2021年02月23日

ハムスターの飼育方法

by 株式会社キョーリン

公開:2021.02.23 16:40 更新:2021.10.04 16:23

はじめてハムスターを飼うのに必要なこと、ケージなどの道具の使いかた、飼料(餌・エサ)の種類、特性など。困ったときに役立つ情報をまとめました。

ハムスターのことをよく知ろう

1. ハムスターの主な種類

色、模様などが同じ種類でも違います。

ゴールデンハムスターは毛の長さも違います。

代表的なものを紹介します。

ゴールデンハムスター

もっとも一般的なハムスター。茶と白のブチ模様が多い。飼いやすいが冬の寒さに注意しましょう。

ロボロフスキーハムスター

ペット向きのハムスターの中ではもっとも小型。耳が丸く、動きが早く、少し神経質。

ジャンガリアンハムスター

よく人になれ、背中の黒い線が特徴。「スノーホワイト」「ブルーサファイア」などの種類がいます。

キャンベルハムスター

耳が大きく、少し気が荒い。モンゴルハムスター、シベリアンハムスターと呼ばれることもあります。

チャイニーズハムスター

体が細く長い尻尾を持つ。温和な性格でなれやすく、排泄物の臭いが少ないよ。木登りが得意なので脱走には注意しよう。

2. 特長・特性について

ハムスターはペットとしての人気がとても高く、動き回る様子はとてもかわいく、愛きょう者です。

人にもよくなれます。

ウサギと同じくげっ歯類で、歯が一生伸び続けます。

ハムスターの飼育にチャレンジしよう

1. 選ぶときの注意

まず、どんな種類を飼育するかを決めます。

複数で飼うとけんかをすることが多いので1匹で飼うことをおすすめします。

夜行性なので買う時は夕方、ペット店へ行きましょう。

※ペット店のケージの中で元気に動き回っているハムスターを選ぼう!

2. おうちについて

◆ケージ

市販のものを使うと便利です。ゆったりした広さを確保してあげましょう。木製の飼育容器を使うときはかじられないように注意しましょう。

◆ケージの置き場所

静かで、直射日光の当たらないところ。温度変化の少ないところに。

◆床材

ワラや新聞紙を敷きましょう。もぐって遊びます。歯やツメの伸びすぎを防止するため木片も入れてあげましょう。

◆トイレ

専用のトイレ砂かネコ用の砂、あるいは新聞紙などをちぎっていれましょう。いつもきれいに!

◆回し車

運動用、ストレス解消に遊ばせましょう。

◆巣箱

巣材として、ワラや干草を入れてあげましょう。

◆エサ入れ

重量があり、安定性のよいものにしましょう。

◆給水器

外から取り付けられ便利。皿型の水入れを使うとこぼして、ジメジメするのでおすすめできません。

3. お手入れのポイント

毎日、水を替え、新鮮なエサをやりましょう。

巣箱やトイレも清潔に保つため点検・掃除をしてあげてください。

週1回は床材を取り替え、月1~2回はケージ全体を洗ってください。

●巣箱・床材について

巣箱の中にエサをもっていく習性があります。

古いエサは取り除いてください。

床材も遊び好きのハムスターはよく汚します。

こまめに取り替えましょう。

●トイレのしつけ

きれい好きなハムスターは決まったところにフンやおしっこをする習性があります。

トイレにあらかじめフンを入れて置き、臭いでトイレを覚えさせます。

●季節毎の手入れ

春:冬毛から夏毛に生え変わる時期です。よくブラッシングをしてあげましょう。

夏:この時期は暑く、湿度が高いので、こまめに掃除をし、涼しいところに置いてください。

秋:食欲旺盛な時期、栄養たっぷりのエサを与え、寒い冬にそなえましょう。

冬毛に変わる時期なのでまめにブラッシングを!

冬:寒すぎると冬眠してしまいます。

巣材を多くし、暖かくしてあげてください。

ハムスターの繁殖(ふやす)について

1. ふやし方について

ハムスターは多産です。

うまくペアができ、妊娠したらオスを取り出します。

巣箱に巣材を多く入れてやります。

10日くらいで子供を産みます。

20日~1ヶ月ぐらいで親とはなして飼いましょう。

《こんなエサを与えないように!》

玉ねぎ、ねぎ、にら、にんにくなど。

コーヒーやチョコレートも中毒を起こしてしまいます。

《こんなことはしないでネ!》

むりやりつかんだり、驚かしたりするとかみつきます。

また、ハムスターの赤ちゃんを人の手でさわると食べてしまうことがあります。

2. 病気について

水分の多い野菜や果物の与えすぎによる下痢がよくあります。

肥満にも注意しましょう。

回し車などでたっぷり運動させてあげましょう。

病気にかからないため、きちんと世話をして予防に心がけましょう。

3. エサと水やりについて

夜行性なので、1日1回夕方に与えます。

量は約10g(キョーリンの「ひかりムスター」なら70粒程度。)

水もいつも新鮮なものを!

提供元:株式会社キョーリン

https://www.kyorin-net.co.jp/

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