2021年01月12日

〈キャットデータベース〉バーミーズ

by ネスレ日本株式会社

公開:2021.01.12 00:00 更新:2021.10.04 16:23

独特のカラーはシャムの血を受け継いでおり、ほかの猫のカラーよりも淡く、ブルー、シャンペン、プラチナをダイリュートと呼ぶ色合いになります。そのため、ほかの品種と同じカラーでも、バーミーズ独特の呼び名が付いています。被毛はサテンのようにきめ細かいなめらかさがあり、高密度の細かい毛は美しい光沢を放ちます。欧米ではシャムやペルシャに次ぐ人気品種です。


※TICA(インターナショナルキャットアソシエーション)やCFA(キャットファンシャーズアソシエーション)などのデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は猫種ごとの目安です。あらかじめご了承ください。

バーミーズ

原産国:タイ

色・模様:セピア、セーブル、シャンパン、ブルー、プラチナなど

毛の長さ:短毛

抜け毛:中程度

サイズ:小~中型

目安となる体重:3~6kg

活発度:高め

子どもに対応する適応力:高め

性格は?

とても陽気で遊び好きな半面、賢くて人にもよくなつき、おだやかで飼いやすい性格です。愛情にも飢えていて、飼い主にかまってもらうことを、こよなく幸せな時間と感じています。あまりせわしない性格ではなく、全体的にゆったりとした印象を受けます。

起きやすい病気/ケガ

一般的な猫同様、皮膚疾患や尿路結石が好発します。尿路結石は、トイレの際のしぐさを確認して、尿の回数が多いのに、量が少ないと感じたら要注意です。すぐに動物病院で検査を受けた方がいいでしょう。

起源

起源は、ビルマの「フォンマゥ」というブラウンの猫で、1930年、アメリカに渡ったフォンマゥとシャムとの交配でバーミーズが誕生しました。

その後、アメリカでは丸みを帯びたコビータイプに仕上がりましたが、ヨーロッパではスリムなセミフォーリンタイプが好まれて、現在ではヨーロピアン・バーミーズとアメリカン・バーミーズは別品種扱いされるほど違う猫になりました。

キャットショーでの評価基準

頭部は額が平らで、全体が丸みを帯びた形をしています。マズルは幅広く短く、目は丸く、やや離れてついています。耳は付け根の幅が広く、両耳の間隔が離れていて、前方に傾いています。体は中くらいの大きさで、筋肉質で頑丈です。四肢は身体に比例しています。尾はまっすぐで、中くらいの長さです。

提供元:ネスレ日本株式会社

https://nestle.jp/brand/purina/

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