2021年07月25日

「今月のBEST OF THE BEST」〜床のざらざら、ベトベトを取り去る、夏の床掃除

by DCM株式会社

公開:2021.07.25 19:40 更新:2021.10.04 16:23

2019.07.31


ズバッと季節のお悩みに回答してくれる、藤原千秋さん連載。裸足で床を歩く機会が増える夏。床のざらざら、ベトベトがとても気になることがあります。夏特有の気候が影響する床の汚れは、夏のうちに取り去って、裸足が気持ちいい床を目指しましょう。今月は夏の床掃除のBEST OF THE BESTです。

「床」には「汚れ」が積もるもの

お部屋の空気中に漂っている、ホコリ。さまざまな、目に見えにくい汚れの原因たち。

強い光がさっと射したときなど、にわかに見える、あの細かなホコリの筋には、衣類などから出る繊維の綿ボコリのほか、細かな砂や泥の微粒子が含まれています。また花粉やカビ胞子や排気ガスの煤煙、タバコの煙や調理由来の油煙などまでもが、あたりまえに混じっているものです。

それらはどこに行くのでしょう。キッチンや浴室などの換気扇を稼働させていれば、強制的に排気されることで外に出て行くこともあります。2か所以上の窓を開け放っての自然換気でも、家の外に出すことは可能でしょう。

でも、微妙ながらでも「重さ」のある、それらホコリの多くは、「床の上」に積もります。私たちが床に掃除機をかけるとき、またフロアモップをかけたり雑巾を使ったりするときにもわかりますが、容易に「汚い」と感じてしまう程度の「量」の汚れが、そこで可視化、目に見える状態になるわけなのです。

夏だから汚れるその理由

お部屋の中で広い面積を占める壁や天井、カーテン等の大型ファブリックももちろんですが、重力に従って言えば「床」というのは、家の中でもっとも汚れやすいエリアと言えるでしょう。

なかでも「夏」という季節がより床を汚くします。まず、夏は空気が湿気ってこもりやすくなるので、冬に比べて窓を開け放つ頻度が高くなりますよね。

居住環境によって軽重はありますが、つまり煤煙や土ボコリといった微粒子が、屋外から入り込みやすくなるということです。

またそんな窓の開放によって、部屋のなかの気流が乱れます。すると換気扇をつけていても、調理中の油煙などが家中のさまざまなエリアに散ってしまいやすくなります。暑さと湿気が酷ければ、窓を閉め切ってエアコンを使用することになります。このエアコンの影響でも、部屋のなかの気流は変わりますので、ホコリなどが予測していないような家の隅々まで行き渡ってしまうリスクが高まります。

また、特に塩ビのクッションフロアや、複合フローリング床などの場合に顕著なのですが、夏ならではの「裸足で過ごすライフスタイル」によっても、床の皮脂汚れが増してしまいます。いわゆる「足裏脂」による汚れというものです。

この皮脂汚れや、さきの油煙汚れといった、べたついたテクスチャーの酸化油に、微細なホコリの類が絡まっての複合汚れ。

この、やや厄介な汚れが付着し、蓄積しやすくなってしまうのが、夏の床の特徴というわけなのです。

夏の汚れは冬まで持ち越さないように

そこでもっともラクに、かつ時短にして、こういった床の複合汚れをスッキリさっぱり落とすには、市販のフローリング用ウエットシートを活用した拭き掃除を頻度高めに行うようにするのがおすすめです。

このウエットシートは手持ちのフロアワイパーに装着し拭き掃除するのがもっとも容易なやり方ではありますが、手に持って雑巾のように、力を入れてこすり拭きするのも非常に効果的です。

クッションフロアならこのとき、少し濡らしたメラミンスポンジを併用してもいいでしょう。ベタつきが少なめな部屋ならばドライシートでも大丈夫です。

【便利な日用品BEST OF THE BEST 】

DCM ウエットシート フローリング用超厚手

洗剤を使わず汚れを落とすフローリング用ウエットシート。サイズ:約300x200mm、20枚入り

☆藤原さんもおすすめ!

フローリング床やクッションフロアのほかフロアタイルの床の掃除なども、素材を傷めず的確に汚れを取り去ることができます。厚手なので拭いていてヨレにくく、またアルカリ電解水由来の洗浄成分がすぐ乾いてしまわない点もメリットです。アルカリのパワーでベタつきがすっきり落ち、拭いた後はサラッとしています。気持ちいいですよ。

DCM フロアワイパースタンド 白

フローリングワイパーやシートをすっきり収納できるスタンド。サイズ115×130×260mm。重量:1.25kg。

☆藤原さんもおすすめ!

床掃除の主要な道具、フロアワイパーをスマートかつ機能的にスタンバイさせるうえで心強い存在です。シートも一緒に置いておけるので、いつでもさっと掃除に取りかかれます。これでこまめに掃除できさえすれば、理論的には床はいつもピカピカにしておけるはず!?

<プロフィール紹介>

藤原千秋

大手住宅メーカー勤務を経て、主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆。現在は企画、広告、商品開発アドバイザーなど多様な業務に携わる。TV「マツコの知らない世界」に1000個の掃除グッズを試した主婦として出演も。著・監修書に『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』など。

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

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