2021年01月15日

〈キャットデータベース〉ラグドール

by ネスレ日本株式会社

公開:2021.01.15 00:00 更新:2021.10.04 16:23

最大の猫種の一つで、大きな個体は10キロを超えるといわれています。
抱き上げると飼い主に体を預け、なでるとぬいぐるみのように、おとなしくなるという性質や、柔らかく豊富な被毛から、ぬいぐるみを意味するラグドールと名付けられました。本来は、四肢、胸、腹、あごなどが白いミテッドが理想とされていますが、ポイントやバイカラーも認められています。被毛は生まれた直後は白く、生後3年以上かかって、本来の毛色とパターンが現れます。


※TICA(インターナショナルキャットアソシエーション)やCFA(キャットファンシャーズアソシエーション)などのデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は猫種ごとの目安です。あらかじめご了承ください。

ラグドール

原産国:アメリカ

色・模様:シール、チョコレート、ブルー、ライラック等のポイント、ポイントと同色のミテッドとバイカラー

毛の長さ:長毛

抜け毛:中程度

サイズ:中型~大型

目安となる体重:4.5~9kg

活発度:低め

子どもに対応する適応力:高め

性格は?

大きくて筋肉質のたくましい猫ですが、いたって、おとなしい性格です。痛みに対して我慢強さがあるといわれていましたが、これは間違った認識です。狩りにもあまり興味を示さないような温和な性質のため、同居しているほかの猫種などのペットや、小さな子どもとも優しく接してくれる理想的な室内猫です。大型なだけにのんびりしていて、慌しいことは好きではありません。

起きやすい病気/ケガ

のんびりしているせいか、やや肥満傾向にあります。毛球症も好発しますが、毛球を予防するには、こまめにブラッシングし、抜け毛を除去するとともに、毛球予防の食事の種類などを心がけましょう。

起源

比較的新しい猫種で、1960年代にカリフォルニアのブリーダー、アン・ベーカーによって、バーマン、ペルシャ、バーミーズなどが交配され、ラグドールが作出されました。2000年初頭になってから、アメリカで公認されました。

キャットショーでの評価基準

頭部は大きめで、頬がふっくらとしています。マズルは丸みを帯びています。目は大きく、卵形をしています。色はブルーで、適度に釣りあがっています。耳は中くらいの大きさで、根元は幅広く、先端は丸みを帯び、やや前方に傾けられています。身体は長く、胸の幅は広く、がっしりしていて筋肉質です。四肢は中くらいの長さで、身体の被毛より短い被毛に覆われます。

提供元:ネスレ日本株式会社

https://nestle.jp/brand/purina/

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