2021年05月30日
by DCM 編集部 |
公開:2021.05.30 08:00 更新:2021.10.04 16:23
皆さんがいつも掃除をする際に、必ずと言っていいほど登場してくる掃除道具といえば、掃除機。この掃除機の使い方は人それぞれ違うと思います。今回は、正しい掃除機のかけ方や、掃除機に関する豆知識を紹介していきます。普段何気なく使っている掃除機に対して考え方が変わるかも!?
普段、掃除機をかける時間は何時ごろが多いですか?実は掃除機をかける際に、最適な時間帯があるのはご存じでしょうか。それは午前です!時間が早ければ早いほど良いのです。
床が汚れる原因のほとんどはホコリですよね。そのホコリは、人間やペットの動きによって家の中を浮遊します。夜になり皆さんが就寝している間に、ホコリもゆっくりと落ちていき一日の動きを終えます。つまり朝(午前中)は、ホコリが床に一番溜まっている為、掃除機がけに最も適している時間帯というわけです。
ここで、より効果的に掃除をするコツを紹介します。それは、掃除機をかける前にフローリングワイパーやウエットシート等でホコリを拭き取っておくことです。掃除機から出る微かな空気でせっかく溜まったホコリが舞い上がってしまうのを未然に防ぐためです。ぜひ2段階の掃除を心掛け、朝から床をピカピカにしましょう!
他にまだ寝ている家族や近隣の住民に配慮する時間帯に事前の拭き掃除を行い、1段階目の掃除を始めるのも、掃除機を効率的にかけるポイントかもしれません。
床のホコリを拭き取るなら朝が良いと紹介しましたが、和室のお掃除は夜が良いのです。朝と真逆ではないか…。その理由を説明していきます。
和室といえば畳ですよね。畳にはダニが潜んでいます。ダニは暗くなるとエサを求め、畳の表面に出てくるという夜行性の特徴の持ち主なのです。つまり夜に掃除機をかけると、ホコリと一緒にダニも吸い取れるというわけです。
夜に掃除機をかけるのは抵抗がありますよね。そんな方にオススメなコツがあります。それは夜のような環境を作ってダニを動き出させる方法です。部屋の電気を消したりカーテンを閉めたりして部屋を暗くし、ダニに「夜になったよ~」と思わせます。1時間後くらいに勘違いして出てきたダニを掃除機で吸い取りましょう!
掃除をしようと思ったらまず、窓を開けがちですよね。実は、この行動は効率を悪くさせているのです。ホコリに関する掃除機がけのことを知った皆さんはもう理由がわかってしまうかもしれませんね!理由は、掃除中に窓を開けて換気をしてしまうと、外からの風でホコリが舞い上がってしまうのです。これでは朝に溜まったホコリも、元気に部屋中に舞ってしまいます。掃除中はなるべく窓を閉め、全て掃除が終わったら窓を開けて換気をすることをオススメします。
どんな部屋も掃除機をかける際の基本は、部屋の奥の方から手前の方へ掃除機をかけることです。その時に、前に向かって掃除機をかけると、ホコリが足裏に付いていた場合、せっかくキレイにした床に落ちてしまう恐れもあります。掃除機は部屋の奥から後退しながら掃除機をかけ、入口へ向かいましょう。
そして掃除機は、押す時よりも引く時の方がゴミを吸い取ってくれます。その為、この動きが効率良いのです!掃除機を往復させると思いますが、たいてい引くときにゴミを吸い取っています。引く時に意識してゆっくりと掃除機をかけてみましょう。その際は、掃除機の接地面と床は平行にすることでより吸引力を高めます。
掃除機がけのポイントは「奥から手前へゆっくりと平行に引く!」です。
一般的なノズルはT字型のヘッドかと思います。よく吸い取ってくれるのは中央部分です。掃除機をかけた部分を少し重ねて次をかけると、より多くのゴミを取ることができます。これは雑巾がけなど他の掃除にも使える知識ですので覚えておくとムラなく掃除ができます!
フローリングや畳は、目に沿って掃除機をかけることをオススメします。溝にゴミが溜まりがちなため効果的です。逆にカーペットは、目に逆らってかけましょう。毛と毛の間に潜んでいるホコリやダニを吸い込み易くなります。様々な方向に掃除機をかけると良いでしょう。
力を入れて掃除機をかけなくても大丈夫です。腰が曲がって体にも悪いですし、床や壁を傷付けてしまう恐れもあります。何より吸引力が落ちます!掃除する箇所におおよそ5秒かけて往復させると細かなゴミもより多く吸い取ってくれるでしょう。壁際のゴミは、壁に止めて吸い取らせるのも良いですよ。背筋を伸ばし、楽な体勢でリラックスして掃除機をかけましょう。
掃除機からコードを引っ張り出すと、黄色のテープと赤色のテープが貼ってあるのをよく目にすると思います。果たして、どうして貼ってあるのでしょうか。その疑問をスッキリさせます!
・黄色のテープは、この位置までコードを伸ばしてください。という目印になっています。
・赤色のテープは、これ以上コードを伸ばせません。という目印になっています。
実はこの黄色と赤色のテープの目印は、JIS規格で次のように定められています。“コードリール式のものは,コードの終端部に容易に取れない方法で黄色及び赤色の印を設け,かつ,コードを全て引き出したとき,赤印は器体の外に完全に出ていなければならない”そして黄色と赤色のテープの位置の間隔についても、800mmと記載されています。
コードを黄色のテープの位置まで引き出さないと、コードが掃除機本体内で熱を持ってしまい危険です。黄色の位置まで引き出せば、掃除機にも優しいですし何より掃除をかける範囲も広がるため一石二鳥でしょう。
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んで、一つでも多くの知識を吸い取ってください。
部屋にも体にも優しい使い方で、楽に効率良く掃除機で部屋をキレイにしましょう!
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