2020年09月01日

吹き抜けの快適空間! カブトムシ飼育ケースをDIY

by アクリサンデー株式会社

公開:2020.09.01 04:36 更新:2021.10.04 16:23

カブトムシの飼育ケース、その名も「かぶとちっくジャイアントハウス」を手作りしてみませんか?
全高556mm、カブトムシもビックリ仰天!!!迫力満点のBigサイズ。これなら、カブトムシ家族の二世帯住宅も実現しちゃうぞ。

【出来上がり寸法】奥行200mm×幅275mm×高さ556mm

①オリジナルビッグサイズ!しかも軽くて丈夫

サイズ、形も自由自在に加工できちゃう。

また、アクリルだから軽くて移動もラクラク。

しかも割れにくくて安心!

②生態観察がしっかりできちゃう

透明度の高いアクリルだから生態観察もバッチリ。

鳥や魚の飼育もできちゃうよ。

<部材>

・アクリサンデー板透明3mm厚M

 (550mm×650mm):2枚

・とうめい蝶番(6枚入):1ケース(4枚使用)

・ポリカねじ(4セット入)

<道具>

・アクリサンデーカッター

・アクリサンデー接着剤

・アクリサンデー研磨剤

・定規

・セロテープ

・メジャー 

・穴あけ用厚板(約10mm厚) 

・機械油(家庭にあるモノ)

・電動ドリル

アクリル板の保護紙に参考図のとおり図面をひきます。

できるだけ端から板取りし、中面を余らせるようにします。

<POINT>

・板厚を計算にいれてサイズを測ること。

この場合は、背板・前板の厚さは各3mmなので、底板の奥行200mmから6mm引いた194mmを側板の幅にします。

寸法線にそって、専用カッターの前部刃先で保護紙を切り(はがさない)、アクリ切り部で一気に溝を入れ、板厚の1/3になるまで何度もカッターで溝切りします。溝を入れた面を外側にし、親指を押し出すように割ります。

※長い定規がない場合は、用意しているアクリル板か別のモノで代用しましょう。

<POINT>

・失敗を防ぐためにまず大きいサイズの板から切ること。

・溝の深さを一定にするのがコツ。

端から端まで一気に切り、面をそのまま180度回転させて、同じところを2~3回溝切りします。

穴あけの位置を決めて印をつけます。穴の数は、お持ちの電動ドリルビットのサイズに合わせて臨機応変に。(小さければ多く、大きければ少なく)

穴あけ用厚板の上にアクリル板を置き、電動ドリルで穴をあけます。穴サイズは3.5φ~5φ。

<POINT>

・穴の位置は上、横端から20mm以上内側にすること。

・穴をあける位置に油をぬっておこう。

 アクリル板の穴位置に機械油などをぬっておけば、割れを防止できます。

・貫通直前は電動ドリルのスピードをゆるめよう。

底板の上に背板を乗せ、外側にセロテープでしっかりと固定。接着剤を注入器で1筋ひくように流し込みます。同じように、左側板、右側板の下部、上部、前板を接着し、最後は扉部分(内側)にストッパーを接着します。※接着剤の量を多くしても、接着の強さは変わりません。

<POINT>

・セロテープでしっかり固定する。

接着の前にセロテープでしっかり固定すれば、ズレを防止できます。

・水漏れ防止に接着剤を回し入れ。

最後にもう一度、接着剤を少し多めにコーナーに溜めて回し流せば、接着がより強力になります。

2コの蝶番を天板の両端から各々50mmの位置に置き、天板側の蝶番をテープで固定。まず側板側、次に天板側の順で接着します。最後は扉と右側板の上部に、同じように蝶番を接着します。

<POINT>

・天板はぴったりフタができるサイズにしておこう。

・側板側の蝶番に接着剤をつける際、天板をつかないようにしよう。

・扉に蝶番をつける際は、蝶番の芯を扉側にずらして接着しよう。

扉と右側板の下部に、取っ手になるポリカねじを接着剤で取りつけます。(ナットにビスを入れた状態で)

※取っ手は別のモノで代用可。

<POINT>

・カブトムシが扉を開けて、逃げないようゴムなどで止めておきましょう。

・接着し終えたら、カット面をカッター刃のくびれ部分、またはやすりで面取りをしてからなめらかにします。

●手を切らないように気をつけてね。

カッティングや、面取りをするときはカッターで手を切らないように塗装して使いましょう。

●接着剤、注入針の取扱いには十分注意しましょう。

注入針で手を刺さないように気をつけましょう。また接着剤は揮発性が高いので、使用しないときはきちんとキャップをしましょう。

アクリルの加工方法を詳しくご覧になれます。

http://www.acrysunday.co.jp/howto/index.html

提供元:アクリサンデー株式会社

http://www.acrysunday.co.jp/

ブランコをつけてアスレチック風に、ロフトをつけて2階建て風に・・・などなど、多彩にアレンジが楽しめるよ。

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