2021年11月08日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.08 02:00 更新:2021.12.06 08:48
キャンプでは野外でたくさん身体を動かすので、汗や泥でたくさん汚れてしまいます。そんなとき、キャンプ場ですぐにシャワーを浴びることができたら最高ですよね。
しかし、キャンプ場によっては入浴施設がないところもあります。
事前にキャンプ場の設備を知っておかないと、近くの入浴施設に車で移動のような面倒なことにも繋がってしまいます。
そこでこの記事では、キャンプ時のシャワー事情についてと、その対策方法などを紹介していきます。
たくさん身体を使って遊んだ1日の締めくくりに、キャンプ先でもスッキリとシャワーを浴びたいですよね。そんなときの対策方法を3つ提案します。
・シャワー設備のあるキャンプ場を選ぶ
・濡れタオルやウェットティッシュで拭く
・簡易シャワーを持参する
どの方法を選択するとしても、事前にチェックと準備をしておきましょう。
海水浴も楽しめるキャンプ場には、シャワー設備が整っているところが多くあり、さらにファミリー向けのキャンプ場なら、お風呂まで用意されているところもあります。
また、管理人が常駐しているキャンプ場には、コインシャワーが設置されている場合もあります。ただし、シャワーが何台も用意されているわけではないので、使いたい人が多ければ順番待ちになってしまうことも覚悟しなければなりません。
シャワーを浴びることができなくても、せめて濡れタオルやウェットティッシュ、または汗拭きシートなどで体を拭くだけでも随分スッキリします。
一泊だけであれば、その方法でもなんとか乗り切ることができますが、どうしても気になるかたはシャワー付きのキャンプ場を選ぶことをおすすめします。
もしキャンプ場にシャワーがない場合は、簡易シャワーを使うと良いでしょう。
簡易シャワーとは、水を入れたタンクや袋にホースとシャワーヘッドを繋いだもので、屋外にも持ち運んで使えるシャワーのことです。
給水方法は手動のポンプ式や電池式、充電式など数種類あります。簡易シャワーがあればテントのそばで気軽にシャワーを浴びることができるのです。
また、シャワーとしてだけでなく、洗い物にも使えたり、災害時にも使えたりとキャンプでは重宝します。
簡易シャワーの給水方法はいくつかあり、キャンプスタイルによって選べます。
・吊り下げ式
・手動ポンプ式
・充電、電池式
・シガーソケット式
それぞれの特徴やメリットやデメリットを紹介していきます。
吊り下げ式は、袋状のタンクに水を入れ、木や車の高い部分に点滴のようなかたちで引っ掛けて使います。袋はとても丈夫で、タンクの水を抜けば軽くて小さくまとまるので荷物にもなりません。
また電力を使わないので電源確保の心配もなく、場所を選ばずにどこでも使えるエコなシャワーです。本体の値段もさほど高くないのでコストパフォーマンスにも優れています。
ただし、自然に落下する力だけが頼りということもあり水圧が低いことと、水を入れた重い状態で持ち上げ、高いところへ引っ掛けなければならないというデメリットがあるので注意しましょう。
手動ポンプ式も、電気を使わない手動式のタイプです。手または足でポンプをプッシュし、圧力をかけることで水を連続して出すことができますが、一定量の水を出し切るとストップしてしまうという難点があります。
タンク付きのものが多く出ていますがポンプのみの商品もあり、その場合は別でポリタンクなどを用意する必要があります。
ポリタンクの容量を好みのサイズにできるので、人数の多い家族のシャワーにはとても便利です。
吊り下げ式よりも価格は高めですが、災害時にも使えるので持っていても損はありませんね。
USB・乾電池式シャワーは、バケツなどに汲み置きした水をモーターで吸い上げてシャワーにするものです。携帯しやすいのが便利ですね。
ただし、充電式は充電に3〜4時間要すること、電池式なら使用電池の購入に加えて、予備の電池も用意しておくなど、時間やコストがかかることも考慮しておきましょう。
キャンプ場のそばに車をつけることができるなら、車のシガーソケットを電源として使えるタイプのポータブルシャワーが便利です。
シャワーが途中で止まるといったこともないので、ストレスなく使えますね。ただ、車のエンジンをかけた状態で使用しなければ、バッテリーが上がってしまう可能性があるので注意が必要です。
シャワーを使う際、注意したいポイントが4つあります。
・電源が不要なタイプor必要なタイプか
・排水溝に水が流れるようにする
・石鹸、シャンプーはNG
・プライバシーテントで視線をブロック
キャンプ場でのマナーや、ルールもきちんと配慮するようにしましょう。
まずは、電源が不要なタイプと必要なタイプのどちらの簡易シャワーを使うのかを決めましょう。
電源が必要かどうかによって、追加で必要になるアイテムがあることもあります。さらにシャワーの特徴次第で、サイトを設営するときの場所選びが変わってきます。
電源が必要な簡易シャワーを使う場合は、ポータブル電源を一緒に持って行ったり、電源のあるサイトを選ぶ工夫が必要です。
簡易シャワーを使うときは一気に大量の水が流れ出ます。シャワーで流した水が、川や近隣のサイトに流れないように注意しましょう。
また、水はけの良いところを探すか、シャワーを浴びるときに桶などで流れる水を受けて、排水溝に捨てるといった気配りができるといいですね。
キャンプ場の自然を守るため、またキャンパーのマナーとして、石鹸やシャンプーを使った汚染水を流すのはNGです。
顔の汚れやメイクは先に洗顔シートなどで拭き取るようにし、シャンプーはドライシャンプーを使うなどしてからシャワーを浴びることをおすすめします。
いつでも自然を守る行動を取るよう心がけたいですね。
目隠し用のテントがあると、屋外でのシャワーも安心して行えます。防水のプライバシーテントなら、テントの底面がないのでそのままシャワーをしても水が土に流れていきます。
また、シャワーだけでなく簡易トイレや着替えなど、人目が気にならない空間を確保したいときにも便利です。
いくら夏でも冷たい水を浴びるのは抵抗がありますよね。体が冷えて風邪を引いたら元も子もありません。
また冷たい水で洗うよりも少しでも温かいお湯で洗えたら、汚れ落ちもよく使う水も少なくて済みます。
そこでここからは、電気を使えない環境下でも、簡単にお湯を作る方法を2つ紹介します。
焚き火は火力が強いので、水を入れたやかんや鍋をかけておけば、すぐにお湯を沸かせます。
料理のために沸かしたお湯でも水を足して適温にすれば、簡単に温水シャワーにすることができます。ただし、温度調節にはくれぐれも注意し、火傷をしないようにしましょう。
簡易シャワーの黒い袋やタンクは、真夏の熱い日差しのもとに数時間置くだけで、中の水温を上昇させてくれます。
太陽光の熱の吸収で水が温まるので、火も電気もいらないのがうれしいですね。ただし、空が曇ってきたり日が暮れたりすると、自然に水温もどんどん下がってくるので、温かいうちにシャワーを浴びるようにしましょう。
キャンプ場に入浴施設がなくても、便利な簡易シャワーがあれば、汚れてしまった身体を綺麗にすることができます。
自分の使いたいタイミングで、存分にシャワーできるのも簡易シャワーの良いところです。
紹介したどのタイプの簡易シャワーも、コンパクトなものばかりなので、それほど大きな荷物になることもありません。
手を洗ったり、ちょっとした食器を洗ったりするのにも便利な簡易シャワーを是非使用してみてください。
新着記事
【新商品】 外出先でもワンプッシュ!アレルブロック触れるところウイルス菌ピンポイントクリア
by アース製薬株式会社
ダニはジメジメがお好き?
by 株式会社 UYEKI
遮光ネットは夏の強い日光と高温から植物を守り、最適な育成環境をつくります
by 株式会社イノベックス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス