いきれなかったりして、すぐに洗えないこともありますよね。その場合、洗濯カゴに入れておく人もあると思いますが、洗濯カゴの中での菌の繁殖を抑えるためにも、濡れたものは入れないようにしましょう。

湿ったタオルなどは、すぐに洗えない時も、一旦干して乾かしておくだけでも随分違います。

3)洗濯物<2>

洗濯物をあまり詰め込みすぎると、当然ながら汚れ落ちが悪くなってしまいます。

優先順位をつけて適量ずつ洗うようにしましょう。

4)洗濯洗剤

液体洗剤、濃縮洗剤、ジェルボール、粉末洗剤、漂白剤入り…

洗濯洗剤は各メーカーから多種販売されていて、香りや用途などで、好きなものがあると思います。

では、ニオイや汚れに効果的なのは一体どの洗剤なのでしょうか?

それは、ズバリ粉末洗剤なんです!

粉末洗剤は弱アルカリ性で、酸性のタンパク汚れや皮脂汚れと相性がよく、洗浄力が高いため、ニオイにも効果的。

ただし、すすぎは2回行わなければいけないことと、洗濯表示に“中性”と書かれている衣料品には使えないというネックがあります。

また、最近の粉末洗剤は溶けやすく改良されているものの、液体洗剤等に比べると、冷たい水ではやや溶けにくいことも…。

液体洗剤やジェルボールは、粉末洗剤に比べると洗浄力はやや弱めですが、すすぎ1回で時短になること、“中性”表示があるものにも使いやすいというメリットがあります。

ジェルボールは計量せずに使えて手軽!というのも使いやすい点です。

普段の洗濯には液体洗剤やジェルボールを使用し、汚れが酷いものやきっちりニオイ対策したいものには粉末洗剤を使う、という方法も。

いずれも酸素系漂白剤を一緒に使うと、より除菌効果が期待できますよ。

5)お湯を使うと◎

皮脂汚れは人間の体温と同じ40℃前後のお湯で洗うと、汚れ落ちがよくなります。だから、お風呂の残り湯とも相性がいいんです。

6)柔軟剤

柔軟剤は繊維を軟らかくして乾きを早くしてくれたり、抗菌作用でニオイを予防してくれたりするので、ニオイ対策には効果的です。

ただし、量が多すぎてしまうと、吸水性がかえって悪くなってしまうこともあるので、適量を使うようにしましょう。

7)すすぎは2回

粉末洗剤を使用する時は、すすぎは2回です!

液体洗剤やジェルボールは、時短洗濯の時はすすぎ1回も可能ですが、汚れモノ洗濯やニオイ対策にはやはりすすぎ2回がオススメです。

ちなみに、すすぎの時にはお風呂の残り湯は使わない方がベターです。

8)脱水も2回

全自動で洗濯を終えたら、最後に脱水をもう1回。

乾きがぐーんと早くなり、ニオイが抑えられます!もちろん時短にもなりますよ。

ただし、シワや型崩れが気になるシャツなどは、先に取り出すのがオススメです。タオルなど、そのまま干してしまうとやはりゴワゴワ感が出やすくなってしまうので、こちらもお試し下さい。

9)干す

干す時にはいかに早く乾かすかが、ニオイ予防のポイントになります。

天気のよい、カラッとした日に干すのはもちろんベストですが、なかなか難しい場合もありますよね。

いずれの場合も干す時には、

・洗濯物同士の間隔をあけて、風通しをよくする。

・ポケットが付いているパンツなどは裏返して干し、表面積を大きくする。

・部屋干しの場合は扇風機などで風を当てる。

といったことに気を付けるのが大切です。

コツ・ポイント

あくまでも、ニオイをメインターゲットととしての洗濯のまとめですが、こういったいくつかのポイントを守ることで、ニオイ防止や時短になり、上手な洗濯を行うことができますよ。

アイデア考案:ハニクロさん

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

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