2020年11月09日

かからない、うつさない!日々の生活習慣で風邪&インフルエンザ予防

by ジョンソン株式会社

公開:2020.11.09 11:10 更新:2021.10.04 16:23

寒い季節に気を付けたいのが、風邪などの感染症。かかるとつらいインフルエンザの流行も、例年11月下旬から始まり3月頃まで続きます。普段の暮らしの中でできる予防法をしっかりとって、インフルエンザの季節を乗り切りましょう。

風邪やインフルエンザの原因はウイルス!どうやって感染するの?

人から人へ感染していく経路は2つです。

1つは風邪やインフルエンザにかかっている人のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と共にウイルスが飛び散り、それを口や鼻から吸い込む「飛沫感染」。

もう1つは感染者がウイルスの付いた手で電車のつり革、ドアノブやスイッチ等に触れ、別の人がその物に触れた自分の手を介して目や鼻、口の中に取り込んでしまう「接触感染」です

かからない、うつさない!感染対策の基本は手洗い・うがい・マスクと水分補給

正しく手洗い

手洗いはこまめにしっかりするのがポイント。石鹸をよく泡立て、手のひらと手の甲をよくこすり、指先や爪の間も丁寧に。指の間を十分に洗ったら、次は親指の付け根もしっかりと。最後は手首を軽くにぎるようにして洗えば終了です。所用時間は約30秒間が目安で、「ハッピーバースデー」の歌を2回歌うくらいの長さ。少なくともトイレ後、調理や食事の前、外出後は必ず手を洗いましょう。

奥までうがい

うがいは喉に潤いを与え、その適度な刺激によって粘液の分泌や血行を促進。ウイルスや細菌を100%体外に排出できるわけではありませんが、喉の粘膜の乾燥を防ぎ、局所的な免疫力の弱まりを防ぐ効果があるとされています。

うがいの仕方は3ステップ。まずは口に水を含み、そのまま強めに「ブクブク」ゆすいだら吐き出します。次に口に水を含み、なるべく喉の奥まで水が入るように上を向いて「ガラガラ」を約15秒。吐き出してからもう一度水を含み「ガラガラ」を繰り返します。

きちんとマスク

マスクをするときは、着け方と捨て方に注意。

マスクを着用していても鼻や頬の部分に隙間があったり、顎が出ていると効果がありません。鼻と口の両方を確実に覆うように着用しましょう。また、捨てるときはゴムひも部分だけを持ち、ビニール袋に入れてゴミ箱に入れるのがおすすめです。

こまめに水分補給+顔を触らない

感染症対策として改めて見直されているのが、こまめな水分補給。外出先などでうがいを頻繁にするのは無理でも、お茶や水を一口飲むことで喉を潤すことができるからです。

また、外出先では手で目をこすったり、鼻や口を触らないことも大切。ウイルスは粘膜から体内に入り込むため、意識的に顔を触らないようにしましょう。そのためにもマスク着用を心がけるといいですね。

おうちの中の環境を整えることも予防対策のひとつ

かぜやインフルエンザ要望に気を配っている人でも、意外と見落としがちなのがおうちの中の生活環境。家にいるときの空間作りもまた、感染予防のためには欠かすことができません。

では実際、どんなことに気をつければよいでしょう?

湿度を調節

ウイルスは湿度が低いと動きが活発になり、人にうつりやすくなります。そこで予防の目安としては、室内湿度を50%程度の状態を保つのが理想的。加湿器を使ったり濡れたものを干したりして、室内がカラカラになるのを防ぎましょう。

窓を開けて換気

閉め切った部屋の汚れた空気は、器官や粘膜を傷め、体の抵抗力を落とすことにつながります。1時間~2時間に1回、対角にある窓を開けて風の通り道を作り、部屋の空気全体を入れ替えるのがおすすめです。

掃除+アルコールでのお手入れ

ウイルスはホコリの中に混じりやすいので、まずは部屋にホコリを溜めないことが基本。その際は空気中にホコリが舞い上がらないように、家具や棚の上→床というふうに上から下への手順で掃除します。また、忘れてならないのが、ドアノブやスイッチ、リモコンなど家族みんなが触れる場所のアルコールでの除菌。手を介しての感染は予想以上に多いとされているので、アルコールでのこまめな除菌を習慣づけましょう。

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提供元:ジョンソン株式会社 「美的生活のススメ」

https://scjcatalog.johnson.co.jp/life/bitekilife/index.html

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