2021年02月04日

小動物用ヒーターって必要?種類や使い方をご紹介

by ジェックス株式会社

公開:2021.02.04 18:10 更新:2021.10.04 16:23

暑い暑いと思っていたのに季節が変わるのはあっという間ですね。

季節の変わり目は気温が大きく変化するので人も動物も体調を崩しやすいタイミングです。

ヒーターを早目に設置して快適な飼育環境を整えてあげましょう。

ヒーターって本当に必要?

最近の住宅は密閉度が高く空調も充実していることが多いので、専用のヒーターなどの保温器具が絶対に必要というケースは減っているかもしれません。

エアコンを付ければお部屋の温度を丸ごと管理できますし、飼っているペットの種類によっては成体になることで体力が付き、ヒーターが不要な場合もあるでしょう。

ただし幼体の飼育や病中・病後など、体力がない状態の飼育に関してはヒーターの使用を強くおすすめします。最近は生き物を購入する際に一緒にヒーターをオススメしているショップさんもあるようです。体の小さい生き物たちは一度体調を崩してしまうと回復するのも大変なので、早目に対策をして体調管理をしてあげましょう。

外から保温で安心!シートヒーター

最近人気がある「シートヒーター」。

ケージの外側から保温するので生き物が直接ヒーターに触れず、汚れたり齧られたりする心配がありません。

特にハムスターなどはコードが大好き(?)なので、このタイプが安心できるのではないでしょうか。PTCと言う構造で、自動的に表面温度をコントロールしてくれる優れモノです。

ジェックスのシートヒーターは丈夫で傷つきにくい6層構造採用。

グラスハーモニーにもご使用いただけますのでハムスター用ヒーターとしてもおすすめです。

S・M・Lの3サイズあります。

防水機能はないので、お水はかけないでくださいね。

吊り下げても敷いてもOKな2WAYヒーター

ジェックスのもう一つのヒーターは「2WAYヒーター」。

かじり防止のコードカバーが付いた、ケージの中にも設置できるタイプです。

フックで側面に引っ掛けても、床面に敷いてもOKな2通りの使い方が可能です。

裏表で温度が違うリバーシブルタイプなので、お部屋の温度や環境に合わせてご使用いただけます。

汚れたら水洗い可能なのでお手入れもカンタンです(完全防水ではないので、水に浸けたり水中での使用はしないでください)。

※差し込みプラグに水がかからないように注意してください。

※本製品は防滴加工をしておりますが、安全のためにコードの根元に水がかからないようにご注意ください。

こちらもS・M・Lの3サイズです。

こんなケージにはどんなヒーター?

どちらのヒーターも触れている面は暖かくなりますが、空気を暖めたり離れた場所を暖めたりする機能はありませんので生き物の近くに設置してあげることが大切です。

グラスハーモニーのように底面にヒーターを入れる隙間があり、中の生き物が底面に接しているケージにはシートヒーター、うさぎケージのように底面に引き出しやスノコなど空間があるケージには2WAYヒーターがおすすめです。

サイズの目安はケージの1/3

サイズ選びのポイントはケージの底面積の約1/3を選ぶこと。

全面をカバーするサイズにしてしまうと、暑くなった時に生き物が避難する場所がなくなってしまいます。寒くなったら暖かいところへ、暑くなったら涼しいところへ、ケージの中で生き物が快適な場所へ移動できるような環境にしてあげましょう。

乾燥に注意!

温度を上げることで水分が蒸発し、乾燥しやすくなります。お皿にお水を入れて下から保温していると、意外とすぐに蒸発してしまいます。

気が付いたら飲み水がカラッポ!と言うことがないように毎日様子を見てあげてください。

いつから付ける?いつまで付ける?

地域やお部屋の環境にもよるので一概には言えませんが、うさぎやハムスターであれば平均気温が20度を下回る期間が目安。

本州であれば10月頃~5月頃まででしょうか。

冒頭に触れた幼体や病中・病後などはこの限りではありませんので、様子を見ながら準備をしてあげてください。

提供元:ジェックス株式会社

https://www.gex-fp.co.jp/

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