2021年04月11日

シールテープの交換

by 株式会社カクダイ

公開:2021.04.11 10:10 更新:2021.10.04 16:23

水栓と壁の間からの水もれについて、解決方法を紹介します。

1.原因

水栓と壁の間からの水もれは、シールテープの傷みが原因です。下記の「交換方法」を参照して、シールテープを交換しましょう。

2.交換方法

① 必要な工具

ウオーターポンププライヤー

・単水栓の場合は不要です。

※メッキ部分を傷つけないよう布を巻いて使用してください。

モンキーレンチ

・単水栓の場合は不要です。

■【ちょっと便利】

水栓取外しレンチ

・古く、固着してしまった水栓の取外しに便利です。

※単水栓用です。

② 必要な部品

シールテープ

③ 手順

【単水栓の場合】

①水栓を矢印の方向にまわして、壁から取外します。

※水栓取外しレンチがあると便利です。

作業に入る前に必ず止水栓を閉めてください。

止水栓の閉め方については

関連記事「水道メーター・止水栓 #止水栓の閉め方」をご覧ください。

②配管の中に残っているシールテープやゴミを、ブラシなどで取除きます。

③水栓から古いシールテープを取り、新しいシールテープを巻きます。

④水栓を壁に取付けます。

※この時反対にまわすとシールテープがゆるみ、水もれの原因となるため注意してください。

※作業後は止水栓を開き、水もれがないかを確認してください。

【2ハンドル・シングルレバー・サーモスタット混合栓の場合】

※イラストは「2ハンドル混合栓」

①クランクナットをレンチでゆるめ、水栓本体を取外します。

②安全のためにクランクにタオルなどを巻き、矢印の方向にまわして、壁からクランクを取外します。

③配管の中に残っているシールテープやゴミを、ブラシなどで取除きます。

④クランクから古いシールテープを取り、新しいシールテープを巻きます。

⑤クランクを壁に取付けます。

下記の「クランクの取付位置」を参照し、位置を確認してください。

※この時反対にまわすとシールテープがゆるみ、水もれの原因となるため注意してください。

⑥クランクのナット部分にパッキンが入っていることを確認し、水栓本体を取付けます。

※作業後は止水栓を開き、水もれがないかを確認してください。

3.クランクの取付位置

クランクを壁に取付ける際、クランクナットの位置に注意してください

■正しい位置
■誤った位置
■クランク取付時のポイント

イラストの位置にクランクを取付け、水栓本体をクランクナットで締付けた後、水栓本体を平行にすると取付けやすいです。

提供元:株式会社カクダイ

https://kakudai.jp/

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