2021年02月03日
by ジェックス株式会社 |
公開:2021.02.03 18:10 更新:2021.10.04 16:23
2016.1.26
宇宙メダカ。その名のとおり宇宙を旅したメダカたち。
どこかで聞いたことがありませんか。今から20年ほど前、日本のメダカが宇宙飛行士の向井千秋さんたちとともに宇宙を旅しました。その目的は、宇宙でメダカが産卵行動をするか、卵が正常な稚魚になるかどうかを実験すること。そしてそれが将来人類が宇宙で生活していくため、宇宙での魚類繁殖実現に向けての基礎データを取ること。
今回、宇宙メダカ研究会 関西支部 支部長の中野賢三さんにお話を伺うことができました。
最初に旅立った4匹のメダカ。どうしてその4匹が選ばれたのでしょうか。(※写真のメダカではありません)
「車酔いする人」「しにくい人」がいるように、無重力空間で「宇宙酔いする人」「しにくい人」がいるそうです。そしてメダカも同様、無重力空間で正常に泳げる個体と、正常に泳げない個体がいて、産卵行動にまで進める個体を選ぶ必要がありました。宇宙に旅立つ前に無重力空間を航空機や施設を使い再現し実験を重ねたそうです。
そしてその「宇宙に強いメダカ」は遺伝するそうで、中野さんはその種の保存を何と30世代以上に渡って維持しておられます。ご自宅のお部屋にも外にも水槽がたくさん。しっかりと番号をつけて管理しておられ、産卵から育成まで実に多くのノウハウでたくさんのメダカたちのお世話をされています。
「どうしたら楽(ラク)にできるかを考えています」と中野さんは言われますが、設備を見ると実に多くの工夫がされていて、水替え、水抜き、雨水で水槽が溢れないようにする仕組みなどなど・・・目からウロコの数々。
そして、「ものを無駄にしない」という言葉どおり、水も原則雨水を活用して、古い水もそのまま捨てることはしないそうです。「農業と漁業を楽しんでます」…農業とはご自宅の周りの家庭菜園、漁業はメダカとの生活、だそうです(笑)
宇宙メダカ研究会 中野賢三さん
中野さんはメダカのお世話を「メダカと遊ぶ」と言われていましたが、数十本の水槽管理…楽しみながらしっかり管理されているお姿は本当に尊敬いたします。メダカたちも幸せでしょうね。。
さてこのメダカたちは人類の未来のために大きな仕事をしているわけですが、中野さんはメダカが縁で実に多くの人とも出会ったそうです。最近はメダカを飼育する人が増えていて、ご近所や知り合いからもらったり、あげたり、というコミュニティも多いようです。
人と人が魚を通じて知り合う・・・とても素敵です。
「宇宙」という文字…普段の生活からは遠く離れた世界。逆に身近なメダカが旅していたとは…感動です。
冬場夏場の外気温の影響に配慮した、断熱素材+深型設計。
地面との接地面を工夫しているので地熱の影響を受けにくく、夏場の温度上昇に配慮。
オーバーフロー穴付なので降雨などによる増水時も安心。
オーバーフロー穴にセットする専用のスポンジは稚魚を逃がさず保護できます。
メダカを美しくみせるダークグレーカラー。
スペース有効活用、M・Lサイズに積み重ねOK!
提供元:ジェックス株式会社
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