2021年02月24日
by 武蔵ホルト株式会社 |
公開:2021.02.24 10:40 更新:2021.10.04 16:23
クルマの補修をきれいに仕上げるには丁寧なマスキングが重要です。ここではマスキングのコツについてお話しします。
塗料がついたら困る所に、あらかじめマスキングテープや新聞紙、ビニールやポリのシートでカバーをすることをマスキングといいます。マスキングしてあれば、まわりに塗料がついて落ちなくなってしまうということもなく、のびのびと塗ることができます。新聞紙やホルツのマスキング商品でていねいに覆ってペイントをきれいに仕上げましょう。
ボディパネルの合わせ目、プレスライン、モールなど、境目がはっきりしている所を利用してマスキングをしましょう。旧塗装色部分と補修ペイント部分ときっちり分けられる所を見つけ塗装の境目を目立たなくしましょう。
できればパーツ(ドアならドア1枚)全体をペイントするのが最適ですが、部分塗装の場合、補修箇所の3~4倍の範囲を目安にしましょう。できるだけ広く空けるようマスキングをしましょう。
バンパーのペイントは曲面の場合が多いのできれいにボカシができるようにマスキングをしましょう。ボディとバンパーの合わせ目、プレスラインなど境目がはっきりしているところを利用して広く大きく空けてマスキングをしましょう。
テープを軽く貼っただけだと、塗料がテープの下に入り込んで、テープをはがしたときに、にじんでしまうことがあります。塗装面との境目の部分は、しっかりと押さえておくことが大切です。
マスキングテープは塗装が終わったら塗料が乾く前にテープをはがすようにしましょう。塗装面からマスキングテープにかけて塗料を塗ってある所は、塗料が乾くとひとつの塗膜になり、テープをはがすときに塗装面の塗料もはがれてしまうことがあるからです。また、マスキングテープの粘着力は、すぐにはがすように設計されているので、何日も貼ったままにしておくと、はがれにくくなることもあります。
★曲面のマスキングがカンタン!
ライトやフロントグリルなど、クルマは意外と曲線部分が多い。そんな所のマスキングには曲線用テープ。クレープ紙タイプならば曲線と直線どちらもおまかせ。
★新聞紙より全然ラクチン!
ポリエチレン製フィルムを使用しているので、塗装が染み込んでしまう事も無く、付着した塗装が乾いてもはがれ難いので安心して塗装作業ができます。
提供元:武蔵ホルト株式会社
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