2021年01月11日

〈キャットデータベース〉メインクーン

by ネスレ日本株式会社

公開:2021.01.11 00:00 更新:2021.10.04 16:23

存在感の大きなメインクーンは、体格も大柄で、骨太。がっしりしていて、ちょっと短足です。もともとはネズミ捕り用に飼われていた土着猫ですから、気取ったところのない活動的なタイプです。長毛ですが、全身の毛が同じように伸びるのではなく、個体差はあるものの、尻尾と胸の周りの被毛が特に豊富です。特に尾の被毛は豊富で、大柄な体型をより一層大きく見せます。


※TICA(インターナショナルキャットアソシエーション)やCFA(キャットファンシャーズアソシエーション)などのデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は猫種ごとの目安です。あらかじめご了承ください。

メインクーン

原産国:アメリカ

色・模様:単色、タビーなど多数

毛の長さ:長毛

抜け毛:多め

サイズ:中型~大型

目安となる体重:4~10kg

活発度:低め

子どもに対応する適応力:高め

性格は?

性格は温和で友好的で、家庭的な猫になります。優雅な長毛種の雰囲気と、土着猫の扱いやすさをあわせもつ人気猫種です。日本に紹介されたのは比較的最近ですが、愛敬のある性格で人気があり、瞬く間に人気上位品種になりました。

起きやすい病気/ケガ

毛球症や尿路結石が好発します。毛球を予防するには、こまめにブラッシングし、抜け毛を除去するとともに、毛球予防の食事の種類などを心がけましょう。

起源

具体的な祖先は不明ですが、アメリカ合衆国北東部のメイン州で生まれたといわれています。100年以上も前から北アメリカにいた土着猫の中から、自然に発生してきた長毛タイプで、地元で愛されてきた品種です。フサフサの毛がはえた尻尾が、アライグマのようなので、メイン州のアライグマという意味のメインクーンという名になりました。1861年にボストンとニューヨークのショーで注目され、世界中で人気品種になりました。

キャットショーでの評価基準

頭部がわずかに縦長で、雄(オス)の首は太くなります。目は丸く大きく、耳に付け根に向かってややつりあがっています。耳は根元は幅広く、先端がとがっています。身体は中くらいの大きさで、筋肉質で幅の広い胸です。四肢は中くらいの長さで、前脚は前から見てまっすぐ、後脚は後ろから見るとまっすぐです。

提供元:ネスレ日本株式会社

https://nestle.jp/brand/purina/

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