2021年04月24日

車のタイヤ交換

by DCM株式会社

公開:2021.04.24 12:40 更新:2022.01.24 10:15

やってみよう!

ジャッキアップを行う前に、自動車が動かない様にします。

①エンジンを切り、サイドブレーキをかけます。

②AT車の場合はパーキングに、MT車の場合は1速かバックギアにいれます。

③交換するタイヤの対角線にあるタイヤを「タイヤストッパー」で固定します。

【!注意】

作業中に自動車が動くとジャッキより脱落する等、非常に危険です。路面状況と同じく最初にしっかりと固定してください。

ホイールナットに適合するサイズのクロスレンチを差込み、緩める回転方向に約1回転まわしホイールナットを緩めます。1本のハブボルトに過大な負荷がかからない様に、遠い対角線にあたるボルトを順番に緩めていきます。

【!注意】

ホイールナットを外すときにクロスレンチに乗ったり過大な負荷をかけないでください。破損や怪我の原因となります。ホイールナットは完全に外さないでください。ホイールの脱落やハブボルトに過大な負荷がかかる原因となります。

電動インパクトレンチを使用すればモーターの力を利用して楽にホイールナットを緩める作業が出来ます。

フロアジャッキを使用し、車体を持ち上げます。

①フロアジャッキのサドルを車体に当てるジャッキアップポイントを確認します。車種ごとに異なりますので自動車の取扱説明書や自動車メーカーにて確認してください。

【!注意】

ジャッキアップは必ずジャッキアップポイントにて行ってください。違った場所で行うと車体の変形や、バランスを崩し脱落等の原因となり大変危険です。絶対に行わないでください。

ジャッキアダプターを使用すれば、車載ジャッキで使用するジャッキアップポイントで、フロアジャッキをジャッキアップ可能です。

②リリースバルブを付属のハンドルで時計方向に回して確実に締めた事を確認し、ジャッキサドルがジャッキアップポイントに当たる位置でジャッキハンドルを上下に動かしジャッキアップを行います。

①ジャッキスタンドに車体を乗せるポイントはフロアジャッキのジャッキアップポイントと異なります。自動車の取扱説明書か自動車メーカーに確認してください。

②ジャッキスタンドを所定の位置に設置し、リリースバルブを少しずつ緩め、ゆっくりとジャッキを下ろしてください。

③車体の保持ポイントにジャッキスタンドが当たり、車体が確実に保持されている事を確認後、完全にジャッキを下ろしてください。

①クロスレンチを使いホイールナットを完全に外し、タイヤを車から取り外してください。

②外したタイヤは万が一車体が落下した場合に備え車の下に置いてください。

①装着するタイヤのホイール穴をハブボルトにあわせ取付けます。

②ホイールナットを全てのボルトに仮止めします。この時にタイヤがぐらつかない程度に締まっている事を確認します。

①フロアジャッキにて再びジャッキアップを行い、車を持ち上げます。

②ジャッキスタンドを取り外し、安全のために置いているタイヤを一緒に外します。

③フロアジャッキのリリースバルブを少しずつ緩めゆっくりとフロアジャッキを下ろします。

【!注意】

リリースバルブはゆっくりと緩めてください。一気に緩めると車体が勢いよく下がり、バランスを崩しやすく危険です。

ジャッキを降ろす前に車体下に何も無いことをよく確認してから下ろしてください。

①タイヤが地面に接していることを確認してください。

②トルクレンチを使い締付けトルクにてホイールナットを締めてください。締付けトルクは車種ごとに異なります。取扱説明書か自動車メーカーに確認してください。

③全てのタイヤのナットを締めたことを確認のうえ10kmほど試走しホイールナットに緩み等、異状が無いことを確認してください。

タイヤ交換と一緒に空気圧の確認をお勧めします。タイヤの空気圧が減っているとタイヤの変磨耗や燃費の悪化の原因となります。

①車ごとに違うタイヤの指定空気圧を確認します。

②タイヤゲージを使ってタイヤの空気圧を確認します。

③指定空気圧に達していない場合はコンプレッサーにて空気を入れます。

タイヤ交換を行う場所は「水平で強固な場所」を選んでください。又、ジャッキを扱うため、加重がかかった状態で沈み込まなくジャッキが進む強固な地面である事を確認してください。

水平で強固な場所(可)

傾斜した場所(不可)

傾斜した場所(不可)

強固な地面(可)

柔らかい地面はめり込んで進まない(不可)

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

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