2020年11月01日

【商品】オールドウッドワックスの使い方

by ターナー色彩株式会社

公開:2020.11.01 12:30 更新:2021.10.04 16:23

オールドウッドワックスを使ってウォールオブジェの製作に挑戦してみましょう

オールドウッドワックスとは?

無垢の木に塗り込むだけで、味のある古材のような仕上がりになるワックスです。

オールドウッドワックスならではの特長も!

① 天然素材ミツロウで安心安全!

② 木材の保護&着色が1つで可能!

③ 屋内でも使える低臭仕様!

④ 塗りやすいペースト仕様!

⑤ 全11色の豊富なバリエーション!

必要な素材

・模様用に米松の古材(厚さ8×幅30×長さ600mm):10本

・フレーム用に米松の古材(厚さ8×幅30×長さ1200mm):3本

・台座用に合板(厚さ15×幅800×奥行き500mm):1枚

・オールドウッドワックス:10色

・やわらかい布(ウエス):2〜3枚

・木工用接着剤(速乾)

・たわし

・スチールウール

・ゴム手袋

・金ブラシ

古材がないときは、新材でも表面が粗いものを使うと雰囲気が出しやすいです。

表面が綺麗な木材しかない場合は、傷を付けたり、叩いたりして表面にテクスチャをつけるのもいいと思います。

STEP01.研磨

木材の表面を紙やすりで塗装面のゴミをとりのぞき、木のトゲ等をならします。

ムラが出ないように色を乗せたいときはしっかりとサンディング(研磨)しましょう。

今回は表面が粗い古材だったので120番のペーパーを使いました。滑らかに仕上げたい時には180番以上のペーパーの使用がオススメです。

荒いペーパーで仕上げるとサンディングの細かな傷にワックスが入ってしまい、きれいな見た目にならないので要注意!

STEP02.塗装

刷毛や柔らかい布で少しずつ塗り広げてください。

表面が粗い古材なので塗り込みやすいように、目の細かいスチールウールを使いました。

刷り込むように塗るとワックスの成分が木材に染み込みます。ワックスがダマにならないようにしっかり塗り伸ばしてください。乾きが遅くなり、ムラができやすくなります。

また、柔らかいバターのようなワックスなので広い面には刷毛を使うと効率的です。

STEP03.磨き

きれいな布で磨きます。

オールドウッドワックス塗布後、10分以上は乾燥させておきましょう。一般的には布で磨いてもいいですが、その前にタワシのようなブラシで磨くのがオススメです。ブラシで表面を回すようにこすり、最後の仕上げに布で磨いてツヤを出しましょう。

磨きムラがあるとベタベタしたり、色移りしたりするので、しっかりと磨き上げましょう。

STEP04.カット

木材の端をナナメにカットします。

今回は木材の端を60度でカットしましたが、初めて挑戦する方には45度が一番作りやすい角度かもしれません。45度のカットであれば、ホームセンターなどで販売されている手ノコガイドなどを使ってカットすることが可能です。

ほかにも角度定規を使って線を引けば、そのラインに沿ってカットする方法もありますよ。

STEP05.貼り合わせ

カットした木材を枠をつけた台座に貼り合わせます。

あらかじめ台座に貼りたいパターンの線を大まかに引いておきましょう。最初から一枚ずつぴったり貼るというよりも、少し隙間など作りながら最後に帳尻が合うように貼っていくのがポイントです。

木工用接着剤の乾燥には時間が掛かるので、乾燥待ちの間に貼っておいた木材がズレてしまわないように注意が必要です。

STEP06.最終仕上げ

表面を柔らかい布で再度磨き上げます。

木工用接着剤が乾燥したら、いよいよ最終仕上げのステップへ。オールドウッドワックスを塗布して、様々な色合いに塗り上げられた古材たち。1枚の台座にランダムに配置することで、まるでアートピースのような仕上がりに。

最後にウエスという布でワックスを拭き上げることで、色が深まりつつも、ツヤが生まれます。

提供元:ターナー色彩株式会社

https://www.turner.co.jp/

オールドウッドワックス製品情報

品名:木部用ワックス

用途:無塗装木部の着色とつや出し

種類:油性

成分(クリア以外):ろう(蜜蝋、マイクロクリスタリンワックス)・有機溶剤(イソパラフィン)・合成樹脂(アルキド、テルペン)・顔料

成分(クリア):ろう(蜜蝋、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス)・有機溶剤(イソパラフィン)

正味量:350ml

塗り面積:約10~15㎡(1缶あたり1回塗り)

第2石油類:危険等級III

<危険有害性情報>

引火性液体、眠気又はめまいのおそれ、長期継続的影響によって水生生物に有害のおそれ。

<応急措置>

●飲み込んだ場合=直ちに医師に連絡すること。無理に吐かせないこと。

●皮膚(又は髪)に付着した場合=流水/シャワーで洗うこと。

●皮膚刺激が生じた場合=医師の診断/手当を受けること。

●吸引した場合=空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。

●眼に入った場合=水で数分間注意深く洗うこと。コンタクトレンズを装着していて安易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。

●眼の刺激が続く場合=医師の診断/手当を受けること。

●火災の場合=消化するために炭酸ガス、泡、粉末、乾燥砂、その他消化剤を使用すること。

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